フライパンの育て方動画

ちょっとくどい喋りと、全体的に濃い感じで、料理人としては不衛生そうに見えてしまって損してそうな、幸せに生きると書くそうなコウセイ校長のお料理動画です。
ものすごく楽しいですよ、この人の動画。
でも、自分は、料理はしませんけど、基本的に。

それで、シーズニングなんですけど、どうやったらうまくできるのかなと思っていたんですが、この動画で説明されている理屈がすごくわかりやすかったんです。

まあ、流石に赤錆、黒錆は、中学生レベルで知らない人は皆無でしょうからすっ飛ばすとして、油には種類があって、

  • 乾性油(ヨウ素価 130〜) — ひまわり油・アマニ油
  • 半乾性油(ヨウ素価 100〜130) — 大豆油・コーン油
  • 不乾性油(ヨウ素価 〜100) — オリーブ油・ラード

に分類されるそうなんですけど、ヨウ素価というものが肝だということです。
ヨウ素価の高いものほど、乾いて固まりやすい、油絵具のように固まるわけですね。
だから、シーズニング=油でコーティングするには、乾性油を使うと良い、ということのようですね。

各油のヨウ素価について、以下のページにまとまっていました。
上記、動画からの引用とは若干分類が違います。
ヨウ素価とは何かという説明もなされていますので、気になる人は確認してみてください。

ちなみに、ロッジは工場でシーズニングする時には大豆油を使っているそうです。

それと、シーズニングする際の油の温度ですが、170°C 程度のようです。
この温度はかなり重要なようですね。
また、一度に油を厚く塗るのは良くないようです。

今のところ、ロッジの鉄フライパンもいい感じではあるんですが、今後、シーズニングをやり直すことがあれば、今回の知識を試してみたいと思います。
すごく良い情報だと思うので、今後出荷するロッジ製品にもこの動画の紹介 URL を入れておこうかなと思いました。
まあ、重合と重層を言い間違えているみたいですけど。

全然売れたことないんですが、一応ロッジの鉄フライパン、扱っております。
シリコンハンドル(普通はついてこない)もついていますので、家庭でも素手で使えますよ。