続・薪乾燥機の断熱材をどうするのかという問題

薪の釜の本体の骨組みです。
オールステンレスです。

120°C で運転をするので、断熱はかなり重要です。
熱は、内外の差に比例して逃げるので、外気温が 20°C の場合、70°C で運転する釜と 120°C で運転する釜とがあれば、温度差は 50°C : 100°C なので、2 倍熱が逃げやすい、ということになります。

それと、目下の最大の問題は、国内で売られている現場吹き付けタイプの断熱材が大体 80°C くらいまでしか性能を保証してないという点です。

前々から調べていたことではあるんですが、もともとはウッドバッグの耐熱温度が概ね 80°C くらいで、かつ、ボイラーは人力でくべるタイプを使う予定だったため一旦お湯を沸かして水に熱を蓄える、ということを考えていたので、70°C くらいまでで乾燥させる予定だったのと、すでに箱になっている海上コンテナを加工するため、普通のボードを内側に貼る(捨てる時にウレタンを吹き付けていると鉄の価値を毀損するため)予定だったのです。

一応 ネオマフォーム の場合、メーカ的には 100°C ですが、JIS A 9511 に記載されている温度は 130°C となるので、ちょっと微妙なところです。

100℃以上で長期間使用すると、熱伝導率等の物性の低下や変色・変形等を生じます。常時、使用温度は100℃以下とするように弊社では定めております。なお、JIS A 9511に記載されている使用温度は、フェノールフォームの場合、130℃以下と規定されています。

今回は別に薄くする必要はないので、無難なところでは、やはりロックウールでしょうか。

厚みはさておき、サイズは 605W x 910L しかないようです。

We would like to insulate the walls and the roof with 9-12 cm of isulation.
Some of the bigger spaces which need to be isulated have the folloing rough dimensions:
(1) 32 inches x 150 inches (80 cm x 370 cm) – 20 openings – aprox 6 m3 of insulation 10 cm thick
(2) 32 inches x 60 inches (80 cm x 150 cm) – 2 openings – aprox 0.3 m3 of insulation 10 cm thick
(3) 15 inches x 150 inches (40 cm x 370 cm) – 4 openings – aprox 0.6 m3 of insulation 10 cm thick
(4) 40 inches x 160 inches (100 cm x 400 cm) – 2 openings- aprox 0.8 m3 of insulation 10 cm thick
(5) 47 inhes x 60 inches (120 cm x 150 cm) – 1 openings – aprox 0.2 m3 of insulation 10 cm thick
(6) 19 inches x 468 inches (50 cm x 1200cm) – 6 openings – aprox 3.6 m3 of insulation 10 cm thick

ということで、

(1) (1 x 910) x (6 x 605 = 3630), 6 枚 x 20 = 120 枚
(2) (1 x 910) x (2.5 x 605 = 3630), 2.5 枚 x 2 = 5 枚
(3) (1 x 605) x (4 x 910 = 3640 < 3700), 4 枚 x 4 = 16 枚
(4) (2 x 605 = 1210) x (4.5 x 910 = 4095), 9 枚 x 2 = 18 枚
(5) (2 x 605 = 1210) x (2 x 910 = 1820), 4 枚
(6) (1 x 605) x (13.25 x 910 = 12057.5), 13.25 枚 x 6 = 79.5 枚 = 80 枚

都合、243 枚必要な予感です。
ドンブリで大体 250 枚だとすると、

価格 13,500 円 (税込) で、4 枚なので、843,750 円もかかります。(送料は含まない)
0.605 x 0.910 x 0.1 x 4 = 0.22022m3 で 13,500 円なので、立米あたりだと、61,302 円です。

アホくさ。

仮にグラスウールだと、

が、5 枚で 価格 6,000 円 (税込 6,480 円) 送料別 送料 1,620 円で、都合 8,100 円/5 枚なので、約 40 万程かかるということになりますね。

0.605 x 0.910 x 0.1 x 5 = 0.275275m3 で 8,100 円なので、立米あたりだと、29,425 円です。

思った以上にかかるもんですね。

もう少し良く調べてみたいと思います。

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4 thoughts on “続・薪乾燥機の断熱材をどうするのかという問題

  1. 結局、グラスウールにしようと思っています。
    坪 5,000 円くらいのようなので。
    耐熱的にも OK ということでした。

  2. セルロースファイバーはどうでしょう?断熱欠損も少なくできそうですし。

  3. セルロースファイバーですが、コストが掛かりすぎると思ってます。
    家だといいのかもしれませんが。
    どれくらいの温度まで行けるものなんでしょうかね。
    ホウ酸が練り込んであるから燃えないということではありますが。

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