水質検査の結果は飲用不適

ここのところ調べていた軟水化の話の続きです。

軟水化する場合ですが、当たり前の話のとして、どれくらい水が固いのかということ、そして、どれくらい水を使うのか、これの掛け算で軟水化するための装置の大きさ(イニシャル)、ランニングコストが変わってくると思うのです。
なので、まずはそれをはっきりさせようと思い、愛媛県立衛生環境研究所 さんに水質の検査を依頼していました。

水質の検査自体ですが、毎日というわけではなく、実施日が決まっていて、前回は 8/16 でした。
菌等の検査もあり、時間が経つと正確でなくなるとのことで、専用の容器に検査の直前に水を組む必要がありました。
8/13 に専用容器等を取りに行き説明を受け、8/16 の朝、しばらく水を出し続けた後に汲んで、神社の祭日のため 5 号に持って行ってもらいました。
うちの場合、蛇口などにミネラル分が固着する際、若干青緑っぽい色がつきます。
緑青(ろくしょう)だと思うのですが、念のため、銅の含有量も追加で調べてもらうことにしました。
費用は、銅の追加もあって、14,000 円弱でした。

問題があれば電話します、ということだったんですが。。。
電話がありました。

取り急ぎ、飲まないようにということで、原因としては、亜硝酸ナントカ、ということです。
今まで学生で上京し、その後会社勤めをして戻るまでいなかったものの、それ以外はずっとこの水で生きていていたんで、30 年は飲んでたと思います。
毎年検査するようなことはありませんでしたが、今まで問題が出たことはありません。

それでざっと調べてみたんですが、

硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素(以下「硝酸性・亜硝酸性窒素」という。)は、平成11年2月に水質環境基準健康項目外部のサイトに移動しますに追加され、平成13年7月から水質汚濁防止法に基づく排水規制も実施されています。
 近年、本道でも農業地域における硝酸性・亜硝酸性窒素に係る地下水汚染が顕在化してきており、対策の実施が急務となっています。

ということのようです。
農業が原因のようですね。

現実問題、因果関係は明白でも、どの行為者が飲用不適の結果を引き起こしたのかまでは特定することは難しく、また仮に特定できたとしても、法の不遡及があるので、平成 13 年以前の汚染行為について、責任を問うこともまた難しいと思いますので、要するに、泣き寝入り案件、ということになります。

一応水道は来てはいるんですが、接続するとなると数百万円単位の工事が必要になります。
また、当たり前ですが、水道代がかかります。

軟水化以前に、水質の問題があるので、当面は飲用水に関しては買ってこようと思いますが、汚染物質の除去方法を調べてみる必要がありそうです。
現実的な解決策としては、家丸ごと浄水を使う必要はないので、まず、軟水化装置で除去できる範囲でミネラル分等を除去し、その後、シンク下等に RO なり、問題となっている窒素系の汚染物質を除去可能なフィルタ装置を取り付けたらと思います。

ざっと調べたんですけどね、99% 除去を謳っている濾過装置、フィルタだけで 10 万を軽く超える金額でした。

まだ熟読しているわけではありませんが、除去の方法として、以下のような方法が挙げられています。

これによると、イオン交換、逆浸透、電気透析といった手法がうちの場合適しているように思われます。
汚染物質の量等、詳細は郵送で戻ってくると思うので、対策について、今後検討していこうと思います。