薪割り機の動きがものすごく緩慢になる故障?

今日は何もしない一日でした。
たまにはそういう日もあっていいんじゃないかとか思いますが、晴れている日曜日ってのが気に入らないですね。
何もしないのではなくて、実際のところ、機械が修理やら点検やらで、やろうにもできないってのはあるんですが。

PREDATOR ですが、N さんから、半分くらいの速度でしか動かなくなったんだけど、という問い合わせがありました。
動画を送ってもらったんですが、確かにかなり緩慢な動きです。
ただ、特に異音がしているわけでもないし、油が漏れているわけでもないのです。
遅いだけで、割れないわけでもないということなんですが、原因がさっぱりです。

最も疑わしいのはポンプなんですけど、もし、ポンプが死んだとして、ツーステージなので、低圧側が半分くらい死んだ、という状態になれば速度が半分になると思うんです。
でも、そういう壊れ方は今まで初めてなので、そうだという確証は持てません。

あと、コントロールバルブの故障というか、あまり考えられないんですけど、レバーを操作するように合わせて速度はリニアに変化するわけで、ちゃんとレバーが倒れなくなっているとか。
これも、ワイヤー等で引っ張っているわけではないので、まず考えられないです。
スプールに何か詰まるとか、でも、それほど大きなゴミがどこから入ったのか、ギアをどうやってすり抜けたのか。

一番可能性が高いのはポンプなんですが、どういうものなのか、ちょっと謎なのです。
Y さんが別の PREDATOR のポンプの画像を送ってくださったんですけど、この型番のものはカタログにありません。
汎用品ではなく OEM で特別に誂えたのもなのかもしれません。
ただ、BUCHER CBK1 自体、普通に米国で流通しているジョーカップリングでエンジンにマウントするのとは異なる形状をしているように見えます。
開けてみないとわからないんですが、予備機がないので、なんともですね。
カタログ的には 8GPM のツーステージってことになっています。

8GPM ということは、3,600rpm なら、30.3L/min なので、8.41cc/rev. でないといけません。
でも、型番からすると、2.1cc/rev. ということになって計算が合わないんですが、高圧側のポンプの吐出量を書いてあるんでしょうかね。

他メーカーだと、8GPM だと、

0.130 cu. in. / rev. HI press. stage
0.515 cu. in. / rev. LO press. stage

って感じです。
0.515 cu. in. (cubic inch) は、8.44cc です。

シリンダですが、PREDATOR は 20t を謳っていますので、4″ ボアだと思われます。
ロッドの直径は分かりませんが、適当に 2″ と仮定します。
ストロークはブレイブと同じで 24″ (60cm) あります。
この場合、伸ばすときは 9.6 秒、縮めるときは 7.3 秒で、サイクルは 16.9 秒になります。
理論上。

送ってもらったビデオでは 50 秒ほどかかっています。
0.130 cu. in. x 3,600 rev. = 2GPM です。
高圧側のポンプのみで動くと、2GPM になるということですが、この場合、サイクルは 70 秒かかるのです。
実測 50 秒弱ですから、よって計算が合いません。
低圧側のポンプが完全に壊れているということではないようです。

このあたり、Brave だと、台数が出ているのでどうなっているかとか、細かく把握できているんですが、PREDATOR は 3 台しかないし、おかしくなったのは初めてなので、原因を突き止めるのに時間がかかっています。

流石に Brave に比べると随分と安いので、なんでこういう設計にしたの、という部分がないわけではないんですが、ネジやなんかも謎の部分が多く、ホースなどが傷んだら交換するのに困りそうです。
今、在庫が切れていて注文ができないんですが、来月後半に入荷するようなので、また取り寄せて、バラして詳細を調べた方が良さそうです。

明日は M くんがバイトにくる日なのですが、5 号とお宮のペンキ塗りをしてもらおうと思います。
何もしないつもりでしたが、ハケだけは買いに行きました。
Y くんも明日から来てくれるので、お宮第 2 駐車場を作りたいと思います。
ボチボチ頑張ります。

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