ICC 社の Excel 煙突の謎、解明

Excel 煙突に磁石がくっ付く件ですが、謎が明らかになりました。まあ、そうではないかとおよそ見当はついていたことでありますが。

Excel 煙突ですが、内側が 304 ステンレス、外側が 434 ステンレスで、素材を使い分けている、ということでした。

自分が導入した時よりも、今は製品のクオリティが向上して、シームレス溶接技術、というものを用いているとのこと。これにより仕上がりがより美しくなったそうです。

以前、Excel 煙突が、カナダの厳しい安全基準を満たす「唯一」の製品だ、ということを書いたと思いますが、そのカラクリ(?)についても教えてもらいました。

Excel 煙突に充填されている断熱材は、元々はかなりの厚みがあるもので、それを均一に圧縮して、防火性能の確保するそうなのですが、その時に、ソフトさを残した状態を維持するそうです。この加減が非常に難しい、とのことです。

また、永続的な性能を維持する上で、経年劣化に耐える意味においてソフトさが失われないように製造されているそうです。

このソフトさは、煙突火災などの高温にさらされて場合でも、断熱材がソフトで、内側のライナーの熱膨張に追随しやすく、これにより、たとえ煙突火災に見舞われもなお、煙突性能の維持が可能となっているようです。
(実際に煙突火災が生じた場合には、検査が義務付けられている、とのことです)

Excel 煙突は、我が国で一般的に販売されている断熱煙突よりも大幅に安価ですが、安全性や耐久性を軽視しているというわけではなく、寧ろ、同等か、それ以上の耐久性や安全性が約束された製品のように感じました。

シームレス溶接については、前回は時間がなくて、よく観察することができませんでした。
機会があれば、うちの Excel からどのように進化しているのか、確認してみようと思います。

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