ダイソーの電子ペーパー付き電卓をゲット

今日は、というか、今日も、というか、入荷した雑貨類を仕分けたり、検品して梱包したりでした。
で、その作業に便利かなと思っていて、欲しいと書いたダイソーの電子ペーパー付き電卓ですが、ゲットしました。
550 円也。
思った以上にサイズが小さくて、もっと大きいと思っていたので、なかなか見つけられませんでした。

こんな感じで、出荷の伝票を作るときに、箱の重さやサイズを測って、3 辺の合計サイズを計算するので、電卓付きだと便利です。
暗算がすごく苦手なもんで。。。
せこい話ですが、Amazon の FBA パートナーキャリア(ヤマト運輸)と、契約しているゆうパックとで料金体系が異なり、120 サイズくらいまではゆうパックの方が安いことが多いのです。
パートナーキャリアは料金を表示してくれるのですが、ゆうパックは自分で計算しないといけません。
一度に数百円の差額があるので、もう元は取れた感じです。

電子ペーパーですが、とても見やすいです。
どういう原理かちょっとわかりませんが、直射日光が差し込む写真のような環境でも問題なく見えます。

で、問題点というほどではないのですが、電卓部分と電子ペーパー部分でそれぞれ電池が必要で、電池サイズが違うのです。
電池がなくなったら、交換の際に違うサイズをそれぞれ買わないとなのは面倒臭いですね。

あと、計算というのは、単なる足し算なので、筆算であれば流石に自分でも間違えないと思うのですよ。
電子ペーパー部分のサイズが小さいので、ちょっとしたメモとかなら問題ないんですが、たまにネットというか youtube なんかでなんとか小学校の入試みたいな面白そうな計算問題とか、書きながら出ないと宙では計算できないんで、そういうケースだと、同じ 550 円なら、タブレットくらいの大きさのある電子ペーパーのみの方が良かったかなとも思います。

耐久性とか、電池の持ちはこれから判明すると思いますが、なかなか良い買い物でした。

あと、とても興味深い tweet を見たので、紹介します。
とてもマニアックな話なんですが。。。
シールテープの巻き方から始まった話が、管用ネジの歴史的な変遷に発展していきます。

詳しい話は一連の tweet を見て貰えばと思いますが、どうして NPT が漏れやすいのかという部分について、つまり、なんでネジの溝にシールテープを紐状にして巻き付けているのか、ということについて説明されています。

でも、日本国内は基本的に BSPT(R/Rc, 旧 PT)なので、はっきり言って、溝にシールテープをねじ込む必要なんてないし、シールテープってある程度幅があってネジサイズによってはシールテープの幅の方が太いくらいですから、そもそも 1/2 ずらしつつ巻くなんて芸当は不可能なんですけどね。

実際のところ、NPT でもシールテープをちょっと多め、3 — 4 回ほど巻いてやれば(短期的には)漏れたことはないんですが。
ブレイブ(Brave)の 20t は NPT だけで、かなりの数組み立て、動作確認をしたんですけど、流石に何年も使っているわけではないので、時間が経ったのちにもれないのか、ということまでは追いきれていない部分ではあります。

なんで NPT が BSPT(R/Rc)よりも漏れる可能性が高いのか、という部分については、BSPT のネジの形状と、NPT のネジの形状の違いにあるようです。

BSPT, 要するにウィットネジというのは、ネジ山の角度が 55° で山が丸く、谷も丸い。

ところがメリケンは、55° なんてめんどい、丸くするのもめんどいから山の頂点を削って平にしたんでいいんじゃない?、みたいな手抜きを始めて、結果出来上がってきたのが NPT ということのようです。
この手抜きによって生じてしまったのが、スパイラル状の連続した空間であり、これが漏れる原因に。
その対策がこちら。

とまあ、こういうわけでして、結論を手短に書くと、国内で普通に流通している R/Rc については、シールテープを 2 回も巻けばもれません。
NPT でも最近のものは精度が悪くないので、流石に麻縄をねじ込むまでしなくても、シールテープをちょっと余分に、3 — 4 回も巻けばもれません、多分。

ただまあ、確実に漏れなくしたいならケミカル使った方がいいかなとも思いました。
少なくともシールテープよりは原理的に効果が高いと思いますし。

お値段も。。。お高い。

あったらいいなという程度のものなので、ゆっくり船便で取り寄せようと思います。