ちょっと宣伝です。
いよいよシーズンインという感じになってきたので、お店の方もささやかにセールをしています。
最近は、より多くのお客さんにご利用いただいていており、扱う貨物の量も増えてきました。
お陰様で安定した輸送ができ、コストが少しづつ下がっています。
消費税が増税となりましたが、増税前に仕入れたものであり、かつ、今のところ免税のため、便乗値上げする必要もないため、販売価格の値下げ、さらに割引とで、むしろ格段に安くなっているアイテムもあります。
例えば、FISKARS IsoCore Maul は、税・送料込みの価格を 10,999 円に引き下げ、10% off となっています。
また、FISKARS X27 も、税・送料込みの価格 9,999 円の 10% off で 9,000 円なので、増税前よりも安くなっています。
そのほかにも、輸送中で納品までしばらくかかるアイテムについて、予約割引価格のものもあります。
ぜひ、Hearth & Home 暖炉家(だんろや) にお立ち寄りいただければと思います。
Brave(ブレイブ)20t のタンク不良のその後です。
お客さんより、写真をいただいたんですが、やはり溶接割れ、という感じです。
タンクの不良は、作動油が漏れたりして周りを汚す上に、修理するにも作動油を抜いて、溶接するにも塗装するにも脱脂しないといけないので、大変な迷惑をお客さんに強いてしまいます。
初期不良が 1 件ありましたが、割れについては、これが 2 ケース目です。
このケースは、稼働時間がわずか 30 時間あまりですし、エンジンマウント部をぶつけたりしたこともない、ということで、雑に扱っているうちのものよりもはるかに丁寧に、そして日々きちんとメンテをしていただいていたものだけに、使用方法に問題があったとは到底思えませんから、溶接自体が良くなかったのか、というのが率直な感想です。
このモデルは一番売れているのですが、とはいえ、100 台も売れていませんから、分母が小さいのでなんともいえない部分ではありますが、今のところ、率でいうとかなり問題があります。
電動化するとなると、モータを積まないといけませんし、作動油の量も、12L と微妙なところで、どの道、この部分は国内で製作する必要があると感じています。
不良が保証対象だったとしても、形が形で、過去の例でいうと、これを一つポンとパレットの上に乗せられたものですから、海上運賃だけで 3 万くらい掛かって、国内運賃も、何千円も掛かかり、あまりにとんでもない金額で、お客さんに請求できなかった、という事案がありました。
梱包のことは、日本のようにきちんとしたことをしてくれることは望めないので、とても難しいところです。
もう一つ思うことは、各パイプをフレーム兼作動油タンクとして使うことの是非です。
フレームとタンクが別体なら、万一、フレームが痛んでも、ここまで手間ではないと思うのです。
前回の出荷から梱包をし直して、個人宅にも配送できるようになった訳ですが、今後はフレームを選べるようにしようかなと思っています。
必然的に、国産フレームを選ぶ人がいれば、今までのフレームが余るので、万一があっても補償に回せます。
まだ、秋祭りが終わっていないし、秋祭りが終われば、薪乾燥機のことや、山に溜まっている原木のことなどもありますので、まとまった時間を取ることがなかなかできないんですが、この件も、早めに処理したいと思っています。
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30時間かぁ~。ちょっと気を付けて観察しよう(゜ロ゜)
20t に関しては結構息の長いモデルでもあります。
今は F 型くらいまで行ってたと思うんですが、つまりチョコチョコとマイナーチェンジしているってことです。
もっと上手い設計があるんじゃないかと思うんですが、本当にフレームのクラック等が頻発しているのなら、当然対策品に切り替わっていると思うんです。
また、20t に限らず、他のモデルも基本的に似たり寄ったりの設計です。
うちが把握している範囲では、分母が小さいし、うちのように不具合がありましたなんてイチイチブログ等で公にする販売店ってのはとんと見かけませんので、五十嵐さんのところもそうですけど、他のブランドでどれくらいの事故率なのかはさっぱりわかりませんが、チャイニーズならいざ知らず、使っている鉄までアメリカ製と言うこだわりぶりで、自国の国旗を貼って出荷する人たちが、不具合が出まくっているものを改良しないわけはないと信じていますので、要するに、当たり外れの範疇かと思っています。
とはいえ、外れた人はたまったもんじゃないので、この件に関しては、対策を考えていかないとと思っています。
まずは、改良品を作ってみようと思っています。
伊藤さんも、オイル漏れ等があったら、お知らせください。
うちは相当ラフに使っていて、エンジンのアルミケースが割れたくらいなんだけど、フレームの方は、なんともないんですけどね。
そう言う意味では、エンジンの保護カバーも一緒になんとかしたいと思うところです。
溶接職人が換わったりとか……。
それが最もありえるパターンかと。
ただ、だとしても、それ、どうなのと思う部分もあるんですよ。
大日本帝国じゃあるまいし、高い技術者の能力に依存するのは、メリケンらしくないというか、そういう素人に毛が生えたようなのでも、それなりに動くように設計して運用するべきではないかと。
薪割り機なんて、原始的にも程があるというか、エンジンにしても、ポンプにしても、バルブにしても、シリンダにしても、全部汎用品ですから、オリジナリティが発揮できるのは、設計くらいのもんだと思うんです。
例えばですけど、エンジンのマウントブラケットにしても、もう少し高い位置にして、タンク上部にも鉄板を伸ばしてやる、そうすると、片持ちを支えるビーム部の成も増えて強度が格段に上がりますし、上部は引っ張りに耐える溶接部の長さが長くとれるし、万一クラックが入っても、アルミテープでも貼っておけば問題なくしのげると思うんですよ。
とはいえ、現状のブツはああいうデザインなんで、なんかあったら、おいおい考えていこうと思います。
溶接長くしたり、ブレース入れても周波によってはクラック入りますからねぇ……。現行は改善されているんじゃないですかね。 我が家のはとりあえず健全に働いてるし、エンジンとフィラーには落ちないように対策はしましたけどね。