乾燥にかかった時間

今日は神社の祭日でした。
微妙にお参りが少なくて、ただポツリポツリなので、休む時間はない感じで、帰って疲れてしまいました。
夕方、コンテナを回送しようと思ったのですが、家に帰ってごろごろしたら、そのまま寝てしまって、起きたら 20 時すぎでしたが、とりあえず、回送だけはしておきました。

それで、乾燥の件です。

今回、36 カゴを乾燥させたわけですが、どれだけ時間がかかったのか、というと 2 週間かかってしまったようです。

前回、乾燥を終えたのが 1/7 だったんですが、入れ替えなどがって、実質乾燥を開始したのが、1/12 です。
1/25 の時点で仕上がっていたわけで、そういう意味では、1/22 までに乾燥していたということですね。

途中、バッフルが焼け落ちるとかのトラブルもあったわけで、安定して運転できていないのですが、運転日数的には、9 日間、ということになります。
夜間は停止しているため、釜を温めるのに 2 時間のロスがあり、実際の運転時間は 6 時間といったところなので、56 時間の連続運転、2.3 日に相当するかなと思うのですが、そういう意味では、メーカーの言う 2, 3 日という数字はあながち嘘ではないように思います。

いずれにせよ、安定して稼働させることが喫緊の課題であり、差しあたって二つの大きな解決すべき問題があります。

そもそもの問題の根っこはチップの品質です。
サイズが不揃いの問題、微粉末の問題、そして、バッフルが焼け落ちるのは、チップの含水率を含んだそういう問題の延長線上です。

まず、サイズが大きすぎる問題は、天皇陛下ご即位記念号である程度解決しているんですが、そこで大きすぎて弾かれたもの、巻きの生産過程で生じた木屑が大量に発生する問題があり、差しあたっての小型のチッパーを買ってきたわけです。
とりあえず、破砕はうまくできたので、後は微粉末をどうするか、という問題が残ります。

また、チップ自体、高いものを買うわけにもいきませんので、バッフルの側をどうにかするしかありません。
バッフルなしで運転すると、今度は火室内の空気の流れの問題か、燃焼温度がうまくあがりませんでした。
これに関しては、間に合わせになりますが、単純な形状に変更して、ステンレスの厚みを増やして試作して、対処するしかないかなと思います。

次の注文ですが、この調子で行けば、次の釜は 2/10 頃に仕上がるわけです。
そして、その次は 2/24 までかかります。
これではお話になりません。

バッフルの方は効率が悪い程度ですが、チップの詰まり等で停止する問題は 24 時間運転ができないため、そちらを早々に解決して、2,3 日、とは言わないものの、一週間(5 日, 入れ替えの時間が必要なので実質 4.5 日)では乾燥させるサイクルを確立したいと思います。