瓦パレット

2015-04-23 15.49.32

薪文化 さんですが、薪の保管は主に瓦パレットを使っておられました。

片山さんには、「よくこれが瓦用だとわかりますね」、と言われましたが、薪用のものなどないので、ロールボックスパレットだの、ネステナーだの、いろいろ調べて、どれがいいのか悶々とするだけは人一倍悶々としていたりするのですが、肝が小さいので、なかなか踏ん切りがつかず、未だにズルズルとメッシュパレットを使っていたりします。

で、綺麗に薪を積んでいますが、コスト的にはどうなんでしょうか?

メッシュパレット同様高く積めるため、スペース効率が優れます。
そういう意味では、スペースにかかる費用は、セーブできます。

形状的には、床の状態が悪いところでは、メッシュパレットは高く積みづらいので、瓦パレットのほうが良さそうですね。

また、フロント部分が開いているので、出し入れがしやすく、棚(ラック)としても使うことができ、備品などの整理にも活用できそうです。

でも、薪をパレットに積むには、それなりに時間がかかるわけですし、ネット梱包に比べると、パレットそのもののコストも高いですね。

例えば、このラックの耐用年数を 10 年として、利回りが 10%、一つ 10,000 円だとすれば、年間 1,500 円コストがかかることになります。

ネット梱包はひとつ 200 円でできるとおっしゃっていたので、1,300 円分のアドバンテージが必要なわけですが、坪単価が年額で 1200 円とすれば、これを 1/3〜1/4 に圧縮できるので、800〜900 円のコストダウンです。

ここまでで差額は 400 円ですが、人件費が時給 1,500 円なら、15 分ほど作業時間が短縮できるのなら、瓦パレットのほうが有利ということになります。

まあ、これを言っては身も蓋もないんですが、瓦パレットを買うなり、買うための資金を借りられるなり、リースできるなりの、元手なり、信用なりがあったら、という話にはなりますが。

あと、メッシュパレットでも同じことなんですが、綺麗に詰めるほうがいいのか、瓦パレットでは無理ですが、がさつにコンベアで排出されたままの状態ストックするのが良いのか、つまり、がさつに入れたほうが乾燥的には有利である可能性は高いし、人件費も大きくセーブできるものの、容器の中身が 1/3 くらい少なくなりますから、容器コストとスペース効率が落ちるわけです。

そういう意味では、屋根の下で乾かす場合は、薪文化 さんのように瓦パレットに綺麗に積んで高く積む、というのも理にかなっているし、びわこ薪 さんのように、雨曝しの場合、PackFix を使って、梱包にコストをかけず、平積みというのも、理にかなっているわけです。

うちの場合、薪ネットと薪ネット袋を買ってみたわけで、薪ネットに関して言えば、綺麗に並べて入れるコスト、がさつに入れた場合のコスト、後、乾燥の速度などを、メッシュパレットと比較検討しようと思いますし、みかんカゴと、薪ネット袋も比べてみたいと思っています。

薪ネットや蒔ネット袋は、近日中にレポートしたいと思います。

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