トレーラヘッドが壊れる

配達に出発したわけですが、与島を出るとき、エンジンが一瞬かからなくなりました。
Check Gear selector System at next stop と表示され、ニュートラルに切り替えられないので、エンジンが始動できません。
電源をシャットダウンしてかけ直すとすんなりかかったんですが。。。

そのうち、自動走行している時に、突然おかしな変速をするようになりました。
10 速から 11 速に入れるべきところで 13 速に入れようとするんですが、12 速までしかないので、当然入らずニュートラルになり、エンジンを空ぶかしして 2,500rpm まで上がってリミッターがかかって、再度 10 速に入れる、みたいな挙動を時たま繰り返すようになりました。

再現性を確認すると、自動運転で変速をするタイミングで発生するので、完全手動に切り替えたんですが、この場合、一切勝手に変速はないはずなんですが(ただし、クラッチ操作はなし)、それでも勝手に変速をします。
よく観察すると、ジジジみたいな異音がコイントレーの下からして、その音がしたしばらく後に、おかしなシフト操作が発生することに気づきました。

そうすると、ニュートラルになって、アクセルを抜かないとレブるので、音に注意して運転すれば良いので、騙し騙し走って、朝方、指定時間まで待機して仮眠を取るスペースに辿り着いたのでした。

しかし朝起きると、ニュートラルに入らず、エンジンをかけられません。
仕方ないので、コイントレーを引っ張ると、外れて、ヒューズボックスが出てきました。

黒い物体がありますが、どうやらリレーのようです。
コンピュータからの信号で、リレーにより、空気でギアを選択するアクチュエータを駆動しているようで、振動などで勝手に接点がつながることが不具合の原因のようです。

音の出るあたりのリレーを引っこ抜いて、別のところのリレーと入れ替えると、一発で治りました。
ただ、朝早くてディーラーさんは電話が繋がらず、営業時間になってからサービスマンに尋ねると、予備にリレーはないということなので、後で部品を買いに行くことにしました。

肝心の配達ですが、なんとか時間までには荷下ろしの倉庫に到着し、雨もいいタイミングで上がって、残り 4 袋くらいで降り出したのですが、大部分は曇りと小雨くらいで 2 時間かからずに下ろすことができました。

半分おろして、次の配達先に向かうのですが、ちょうど途中にディーラーさんの工場があるんです。
リレーは 1,620 円でした。

それで気づいたことは、写真を見ての通りなんですが、リレーには 2 種類あって、正方形の大きいのと、長方形の小さいのとがあって、正方形の方は、24V と白い文字で書いてあるものとそうでないものがある、ということです。
壊れたのは 24V と白い文字で書いてあるものです。
ひとつ違うものがありますが、新しく買った部品も、デザインが違っていたので、おそらく新車の時からついているのが 24V と白い文字で書いてあるものなのでしょう。
いくらもしない部品だし、予備もない、壊れると結構深刻な問題を引き起こすので、予備のリレーとヒューズを一式、積んでおいた方が良いように思いました。

しかし、雨の影響でしょうが、道がひどく混んでいて、ついたら 20 時前で、真っ暗です。
残りの薪は、明日、下ろしたいと思います。