黄色い薪製造機の正体

2015-04-23 15.55.22

薪文化 さんの訪問の目的の一つは、薪製造機の見学です。

今まで見たこともない黄色の薪製造機ですが、種を明かせばなんのこともない、黄色に塗り替えてある、というオチでした。

物自体は、HAKKI PILKE(ハッキピルケ) 1×37 半自動大型薪製造機 だったので、今日、引き取りに行くうちの薪製造機とほぼ同じクラスの機械です。

薪製造機については、色々書いてきたんですが、実は、動いている実物を見るのは初めてです。

率直な感想としては、やはり、真っ直ぐでないものは処理できないので、片山さんのお話では、原木のうち 50% 程度は、適さないため、手動で処理している、ということでした。

また、メーカーの発表値と、実際の製造速度とには大きな乖離がある、というのも現実のようです。

オペの熟練、というようなレベルの問題ではないと感じました。

片山さんは、本当に気さくな方で、いきなりやってきたどこの馬の骨とも分からない、薪屋を始めた、というか、まだろくに薪を作っているわけでもない重松に、仕入れなどの原価や、生産コストなども含めて、細かく開示してくださいました。

実際に生産してみて、片山さんのところの数字よりも、よくない数字が出ているのなら、生産性を高めなければならない、ということがわかります。

片山さんは、「(作業するために)3 歩歩いたら、また 3 歩歩いて戻らなければならい」とおっしゃっていましたが、生産性の向上、というのはそういうレベルまで煮詰めて、作業のフローを構築したり、ヤードをレイアウトしたり、そういうことの積み重ねだと思うのですが、ひとつのベンチマークが示されたということは、ほんとうに有難いことです。

これから立派な薪を作って、お客さんに喜んでもらうことで、社会に貢献することで、片山さんの恩に報いたいと思います。

今日は、いよいよ薪製造機を引き取りに良いきます。
早起きして、これから朝風呂ですが、すっきり目を冷まして、安全運転で一日頑張ります。

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