太陽熱と薪ストーブのコラボのアイデアが現実に!

かわはらさんのブログ でも紹介されていますが、Hunter(ハンター)社のお湯が沸かせるストーブと集熱式太陽熱温水器とが組み合わさったモデルがビックサイトで展示されているようです。

誰でも思いつくレベルのアイデアであるにもかかわらず、今まで出てこなかったのが不思議な感じがしないわけではありませんが、ストーブの輸入業者が提案するようになったのは面白いなと思います。

半年ほど前にハンターの存在を知った時にこのアイデアを記事にしています。

太陽熱温水器の良い所は、エコキュートと比べて安価に導入できる上、メカニカルな可動部部がなく、燃料も要らないので、ランニングコストが限りなく 0 である点です。(集熱式は除く)

うちの太陽熱温水器は、マイコン制御なのですが、電気代を計ったことがありますが、あまりにも使わなさすぎて図れませんでした。

その反面、デメリットとして、季節や天気に強く影響をうけることで、冬場にはどうしてもお湯が不足しがちになります。

薪ストーブと組み合わせることで、冬場のお湯の不足を補えるだけでなく、お湯を使った暖房で薪ストーブの熱が届きづらいところも自然のエネルギー主体の暖房が行える点も、この組み合わせのメリットかと思います。

ただ、今くらいのシーズン、梅雨時に、薪ストーブでお湯を沸かす、というのは非現実的ですから、ガス給湯器と組み合わせたりは必要になってくるとは思います。

今回の集熱式は非常に大規模なものには向くのでしょうが、構造が複雑でコストなので、経済的なメリットが出にくく、更に薪ストーブまで組み合わせると、理想はいいとしても、現実的にはかなりのイニシャルコストがかかってしまいますから、普及する可能性は非常に低いと思います。

薪ストーブ、そして、太陽熱温水器の良さ、それはズバリ、プリミティブであることではないかと思います。
複雑すぎるシステムは良さを殺しかねません。

とりあえず、薪ストーブの可能性を示した、あくまでもショーモデルであって、現実的に売れるものではないのでしょうが、今後の展開が楽しみですね。

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