オーストリア製 Woodbag

日本で Woodbag(ウッドバッグ)というと、いのり薪 さんが売っているものを連想する人が多いと思いますが、これ、現状の価格で税別・送料別で 10 枚だと、@3,700 円もします。

これが安いか高いか、重松的には高いと思うわけですが、売り切れているわけで、世間の皆さんは、その価格以上の価値があると思っているから、売り切れているわけです。

まあ、ベルトコンベアで投入するだけでいいなら、とても楽だと思うし、PackFix のように初期投資も要らないあたりが受けている理由なんだとは思うんですが、幾らかでも安くなればと思い、代替製品を探しているのですが、今度はオーストラリアで発見しました。

このオーストリア製バッグのコストですが、約 2,000 円程度(14 ユーロ+関税 3.3%+輸入消費税8%)、日本までの運賃がかかりますが、まあ、4,000 円もの値段にはならないと思います。

VAT(Value Added Tax) 20% の扱いについてですが、VAT No. を聞かれたんですが、まあ、当然に、EU に支店はないので、そんなもんはないわけで、基本的には、課税されないはずですが、その辺はまだ未知数ですね。

あと、ストリップなどの作りは、パッと見ただけで、いのり薪 さんのものの方が格段にグレードが高いです。

現在、問い合わせ中ですが、輸入コストまで含めたコストによって、いのり薪 さんのウッドバッグに対してコストメリットが得られると判断した場合、Hearth & Home 暖炉家(だんろや) で扱ってみようかと思っています。

現段階では、3,000 円を切る価格を設定できるとは思うんですが、PackFix を使えば、200 円程度(あくまでもサイネージ用のネットのみのコスト)で済むコストが 3,000 円前後になる訳で、ニーズがあるとわかっていても、それを販売するのはちょっと気が引けるというのが偽らざる気持ちです。

2015-04-23 16.28.25薪文化 さんは、自作の PackFix を使っていて、梱包容器の製作コストはわずか数万円とのことですが、ひとつの梱包に二人で 15 分ほどかかるとおっしゃっていました。

人件費が時給 1,500 円の作業員を雇用しているなら、組織としての実際のコストは 3,000 円程度ですから、梱包費用としては、人件費が 1,500 円かかっていることになります。

また、この梱包容器の保管のスペース、そして、薪の生産は小規模な事業者が多いため、極稀にフォークリフトを持っていない、というようなケースも有り得るかと思いますが、バッグであれば、吊って荷役できるため、バックホーやトラック・クレーン、あるいは、トロリー+チェーンブロック、天井クレーンなどでもハンドリングが可能になります。

なので、輸入のコストを圧縮することができれば、十分コストに見合うアイテムとなりうると考えられます。

通常のフレコンでも、耐候性を有するものであれば、そこそこの価格になっています。

ワンウェイ出荷用としては、それなりのニーズが有る商品と思うので、同業他社の皆さんのコスト削減のお手伝いができればと思っています。

興味がある方がいらっしゃいましたら、お問い合せ ください。

というか、その前に、薪ネットの具合を試して、そのレポートをしたいところですが、まだまだメッシュパレットが残っているので、薪生産が進んで、薪ネットを使い始めたらまた報告させていただきます。

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