薪ハウスの屋根仕上げはどうするのか

今猛烈に悩んでいることがあります。

それは、薪ハウスの屋根仕上げをどうするのか、ということなんですが、基本的には 2 パターンあって、第一候補は、いわゆる波板を使う方法、第二候補は、元々硬質フィルムのハウスなので、硬質フィルムを使うことです。

ただ、硬質フィルムのほうが寿命が短いので、今の気持ち的には、波板に傾いているわけです。

で、西村ジョイに波板の値段を見に行きました。

ある程度の枚数必要になるので、特売品だと揃わないので、まともに取り寄せ対応してもらえそうなものを使うとして、気になたのがこれ。

リサイクル品ということで、ペットボトルが練り込んであるようですが、他のものよりちょっと安めに感じました。
とはいえ、いつも買っているアウトレットから比べると結構高め。

あと、問題は、間口で 8.5m, それに柱が 30cm あるので、連棟で立てる場合、端っこなら軒を全く出さなくても、屋根が水平の状態で、8.5 \div 2 + 0.3 = 4.55 となり、勾配があるのですが、だいたい 1.5m くらい持ち上がっているので、\sqrt{\mathstrut 4.55^2 + 1.5^2} = 4.79 で、15.8 尺ほどあるわけです。

これを 1 枚で葺くのか、それとも 8 尺 2 枚で葺くのか、というのも問題なわけで、というのも、重ね合わせた部分はどうしても毛細管現象などで水が入り、そこに苔なりが発生して、非常に見苦しいわけです。
8 尺 2 枚だと重ね代が足りないかもしれないので、その場合、端っこの方は 8 尺 + 9 尺、連棟の方は 8 尺 x 2 で、棟の部分の役物分、セーブできるので、多分行けるとは思うのですが、極力切りたくないし。
この問題は、光を通さないものにすれば、見えなくなるので関係ないということになるわけですし、また、夏場に暑くなくていいということでもあるんですが、薪や原木をストックしておくこともあるわけで、極力赤外線は通してもらいたいし、暑いなら、作業をする部分にだけ寒冷紗を貼ればそれで済むことでもあると思うのです。

材質的には、ガルバにしておけば、災害でもない限り、おそらく生きている間にやりかえる必要は生じないと思うし、金属なので、処分時も有価物であるのでしょうが、いかんせん、イニシャルコストがかかりすぎるのと、光を通さない、という問題があります。

仮に 8 尺 x 2 でいけるとして、そうすると 1 スパン分は、左右があるので 8 尺 4 枚使って、働きが 575mm、約 4.37 列必要です。切り上げて 2 スパンで 9 列として、棟の役物が @1,000 円と仮定すると(値段を見てくるのを忘れました)、傘釘などの固定部材費用をいれると 5 万円くらいかかりそうです。

それで内寸で 8.5 x 5m = 42.5m2 なので、平米あたり 1,200 円弱、といったところでしょうか。

前回、倉庫の屋根を折半でやり替えた時に、平米単価が @3,000 円くらいだったと記憶しています。
同じ単価だとしたら、12.75 円です。

買い出しに行って、高所作業をして、ロスを出して、ということを考えると、作業の時間として、丸二日はかかると思うので、日当を 12,000 円とすれば、5 万 + 2.4 万、都合 7.4 万、使用する材料の差額があるのでなんともいえませんが、ガルバ波板は 1.5 倍くらいしていたと思うので、そうすると、板金屋さんの取り分というのもそうそうないように思うのです。

やらなければならないことが山のよう溜まっているので、ここいらで諦めて、板金屋さんに丸投げしたい気もしないでもないんですが、問題は、2 スパンで終わらない、トラスは 22 セットあるので、3 つ使っても 19 スパン残っている、ということなのです。
仮に 4 連棟だったら、約 8.8 x 4 x 10m = 352m2 になるわけですから、すごい差額です。
それと、結局は、自分の人件費はタダですし。

硬質フィムのほうが多分安いんでしょうから、どれくらい費用がかかるのか、硬質フィルムってものがどういうものか、全然わかってないので、まずはそこから調べてみたいと思います。

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