一般的な階段作り

今日は午後から春祭り・祈年祭でした。

祈年祭は「きねんさい」と読みます。
米のことを「奥御年(おきつみとし・おくつみとし)」ともいうんですが、米を始めて、五穀豊穣、ひいては工業・商業など、あらゆる産業の振興を祈念するお祭りです。

松山はチャイニーズウイルスが蔓延して大変な状態ですので、直会もなく、少し話をして解散となりました。
それで少し話をした内容についてです。

K さんが先日松山に来られた際に一緒に S さんが来られたんですが、この方、林道をつけたりの森林整備のスペシャリストということで、これからの薪屋さんの事業計画について、アドバイスをいただいていたんです。
その際に 30 丁程、スギやヒノキの針葉樹の山を集めて、計画を立てて、認定林業事業体になりましょうという話があったんです。

それで、もう少し低地のお祭りでも話をしたんですが、そちらはそれほどの面積の山がないよということだったんですが、流石に五明まで上がると、多分あるということで、総代さんの山もかなりあるようで、森林組合の担当の方を聞いたので、月内くらいに一度相談に行ってこようと思います。

こういう言い方は不適切かもしれませんけど、現状、うちはビタ一文補助金を受けていないのですが、補助金を受けている他の事業者さんと、公平・平等に価格競争をすることができません。
林業機械を次々に導入している会社とかあるんですが、どう考えても、木材の値段から逆算すると、機械を購入できるわけなどないし、うちと違い輸入して安く済ます、というノウハウもないでしょうから、お金の出どころといったら、宮崎県なら盗伐かもしれませんが、補助金くらいしかないと思うんです。
県庁の資料で見たら、やはり認定林業事業体に名を連ねていました。

まあ、スギやヒノキは薪にはならない気もしないでもないんですが、チップの生産も始めたいし、帰りに別の総代さんのところに行って、薪やチップの材料になる原木の中間土場の候補地を探してほしいとお願いしました。
でもまあ、買わないとダメかもと言っていたんですが、土砂崩れとかの際の責任の問題もあるし、そうなるとなかなか難しい感じです。

愛媛県の場合、愛媛県土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例 というのがありまして、3,000m2 を超えて山林を造成することが規制されているます。

その次のハードルとして、工場立地法 というのがあって、工場の面積が 3,000m2, 敷地が 9,000m2 を超えると引っかかるのです。

それ以前に、山の真砂土を採掘してつつ谷に残土を埋め立てしても、それだけの面積を平らにするのには、かなりの時間を要するので、早くかからないと生きているうちには工場ができないわけで、もちろんお金を払えば早くできるんでしょうが、お金をもらって(少なくともタダでは)、工場用地にしないと、薪ビジネスは単価が安すぎて成立しません。

千里の道も一歩からというので、まあ、風呂敷を広げるのは大概にして、少しづつ前に進んでいければと思うところです。

それはそうと、階段の作り方を調べています。
そうしたら、とても為になる(と思う)チャンネルを発見して、楽しくてずっと見ています。

スライド丸鋸で、厚めの板を挽くときに、ちょっと変わった刃の入れ方をしているんで気になっていたんですが、ちゃんと理由があって、普通にやるとキックバックが起こることがあるけど、それを防止するためだとか、素人にもわかりやすく説明してくれていて、ありがたいです。

ビスの打ち方にしても、楽に木口が割れないようにするコツだとか、本実の板の止め方で、逆に止める場合、実にボンドを塗っておくとか、こういうのって、知っているのと知らないのとでは大違いですよね。

桁にしても、節を如何に隠すかとか、自分だったら全く気にしないで適当にやると思うし、色を見たりして順番を決めたり、プロにはプロの細かな気配りがあるのだと感心しきりでした。

丸太小屋のキッチンですが、19 日に納入となりました。
II 型キッチンになったんですが、シンク側には食器洗い機が着くので、その電源が必要です。
コンロ側はレンジフードがあるのでその電源と、電子レンジだとか炊飯器だとか、そういう機器類のコンセントも増設しておいたらと思います。
でも、10 年も前のことですっかり回路がどうなっているのか忘れてしまいました。
食器洗い機は 200V なんでしょうかね。
その辺もよく見てみないといけないかなと思います。

明日は、Y くんが手伝いに来てくれる日ではあるんですが、ここ 2 週間くらい、休みらしい休みが全くないので、5 号が可哀想なので、休みにします。自分は仕事をしたいんですが、もう年で、夕方仕事が終わると、気絶するように昼寝(?)といいうか、2, 3 時間寝てしまうので、疲れているんだろうとも思うんです。
もともと頑張らないタイプなので、あまり根をつめると、作業の効率が落ちてしまうのです。

午前中、雑貨の梱包をしていた時に検疫所から書類が戻ってきているので、輸入申告の書類は揃ったので、明日は運賃計算書を作ったり、通関のようの補助的な資料(HS CODE やアイテムの画像などを含めて、HS CODE の根拠となる材質や使用目的を記したもの)をまとめるくらいはしておきたいと思います。

HS CODE って、って方は、以下の動画をご覧ください。

実際には、税関に分厚い電話帳みたいなものがあって、そこで調べるのですが、ネットでも調べることができます。
オンラインなので、新しい情報検索することができ、便利です。

ここまで書いておいてこういうのもアレですが、個人輸入をしようと思っている方がいらっしゃったら、忠告しておきますが、こういう細かな書類はアイテムが 1 点だけでも、コンテナ満載 1 万点あっても、基本的に同じ程度の手間がかかります。
どう分類されるのか(どの HS CODE で申告するのか)ということには、商品に対する知識と、分類(通関)に関する知識と、双方が必要になり、わからない場合、税関に事前に教示してもらう等して、申告することになります。

通関を依頼すると、10,000 円+税の扱い料と、11,800 円〜(大額の場合, 非課税)の料金が発生するんですが、これは 30 万円分の商品であっても、3,000 万円分の商品であっても、同じなんですよね。

だから、自分のように、輸入を今後もずっと継続して行う、という意思がない場合は、個人輸入は代行を依頼したほうがいいと思います。

うちでも商品はかなり限られますが、代行を行なっているので、薪ストーブや薪割り機等なら、一度ご相談ください。
多分、個人で苦労して運ぶよりも、トータルで安くなると思います。