嫌儲(けんもう)というわけではないんですが…

Screenshot 2015-03-15 11.02.31

一番左の 4,800 円がうちの値段です。
以前はもう少し安く販売できていたんですが、円安ですのでこれくらいになってしまっています。

違う商品も出ているんですが、右の値段、2 倍以上していますよね。
13,166 円とか、色粉とセットして送料無料、ということを差し引いたとしても、いくら何でもボッタクリです。
色粉はバイエルのものを自分は使いますが、それは数百円のものです。

この商品は、北米では、約 3,000 円強程の商品です。
輸入経費(含む、輸入消費税)、倉庫経費、いろいろかかるのですが、単純に 4,000 円弱が原価としましょう。

例えばヤフーショッピングやヤフオク、STORES.jp の場合、5%〜7% くらいのモール経費がありますから、だいたい一つ売れると 400 円くらいの利益があることになります。

10,000 円で売れたらどうでしょうか?
5,500 円儲かるわけで、1 つ売ったらうちが 1 ダース売るのと同じ利益があるわけです。

あまりに阿漕な商売をする業者が多くて呆れますが、もう、罠みたいないものです。

薪ストーブの消耗品に関しても、海外で直接仕入れて、低廉な価格で販売させて頂いていて、ネット上の価格調査では、概ね最安価格となっているんですが、売れないわけです。

正直に、誠実に商売をしても売れないのなら、どこかの誰かに詐欺的価格、とはいえ、国内ではそういう相場がまかり通っているわけですから、普通の値段といえばそうなのでしょうが、毟れるだけ毟りとるという事ができればいいんですけど、その人の目を見て話せる自信がない、まあ、ネットだから実際合うこともないんでしょうが、恥ずかしくてどうしても無理です。

目に見えぬ 神に向かいて 恥じざるは 人の心の まことなりけり
明治天皇 御製

商売は継続していためには、利益も必要です。でも、どうしても、「高く売る」、ということは犯罪のように思ってしまいます。基本的に、自分には、向かないのかもしれませんね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 薪ストーブ暮らしへ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 薪ストーブ暮らしに参加しています。 励みになりますので、足あとがわりに、ランクアップにご協力下さい。

2 thoughts on “嫌儲(けんもう)というわけではないんですが…

  1. 広島で薪ストーブを使っております。この書き込みもですが、お店Hearth & Homeの姿勢に共感します。アメリカ暮らしが長く、今でも年に何度かアメリカに出張しており、Fiskarsの斧はその際に持ち帰りました。1本40-50ドルです。使っているVermont Castingの小さなストーブは1000ドルしません。600ドルぐらいです。それを長野の(どことはいいませんが)業者は30万円以上で売っていますからね。いろいろと情報共有できればと思います。

  2. コメント有難うございます。
    色々大人の事情があるんでしょうが、あまりに価格差がありすぎると思っています。
    微力ですが、薪ストーブが普及するように、北米やヨーロッパの価格に近づけて、良いものを適正な価格でご案内できるように頑張って行きたいと思います。
    また、薪ストーブには、薪が必要なので、薪の安定供給の取り組みも進めていきたいと思います。

Leave a Reply