5 号の内職

なんででしょうかね、ゆっくり寝るつもりがいつも通り早くから目が覚めます。
おニャー様はいないので、起こされることはないんですが。。。

今日は、蓼科高原の薪焼きパンを買いに I さんのところに行き、そのあと、軽井沢に薪割り機の配達、午後から十里木に薪割り機の配達です。
十里木は夕方というよりも夜になりそうな予感で、あまり遅くなるとアレなので、富士宮あたりで泊まって、翌日に持ち越しになるかもしれません。
富士宮といえば、やきそばが有名らしいのですが、前回富士宮に薪割り機を配達した際には時間的な問題で食べられていないのです。
まだ宿も取ってないし、まあ、予定は未定ってことですが。

自分は配達で数日留守なんで、その間、5 号は内職です。

FISKARS X25 です。

毎月、売れた数を発注していたんですが、しばらくまともに納品されなくて、気がついていたらバックオーダーが積み上がって、とんでもない量まとめて納品されました。
メーカから 2 本入ったカートン(斧の上に積み上げている空箱がそうです)で納品されます。
大体 100 — 150 本前後で 1 パレットになります。

滅多にない、というよりも、今まで一度だけですし、はっきりいって Amazon の怠慢(梱包が雑すぎた)と思うんですが、スカスカになるような巨大な箱に入れて、緩衝材もろくに充填せずに発送したものだから、シースが外れて届くという事故がありました。
運送会社にも多少の問題があると思うんですけどね。

あと、たまにあるのが刃先の傷だとか、テフロンコーティングの不良で、シースを外して一本一本点検し、ダンボールのカスがついているのでエアダスターで払ってから、ストレッチフィルムでシースを固定するのです。

ちなみに、Amazon に作業を委託すると(どこまでするかは知りませんけど)、出荷できるように準備するのにかかる費用は ¥92 /商品なのです。
これには、資材のエアキャップを含みます。
エアキャップの価格ですが、数量:500 枚, 単価:58.5 円でした。
なので、引き算をすると、33.5 円/本ってことになりますね。
一般的な作業員の賃金を 1,000 円とすると、労務費等を合わせると 2,000 円くらいかかりますから、1 時間に 60 本程度処理しないといけません。

このところ数日、5 号はこの作業をしているように思うんですが、写真に写っている量は 16 本入 x 14 カゴとのことなので、Amazon に委託すると 7,504 円で済む上、こちらの人的リソースも要らず、場所もすぐに空く、というメリットがあります。

でもなんで委託しないのか。

委託したら、商品の知識がない人が作業をしますから、細かな不良を見落とす可能性が出ます。
シースが外れないように固定したりはしないでしょう。
このことで、多少不良品の出荷事故が起こるかもしれません。
経済性を考えると、不良品は 0 にはできないし、0 に近づけようとすると、どんどんコストが跳ね上がります。

ただ、この検品作業こそが、FISKARS の X25 から、Hearth & Home 暖炉家(だんろや)の FISKARS X25 になる瞬間だと思うんですよ。
まあそんなこんなで、この作業だけはアウトソースする気はないんですよね。

倉庫というか、車庫というか、作業スペースが狭いので、かなり低い位置に限界はあると思うんですが、工夫をして対応していこうと思います。