ちょっと大きなハンマーナイフ草刈機 NCγ(ねこちょっぷがんま)

今日は M くんが手伝いに来てくれました。
5 号と M くんはお宮で、トイレを解体した時に集めておいた瓦の洗浄です。
自分はその間に通関に行きました。

今回は、SOC コンテナなので、コンテナ自体も通関しないといけません。

コンテナには、次の3つの輸入形態が考えられます。

1-1.容器として輸入されるコンテナ(コンテナ条約適用コンテナの場合)
  →PKI等(コンテナリスト)による輸入通関

1-2.容器として輸入されるコンテナ(コンテナ条約適用外コンテナの場合)
  →税関の登録が必要(PAI-MCI(コンテナ輸入許可))

2.貨物として輸入されるコンテナ(キャンピングカー、倉庫等に利用されるもの)
  →IDCによる輸入通関

今回のケースは 2 に該当するので、IDC による輸入通関ということになるわけですが、IDC ってなにかというと、普通に通関することのようです。
というわけで、無事に許可になりました。

戻って、ちょっと大きな NCγ(ねこちょっぷがんま)の納品に出かけました。
ベースマシンが 4t なので、刈幅が 1,000mm のちょっとワイドなタイプです。

クイックがついていないので、今回ワンタッチも作ってみたわけですが、塗装がニップルにまでかかっているので、ニップルは交換しました。
取り付けてみると。。。 NCγ は問題ないんですが、純正バケットはちょっときついです。
きっちり作りすぎたようで、グラインダーで削って調整しておきました。
ワンタッチの分、多少ホースが長くなるかなと思ったんですが、実際に取り付けて測ってみると 1.6m くらいホースが必要でした。
一旦お宮に戻って、ホース屋ねこのしっぽ、他人様のホースを作るのは 2 回目ですが、なんとかできたような気がします。
で、ホースを取り付けに戻ったんですが、元々の口金はニューマなので、東空に交換しないとなんですが、固くて外れません。
モンキーでやったら、モンキーが折れて吹っ飛びました。。。
本日、敢えなく退散です。
ちゃんとした工具を買った方が良いようです。

金具サイズ (mm) ナット/スパナサイズ (mm) ダッシュ呼称 実内径 (mm) 実内径 (インチ)
3 -02 3.6 1/8
5 -03 4.8 3/16
6 19 -04 6.3 1/4
8 -05 7.9 5/16
9 22 -06 9.5 3/8
12 27 -08 12.7 1/2
15 30・32 -10 15.9 5/8
19 36 -12 19.0 3/4
25 41 -16 25.4 1
32 50 -20 31.8 1 1/4
38 60 -24 38.1 1 1/2
50 70 -32 50.6 2

とりあえず、19, 27, 36, 41 は持っておいた方が良さそうです。

1,000mm とクイックヒッチは、受注生産です。

Brave(ブレイブ) VH1724GC 出荷

しばらく家を空けていたので、色々野暮用が溜まってしまい、午前中はその片付けでした。

昨日、A/N が届いていたんですが、SOC だからか、えらく安いんですよね。
SOC 自体初めてなんですが。。。

Freight & Charge Quantity Cur. Rate Amount in USD Amount in JPY
DOC. FEE 1 JPY 4,000 ¥4,000
COST RECOVERY S.CHG 20’DRYF x 1 USD 50 $50.000 ¥7,454
THC 20’DRYF x 1 JPY 33,500 ¥33,500
EX-RATE ¥149.07 Cur.Total
USD $50.000
JPY ¥37,500
TOTAL in JPY ¥44,954

と思って、昔の金額を確認したら、全く同じ。。。

CHG RATE PKG UNIT CUR AMT
DDF 4,000.00 1 BL JPY 4,000.00
DTH 32,000.00 1 22GP JPY 32,000.00
Sum(JPY) 36,000.00
CIC 50.00 1 22GP USD 50.00
Sum(USD) 50.00
Ex. Rate 114.8000 JPY / USD
Total Amount : JPY 41,740.00

ただ、総額の違いは、為替レートの違いですね。
USDJPY のレートが 114.80 から 149.07 に、2 年の間にこれだけ円の価値が毀損しているわけです。

ところで、COST RECOVERY S.CHG ってなんだろう?
CIC は借りているコンテナではないからかからないと思うし。。。
ちなみに中国側のコストは $780 だったので、149.07 で計算すると、780 x 149.07 + 41,740 = 158,014.6 円が送料(課税前)ということになりますね。
23.380m3 積んであるので、6,759 円/m3 ということになります。
実際には、外のコンテナ自体も荷物として運んでいるので、かなり輸送コストを抑えることができました。

お昼からは出荷の準備です。
セール中の Brave(ブレイブ) VH1724GC の嫁ぎ先が決まったのです。
少し前に別の方からも問い合わせをいただいたんですが、千葉県で、発送の問題があって、その方は五十嵐商店さんのモデルを購入されたようですが、随分と価格差があったようです。
お急ぎのようで、こちらももう少し柔軟に対応できたらと思ったんですが、今回は、事前に運賃表をもらっていたので、スムーズに総額の見積もりを弾くことができました。

地域 100kg 200kg 300kg 400kg 500kg
南九州(鹿児島 熊本 宮崎) 5,400 9,600 15,000 19,800 22,900
北九州(福岡 佐賀 大分 長崎) 5,000 8,700 13,800 16,600 18,700
中国(広島 岡山 島根 山口 鳥取) 4,300 7,200 11,200 14,600 16,400
四国(香川 徳島 愛媛 高知) 3,900 6,500 9,700 12,900 14,400
関西(大阪 兵庫 京都 奈良 和歌山 滋賀) 4,500 7,700 12,200 15,900 18,000
北陸(石川 福井 富山) 6,900 11,800 19,700 24,500 27,900
東海(愛知 静岡 岐阜 三重) 6,900 11,800 19,700 24,500 27,900
信越・南関東(新潟 長野 神奈川 東京 山梨) 8,200 14,000 24,400 30,800 | 34,800
北関東(埼玉 千葉 群馬 栃木) 8,700 14,900 26,500 33,000 37,300
南東北(山形 福島 宮城) 10,200 17,100 30,000 37,400 42,000
北東北(岩手 秋田 青森) 10,900 18,300 31,400 39,200 44,000
北海道 12,400 20,900 36,800 45,900 51,500

薪割り機ですが、結構重たくて 300kg ありますので、埼玉の場合、24,400 円(税込、保険料別)となります。
薪ストーブだと 200kg ほどになるので、北海道だと 20,900 円(税込、保険料別)となります。
ただし、かくるて嵩張る、上に物が置けない、というような条件の場合、運賃の割り増しが発生するケースがありますので、上記表はあくまでも参考情報であり、実際の運賃はお問合せください。

もし、VH1724GC を組み立てて発送したらどうなるのかということを試算してみました。

Engine Honda GC160, 160cc
Operation Horizontal and Vertical
Dislodger Standard
Size 83”L x 41”W x 39”H
Splitting Force 24 Tons
Splitting Height 28″
Cycle Time 13 Seconds
Beam 6″ heavy-duty formed steel
Wedge 8″ High carbon steel
Log Opening 25″
Cylinder Size 4″ x 24″ clevis type, 2″ rod
Hydraulic System 8 gal. capacity
Hitch 2″
Towing Speed 45 MPH
Shipping Weight 500 lbs.

83 x 41 x 39 = 132,717 c.u. = 2.17484197m3
2.17484197m3 x 280kg = 608.9557516kg

地域 300kg 700kg
南九州(鹿児島 熊本 宮崎) 15,000 37,000
北九州(福岡 佐賀 大分 長崎) 13,800 33,800
中国(広島 岡山 島根 山口 鳥取) 11,200 22,400
四国(香川 徳島 愛媛 高知) 9,700 23,500
関西(大阪 兵庫 京都 奈良 和歌山 滋賀) 12,200 25,400
北陸(石川 福井 富山) 19,700 41,000
東海(愛知 静岡 岐阜 三重) 19,700 41,000
信越・南関東(新潟 長野 神奈川 東京 山梨) 24,400 48,800
北関東(埼玉 千葉 群馬 栃木) 26,500 52,000
南東北(山形 福島 宮城) 30,000 58,400
北東北(岩手 秋田 青森) 31,400 61,500
北海道 36,800 75,900

だいたい倍くらいかかりますね。
実際にはパレットを作る必要があるので、もしかしたらもう 1 ランク上の料金になるかもしれません。
というか、表を Markdown に変換させていて思ったんですが、茨城県がないですね。
もともと沖縄県は都度見積もりのため含まれませんが。。。

そんなこんなで、内容物の点検をした後、ターミナルに持ち込んで出荷しました。
箱が長すぎ(217cm)て、ウイングじゃないと、積み込めないのです。
軽トラックの場合、やはり荷台からはみ出します。
銘板が届いていたので、刻印して送りたかったのですが、肝心の刻印セットが行方不明です。
5 号は倉庫にある、探し方が悪いと主張していたのですが、当人が探すも見つからず。。。
自分の記憶では、お宮で木に刻印して遊んでいたような記憶が。。。
銘板は後で送ろうと思います。

香川に薪の配達でした

今日は配達です。
予定よりずいぶん遅れてしまいました。
本来は瓦パレットに移し替えての納品なんですが、うちのカゴのままで納品させていただいてます。

規格外も急遽乾燥させたので、在庫あり!
強制乾燥のクヌギ・ナラといった厳選樹種ながら 1kg あたり 60 円(税込)です。
2kg で灯油と同じくらいのカロリーですから、灯油くらいのエネルギー単価になる計算です。
ざっと調べてみると、この近辺の灯油価格 は 18L で 2,088 円が最安で、1L あたり 120 円を超えるところが殆どです。
つまり灯油よりも安い、とてもお手頃な価格となっているので、シーズン残りわずかで薪が不足してお困りの方は、お急ぎご注文ください。
規格外のため、綺麗に積むことが難しいので、その点はご理解ください。

配達の途中、またまた桜三里の幸福水餃子さんに寄りました。
大連出身のお姉さんが一人で頑張っています。
前回気になったワンタンを注文しました。
800 円也。
美味!
けど、お客さんの入りがイマイチの様子。。。大丈夫かな?
あ、ワンタンだけではなくて、豚肉餃子定食 900 円も頼みました。
流石に頼みすぎた感じ。

それはそうと、薪割り機や試作品、無事にコンテナに積み込まれ、作業の様子の写真が届きました。
今月 25 日に出航する予定のようで、多分、釜山には月内に到着、積み替えられて翌週の水曜日、3/4 くらいに松山着かなと思うところです。

お待たせしている 新型薪割り機 NP3 ももう間も無くです。
NP3 は、ボックスウェッジと呼ばれる新しい形状の薪割り刃を装備しています。
Instagram の動画のように、周りから削ぎ落とすように割っていくことで、

  • 均一なサイズの薪が生産可能
  • 非常に太い玉でも削ぎ落とすため、無理なく薪割りが可能(薪割り力 37t)

という特徴があります。
また、見ての通り、油圧式リフトを搭載していて、太くて重たい玉も難なく安全に持ち上げることができます。
オイルクーラーを搭載しているので、夏場の連続作業でも作動油の温度を低く保てるようになっています。

入荷分は 2 台販売済み、2 台は仮予約済みです。
仮予約なので未成約(未入金)ですので、キャンセルになれば販売可能です。
日本国内で自分が知る限り、100 万円を切る価格でこれほどの性能の薪割り機は販売されていません。
デモ機(実際の薪の生産に利用しています)もご覧いただけますので、ぜひお気軽に お問合せ ください。

ラジコン草刈機が届きました!

今日は午前中、5 号はチップの配達と薪の配達、自分は書類作りと薪の配達でした。
お昼から、ラジコン草刈機が届いているので、通関と引き取りに出かけました。

思ったよりも、大きい。。。
なんとか積めました。

お宮に戻ってみると、昼頃大工さんがきてたと 5 号が言っていたんですが、やり方が仕上がってました。
本当に敷地ギリギリ。
電気のメーターも当たるので移設が必要なレベルのようです。

一番大きな箱をオープン!
一番大きな草刈機でした。
というか、箱の中では固定してないし。
思いっきりカバーが箱に当たってますね。

まずは充電して。。。

いざ、出陣!
思いっきり石に当たりました。
まだ操作がうまくできないので、しばらくは練習が必要そうです。

記憶が確かなら、リモートでエンジンを指導したり、停止したりするオプションを頼んだ気がするんだけど、エンジンもディーゼルはないからガソリンでいい?みたいなことをいってたんですけど、蓋を開けたらディーゼルだったし。
空冷ディーゼル、ものすごくうるさいです!
でも、ガソリンでも空冷エンジンだとうるさいから大差はない気がします。

もっと条件がいいところ、石がなくて、もっと平らで、もっと背の高い草が茂っているところで試したいです。
あとは、篠竹が刈れるかですかね。
おいおい試してみたいと思います。

新造 20HC コンテナを購入しました

いよいよ薪製造機 NP2, 薪割り機 NP3 の輸送の準備です。
今回は、20HC を SOC(Shipper’s Own Container)として購入しました。

コンテナの写真が届きました。
20 フィートコンテナは、まだ 8’6″ の高さのものが主流なんですが、9’6″ のハイキューブです。
8’6″ のものは最小内寸高さ 2,350mm なのですが、9’6″ だと 2,650mm と 1″(約 30cm)天井が高いのです。
コンテナハウスとして利用しようと思います。

価格は $2,200 で、為替手数料や保険を含んだ支払い総額は 346,836 円で、レートは 157.65 でした。

2/25 に出荷される見込みなので、大体 2 週間程度で届くかなと思うところです。
日本への運賃ですが、USD780, 日本側の費用としては、JPY33500 + USD50 + JPY4000 と見積もりがありました。
前回の費用を確認すると、33,500 円は THC, 6,000 円が DOC FEE として発生していました。
CIC は自分のコンテナではかからないんじゃないかと思います。
$50 は AFR にしては高いですし、なんだろう。。。
同じレートで見積もりの通りだとしたら、168,350 円が送料です。
消費税が 20,800 円程度かかる見込みで、総額だと、536,000 円くらいになりそうです。

ヤフオクだと、新造 20GP で 525,000 — 650,000 円くらいで出品されているようです。
普通に考えるとそこで買ってもいいんでしょうが、今回は色を選んだのもあるし、別に荷物を入れて運ぶので、実質運賃は 0 です。

はてさて、この日のために買っておいた 20ft コンテナシャーシ、活躍はしてくれるんでしょうか。
ドレーの費用も高くなっているのですが、とはいえ、車検等の維持費用はかかるので、年間 3, 4 本は引っ張らないとイニシャルを無視してもペイしません。

そういえば、この間とんでもないフォワーダーにあたって、3m3 ないのに、143,524 円払わされた件ですが、元払いの運賃も合わせると、20ft FCL とほぼ同額ということになります。
これはとんでもない例ですが、見積もりの時点で LCL のコストが 10 万円を超えるようなら、コンテナを輸入した方がいいような気がします。
コンテナはいらなくなれば売ればいいし。

新商品 ラッシングベルトが入荷しました

今日は M くんが手伝いに来てくれました。
5 号と M くん、自分で二手に分かれました。

朝一、二人には園にチップダンプの回収に行ってもらい、乾燥薪も積んで帰ってもらいました。
その後、計量しながら積み込みをしてもらったんですが、お客さんと連絡がつかなかったので、配達自体は延期です。

自分は通関と引き取りです。

今回は、ラッシングベルトが 2 パレット分入荷です。

2t もの(50mm)は、黄色 x 黒のカラーリングです。
スリーブは赤にして見ました。
アイタイプ(ワッカ)、J フック、エンドレスがあります。

軽トラック用の細い(25mm)ものも作って見ました。
長さは 4m です。

現状の品揃えは次の表の通りです。
まあまあの量あるので、数えるのは面倒くさいので、重さを計って確認しました。

型番 ベルト幅(破断) 端部処理 全体長さ
RE-50 50mm(2t) 両端アイタイプ 5, 6, 7, 8, 10
RK-50 50mm(2t) 両端 J フック 6, 8, 10
RN-50 50mm(2t) エンドレス 6
RK-25 25mm(0.8t) 両端 S フック 4

乗り掛かった船なので、ベルトスリングも作ろうと思うので、またまた破壊試験用に 1t x 1m, 2t x 2m を試作しました。
ここまでは良かったんですが、ラッシングベルトは JIS は 3t からみたいなんで、3t のものも試験用に作ってもらったハズなんですけど、来ているものは 2t な雰囲気です。
今、工場は春節でお休み中なので、休み明けにも確認しないとです。

というわけで、近日中に販売を開始します!
乞うご期待。

それはそうと、園から持って帰ったダストや灰をおろした後、SV100 なんですが、作動油が漏れているっぽいので、確認していただダダ漏れになりました。
なんか、オペさん、ダダ漏れなのに満面の笑みですね。
救い?なのは、この配管は OilQuick 用なので、アタッチメントの着脱作業を行わないと漏れないってことなんですが、ざっと見たところ、エルボ的なものが溶接してあり、そのあたりから漏れています。
ホースなら作って交換するだけなんですが、その溶接してあるエルボ的なものがダメだと、ちょっと面倒くさい感じですね。
最悪は、一旦、別の仮の継手を買ってきて、その間にエルボ的なものを製作して取り付け、その後にホースを繋ぎかえる、という流れになりそうです。
あるいは、部品ができるまでアタッチメントを交換しないとか。
グラップルも配線を切ってしまって、まだ直してません。。。

それはそうと、その 2。
2 年前に境内のクヌギが倒れた後、立ち枯れしかけていたエノキとか、下敷きになったカシなんかを片付けて薪にしました。
クヌギは壊れた灯籠の修理や片付け作業の費用の一部を寄付してくださった氏子さんに薪にして渡したので、残りを自家用で焚いているんです。
エノキはエノキでわかるんですが、写真のものは何?
シラカシにしては軽すぎるし、エノキにしては、硬く重い。