Home made firewood processor

皆さん、こんばんは。秋の夜長は youtube!ニコ動見ている場合ではありません。今日は、youtube で見つけた素敵な手作り薪割り機を紹介したいと思います。

日本でも、薪割機を自作している猛者が登場していますが、残念ながら、市販品のカスタムの域を脱していないように感じます。

youtube には、海外の DIYer の力作、それも、驚くようなアイデアの珍品が勢揃いしています。

たくさん見てきたんですが、自分のお気に入りの 1 台を紹介したいと思います。

どうですか、この流れ作業!

いちいち感動させてくれるんですが、この機械の革新的な部分が 2 つあると思います。

第一には、原木を送るのに上から押さえるタイプのローラーを使っていて、かつそれが電動だ、ということです。
次に、チェンソーが普通のチェンソーを固定しただけのものを使っている、という点です。

薪割機の油圧と動力源を分けたのは本当に頭がいいと思います。

薪割り機は、基本的に 2 ステージ油圧ポンプを使うので、油圧と流量が変化します。
油圧チェンソーは、一定圧で一定流量が必要なので、特性が合いません。
油圧チェンソーを駆動するためには、少なくとも2 気筒のエンジンが必要になるでしょうから、イニシャルコストもランニングコストも大きく増加します。

原木を送る部分はおそらく 12V のウインチを改造しているんだと思いますが、エンジンがセルつきですから、バッテリーから電源をとっていると思われ、この機械単体で作業がこなせるように工夫されているようです。

更にうまいことやったな、と思うのが、玉切りした薪をホールドするブラシ。
この部位、割る薪は繊維に合わせて蛇行するから、頑丈に作らないと曲がるし、頑丈に作ると重いしコストもかさむし、割るときの抵抗が増えるだけなんですよね。
ブラシなら、適度に力が逃げるし、紐のようなもので割りはじめの位置も微調整できる工夫がなされています。

とても良く出来ていると思います。

ただ、これが役に立つか?、というと、自分の環境では殆ど役に立たないと思います。
ビデオに写っているような、30cm 程度の、曲がりも節も、又になっている部分もない、そんなきれいな原木は、間伐した杉や檜くらいしかありませんから。
で、そんなもんは、斧で割っても、正直全く苦になりませんから、それだけのためにこれだけ大掛かりな細工をしようとは思いません。

色々なアイデアとそれを具現化するスキル、色々と勉強になりました。
自分も、自分の環境に合わせて、薪づくりの作業環境を改善していきたいと思いました。

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