超高速で枝を加工できる製造機 Branch Logger RP200

超高速で枝を加工できる製造機 Branch Logger RP200 Super の中古が出ました。
£3,000 が希望価格のようですが、新品の価格がコンベアなしの無印が £3,750 – £4,100, 油圧コンベア付 Super だと £7,000 – £7,150 くらいです。

RP200 SUPER PRO with hydraulic conveyor
INNER WIDTH 300mm
INTERLINE SPACING 200mm
BLADE THICKNESS 15mm
THE DIAMETER OF THE GEARS (hardened by induction) 340mm
COVER THICKNESS 20mm
POWER DEMAND (at the PTO output) Min – 70HP Recommended – 150HP
LENGTH OF CUT BRANCHES 3 knives on the shaft : 18-30cm, 4 knives on the shaft : 15-25cm
MAX DIAMETER OF CUT BRANCHES (at recommended power or above)
FRESH SOFTWOOD UP TO : 170mm
FRESH HARDWOOD UP TO: 160mm
DRY HARDWOOD UP TO : 150mm
RECOMMENDED PTO SHAFT SPEED 540 per min

うーん、K さんには油圧ホースが見えるから、油圧駆動かもといったんですが、コンベア駆動用で、本体はやはり PTO ですね。
出力も最低 70HP 必要で、油圧ポンプの効率を 70% と見積もると、ベースマシンの出力は 100HP くらい必要になると思います。
うちで一番大きいのが Yanmar SV100, 3.3L で出力が 69.5HP ですから、最大出力でも足りません。
Bobcat S130 は図体の割に高出力で、クボタの 2.5L エンジンなんですが、出力は 46HP で、これも足りません。
ロスもバカにならないので、このためにベースマシンを用意するなら、普通にトラクタ PTO を使ったほうがいいように思います。
ただトラクタも 70HP 以上ともなると、相当の値段になります。

処理速度の方はというと、まあ、見ての通り、超高速です。
動画撮影のために条件を整えたとしても、爆速というしかない、鬼のような速さです。
いうまでもないことですが、処理は早くても、材料を供給する側が追いつくかどうか、というのは別の問題ではありますが。
とにかくとんでもなく早く枝を片付けることができるのは確かですね。
できたものが製品として売れるかどうかはさておき、林地残材として捨てていたものを減容+木質燃料化でき、本体がかなり安め、というのは利点かなと思います。

ガソリン代がじわじわ値上げ

今日は午前中は夏越の後片付け(5 号がやってくれました)と、書類仕事でした。

米国からの荷物が届かないと思っていたら、書類が揃っていなかったようで。。。
モノ自体は 1 月とかに手配したのですが、すでに半年以上滞留しています。
すでに在庫が切れているものもあるし。。。
というか、今年の冬の仕入れをまだしていないので、これも急いで手配しなとまずい感じです。

それはそうと、この間に配達に行った時に、香川のガソリン価格が高くてびっくりしたんですが、うちの近所の会員登録しているちょっと安めのスタンドから、値上げの LINE がきていて、ちょっとよく見てみると、愛媛でもこのところじわじわと値上げが続いているようなのです。
さらにガソリン価格を抑えるための元売りへの補助金も 9 月末で終了という話もあったりします。

燃料の高騰がどの程度薪の価格に影響するのか、検討する必要があるので、薪の製造でどれくらい燃料を使っているのか、ちょっと考えてみました。

まず、原木の輸送ですが、片道約 50km ほどあり、平均で 3km/L とすると、軽油を約 30L 消費します。
次に荷下ろしですが約 1 時間程度かかりますが、リース屋さんの資料(PDF) を見ると、3 トンクラスだと、4L/h くらいですが、うちのは古いので 5L くらい使うかもしれません。
荷下した後の整理等もあるので、2 時間で 10L くらいかなと思います。
都合 40L くらい燃料を消費します。
整備(エンジンオイル、タイヤやゴムクローラー, etc)は、燃料と同程度コストがかかるので、費用としては 80L ということになります。
これで概ね 12 — 16t の原木が輸送できるのですが、平均 14t とすると、生 1t あたり 5.7L 相当が必要なことになります。
乾燥後の歩留まりを 50% とすると、11.4L に相当します。

次に薪割りです。
ここは委託している部分もあるのですが、自分たちで割ったケースで考えてみます。
まず、製造ペースですが、1 時間に 1t 程度ではないかと思います。
ボブキャットの燃料消費ですが、これも大体 3t クラスと同じとして 5L/h といったところでしょう。
整備コストを加味すると 10L/h ですね。

薪製造機の燃料ですが、ガソリンです。
同クラスのカタログを見ると、300g/h/PS で、14HP なので、4,200g/h ということですが、ガソリンの比重は 0.737 なので、3095.4cc, 約 3.1L/h ということになります。
ガソリン価格は軽油よりも高いのですが、これは税額の違いによるものなので単純に何倍というのは乱暴ではありますが、簡便に済ますためにとりあえず、1.2 倍とします。
すると、軽油相当で 3.7L/h となります。
汎用エンジンのメンテナンスコストは低いので、無視します。

薪割りしたものの乾燥のための横持ちなんかもあると思うのですが、それは無視して、ここまでで都合 13.7L/h なので、乾燥後に換算すると 27.4L となります。

合計で、1t あたり軽油換算で 38.8L 相当の燃料的なコストが発生していることになります。
つまり軽油価格が 1 円変動すると、薪割りまでで 40 円近く製造コストが上がることになります。
横持ちや、積み込み、発生した木屑の処理などでもトラックや重機を使用するわけですから、1t あたり 1 円の変動に対して 100 円くらい負担していただかないと厳しいかなと思うところです。
今のコストって軽油が 1L 100 円だった頃に、相当どんぶりで計算したものなので、流石に 150 円を超えているなら、1t あたりだと 5,000 円くらいコストが変わっているはずです。

そもそも薪は 2kg で、灯油 1L と同じエネルギー価値があるんです。
灯油の値段ですが、安いところですら 18L で 2,000 円を超える価格で、高いところだと、2,500 円くらいします。
平均だと 2,200 円くらいでしょうかね。(122 円/L)
うちの今の卸価格ですが、最安だと(荷姿等の条件による)税込でも 50 円程度になるのです。
灯油よりも 1 割以上、下手をすると 3 割くらい安い状態です。
個人さんの小売価格でも、高いところの灯油くらいの値段なので、流石に無理が出てきました。

いずれにせよ、価格を維持することが難しくなってきたので、薪についても、サーチャージを導入せざるを得ない感じです。
仮に軽油価格 1 円に対して 1t あたり 100 円のコスト増とすると、これを製品に転嫁するとすると 0.1 円/kg になります。
もともと軽油は 100 円くらいで考えていたのですが、去年価格を改定させていただいていて、その時の軽油価格が 150 円前後だったと記憶しているので、軽油が 150 円を超えると 1kg あたり 0.1 円(1t あたり 100 円)加算させて頂こうと思います。
例えば、軽油が 160 円/L の時、12t 納めた場合、12,000 円がサーチャージ(税抜)となる計算です。

原木の価格や、生薪の価格はしばらくは維持してもらえそうなのですが、これも年内くらいで、その先のことはどうなるか全くわかりません。
なので、価格の約束をするの危険かなと思います。
とりあえず、年内の価格ということで、それこそ寿司屋じゃないけど「時価」としかいえない感じです。

燃料高騰の影響を少しでも減らすため、極力電動化を進めたいと思いますが、まあ、電気も原発がきちんと稼働していないので、値上がりはするでしょうし、イニシャルコストがすごくかかるので、一朝一夕には行かない感じではあります。
ただ、スタンドの廃業の問題もあるので、方向性としては、電動化、ということかなと思います。

いろいろ壊れているので修理

今日は午前中は昨日の疲れが残っている感じがあったので、書類を作ったりでのんびりスタートしました。

午後イチ、ボブキャットのシリンダの油漏れの修理を依頼していたんですが、これから行けますと連絡があったので山に登りました。
現場で作業するのではなく、シリンダを外して、工場でバラしてみるそうです。
バラすのに失敗することが多いようなのですが、その場合、必要な部品が増えてしまいますが、その時はその時かなと思います。
うまくバラせればシールキットと工賃だけで済みます。

ついでに SV100 のエアコンを見てもらったんですが、ガスが全くないそうです。
とりあえず、補充してくれたんですが、その時は聞くようになったんですが、しばらくすると効きが甘くなったような。。。
多分激しく漏れているんだと思います。

OilQuick も見てもらったんですが、少なくともシムを 1 枚抜いて様子を見たんですが改善しませんでした。
あまりに壊れすぎて、正直使い物になりません。
他のワンタッチはどうなっているのか気になります。
電気配線なので、力もいらないし、油圧ホースのように圧が抜けなくなって難儀をしたり、オイルが垂れるというようなこともないわけで、トレーラの連結のようにちょっと抜き差しすれば済む話だし、そこまで頻繁に着脱を繰り返すわけでもありません。
電気配線だけ、普通のカプラで繋げばいいと思うんですよ。

ワンタッチではないタイプだと、2,000 円しないので、これなら壊れてもまあいいかで済みます。
断線することもあると思うので、ワンタッチにするとしても、内部的にこういうコネクタを使って、現場で簡単に交換できるようにするとダウンタイムを減らすことができると思いますし。

とりあえず、OilQuick の修理は諦めて、チップを運ぶことにしました。

6 袋運んでおいたので、しばらくは大丈夫だと思いますが、在庫は後すこしなので、これで乾いてくれないとちょっと困るかも。。。

乾燥は順調に進んでいます。
うまくいくと、今週中に仕上がるかもしれません。

次の薪もボチボチできてきているので、早めにボブキャットと SV100 は修理しないとチップが作れないのでなんとかしたいと思いますが、お盆もあるし、ちょっと微妙なところです。

レーシングですが、修理されていました。
が、ズレてますね。
これでしばらくは大丈夫だといいんですが、ダメでもレーシング自体はいっぱい残りがあるので、手間だけの問題ですね。

帰りにコーナンに寄りました。

注連石にの紙垂が時々風雨で破れたり飛んだりするので交換する必要があるんですが、今までは近くの大工さんに借りていたのです。
ところがその方が亡くなってしまい、借りられなくなってしまいました。
ハシゴ自体はないわけではないんですが、普通の長いものだと運ぶのが大変すぎるので、タケノコタイプを買うことにしたのです。
結構高くて 3 万ちょっとしました。

せっかくコーナンにまで出かけたので、ウロウロしていたら、ちょっと思い立ってとあるものを買ってしまいました。
明日の地鎮祭で早速デビューする予定なので、明日報告します。

そんなこんなで、真中です。
絶対外すなと思いながらも、鴨は好きなので、頼んだんですが。。。
まあ、察してください。
不味くはないんです。
でもなあ、サクレと同じ、タコ焼きにタコ以外を入れた感じですよ。
やっぱり普通が一番です。

薪を配達しました

今日は薪の配達です。

瓦パレットで 18 パレットです。

次の 18 パレットを借りて帰ります。

乾燥ですが、ようやく安定しました。
朝見た時は、また失火していたのですが、ブロワーを追加で取り付けてあって、空気の量を臨時で増やしていました。
週末どうなるかわかりませんが、月曜日までに仕上がればいいなと思います。

最近は順調に生産できているので、新しい取引先を募集してもいいのではないかと思っています。
うちの業務用卸売の価格ですが、標準の価格が 1kg あたり 50 円(税別)です。
条件により 46 円くらいまで下がります。
大体灯油 1L の半分くらいの値段です。
MOQ は 10t 以上になります。

こんなことを業者さんにいう必要はないと思いますが、生薪を 1kg あたり 30 円(税別)以上で買うと、うちの乾燥薪を買ったほうが安いことになります。
生だと水を含んで重たいし、その水まで買って、運賃も払っていることになりますから。
その上、すぐに売ることもできない、乾燥させるまでに虫がくったりカビが生えたりすることもあるでしょうから、損益分岐点はもっと低いはずです。
生薪に 1kg あたり 30 円を超えて出しているようならば、当方の乾燥薪をご検討ください。
高温乾燥で芯まで乾いている上、消毒済みのため、安心してピザ屋さんの飲食店にも納品可能です。

なお、燃料価格、資材価格が高騰しているので、近日中に価格は見直す必要が出てくると思いますが、今の所の価格としては、カロリーで考えると灯油よりも安い値段(運賃別)となっています。

今日から 8 月

早いもので、もう 8 月になりました。

というわけで、朔なので神社巡回です。
片付けで総代さんと 11 時に待ち合わせていたので、ゆっくりスタートでした。

昨日、回収しきれていないお供物などを撤下して、8 月前半のお供物と交換します。
今年もたくさんのスイカをお供えいただいたので、配って回ることにしました。

お昼は、クッソ暑いのでうどんにしました。
自分は冷山菜にしたのですが、写真を撮る前に食べてしまいました。
いや、Facebook の美味しいお店に投稿しようと思って、お店やメニューの写真を撮っていたんですけどね。。。
というわけで、今回はうどん自体の写真はありません。

〒799-2652 愛媛県松山市福角町228−3
 
〒799-2652 愛媛県松山市福角町228−3 
 
午後からは法務局に行きました。
この前、倉庫の床を斫った時に出たコンガラの処分を頼んだ際に、時代が時代ですからマニフェストが云々、ということで契約が必要になったんですが、タビーのハンコを押したんですよ。
タビーのハンコは自作なのです。
なもんで、このハンコ大丈夫?みたいな話になって、印鑑証明をくださいといわれてしまいました。
それで、タビーの法人印鑑カードですが、探すんでも見つからなくて、仕方がないので、再発行してもらって、印鑑証明を取りに行ったわけです。
そうしたところ、印鑑カードは発行してないですね、とさらりといわれてしまいました。
うーん、一生懸命探した時間を返して。。。

せっかく街に行ったので、ミニを見に行こうかと思ったんですが。。。定休日でした。

園に行って、明日の配達の積み込みをしました。

乾燥ですが、チップを濡らしてしまったので、安定して稼働せず、また失火して停止したようです。
再起動するも温度が上がってません。
チップを濡らさずに保管する設備が必要です。

帰りファミマによると、新しいサクレを売っていました。
個人的には、普通のサクレ > ゆず > 梨(ファミマ限定) >>> スイカ(ローソン限定) >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> コーラー(セブン限定)、まあ、要するにですね、コーラーはクソまずいといことでうす。
たこ焼きがたこなのと同じで、サクレは普通のサクレが一番です。

チップといえば、製作を依頼していたふるいの試験動画が届きました。

コンベアですが。。。定量供給機能はなさそうです。
ただのホッパー付きのコンベアでした。
まあ、値段が値段だからしたかないのかな。
ここはやってみて、問題があれば、改修が必要になるかもしれません。

あと、ふるいのカバーの丸いものは、集塵機の取り付け部分です。
ふるいは 0.75kW x 2, コンベアは 2.2kW なので、3.7kW です。
うちの発電機は 10kVA なのですが、3.7kW のモータは起動できているので、多分いけると思います。
集塵機まで同時に行けるかは未知数ですが。。。

この機械は濡らすわけにはいかないと思うので、建屋が必要になるように思います。
ボチボチ作っていこうと思います。

早くもバーがかれこれの状態になっています

レーシングの件ですが、将来的な話として、替えのベルトが必要になることもあると思うので、値段を聞いてみたんですが、そしたら、裏側に寸法が載っているから写真を撮って欲しいといわれました。
結構バリエーションがあるのでしょうか。
150*6800 とあるので、幅が 150mm, 長さは 6,800mm のようです。

それで、目立てのためにバーが外して置いてあったので、様子を見てみたんですが。。。
うーん、もうかれこれの状態です。

バーが焼けて変色しています。
オイルの供給に問題があるようです。

あと、片側ばかり摩耗しています。
バーをひっくり返さずに同じ向きで使ってばかりいるようなので、向きに関してルールを決めた方がいいかもしれません。
偶数日は STHIL が正しい向き、奇数日は上下がひっくり返った向き、という具合です。

まあ、バー自体は以前の WP36 のものに比べると 1/5 くらいのコストではあるんですが、それでも $60 程はするので、安いものではありません。
それで、互換品に変えた方がいいんじゃないかと思うのです。

バーには、3005 008 4717 とあるので、おそらくこれが型番だと思います。
ピッチは、.325, ゲージは 1.6mm, コマ数は 68 なのかな?

多分適合するチェンは、26RS68 なのかなと思いますが、26RM3-68 も適合しそうです。
今の刃がどっちかは知りませんけど。
アメリカでの話。
オレゴンだと、互換品は 22 になるようです。

バーの方ですが、これがよくわからなくて、日本の Oregon の互換表によると、国内で販売されている 18″ バーのモデルだと、MS 280 C, MS 260, MS 260 C, MS 261 あたりになるですが、これ、コマ数が 74 なんです。
だから、オレゴンの互換品も 74 コマは売っているんだけど、68 コマはない感じです。

バーは、183VXLGD025 になるようです。
ざっと検索すると、ホンダウォーク で売っているようで、9,122円 もするんですが、これ、アメリカで買うと コンボといって刃もついてきて $35.33 なんですよ。
あまりに酷い内外価格差。

$36 の Oregon のコンボが使えるなら、この価格帯だとバーも消耗品とも考えられなくないですしね。
6,000 円ほどで、今の状態でも半年程度は使えると思われるので、コストを気にするほどのことではありませんから。

スプロケットについてはゲージとピッチが同じなら問題はないと思われるので、あとはバーのマウント部分の形状(含む、オイルの供給位置)の問題だけですね。
とりあえず、画像があったので、現状のバーとよく比べてみる必要がありそうです。