シーズンオフの薪ストーブのサビ防止お手入れ

facebook からです。

シーズンオフの手入れについてなんですが、ストーブ本体の防錆処理で、ダッチオーブンと同じく、オリーブオイルを塗っておくと良い、という意見がありました。

まあ、Hearth & Home 暖炉家 では、専用の ストーブポリッシュ を販売しているんですが、各家庭に既にあるもので何とかしようという向きもあって、そういう話題になったわけです。

個人的な疑問点として、他にも色いろある中でどうしてオリーブ油なのか、サラダ油なんかのほうが確実に台所にあると思うんですが、その理由としては、いわゆるサラダ油の場合、ブレンドされているため、油の素性がよくわからない、という理由のようです。

ただ、サラダ油にせよ、オリーブ油にせよ、チェンソーオイルのトラブルの一つに、こういう天然のものは樹脂化(要するにベトベトしたスライム・半固形状になり、その後固まる)するので、保管している間にベトついて、それにホコリ等が付着して余計に汚れてしまう、という問題があるかと思います。

炉内については、灰を掃除して CRC などを吹き付けておくとよいといわれていますね。

CRC はにおいが嫌い、という人もいるようなんで、ここは、塩が入ってないなら、サラダ油であっても、オリーブ油であっても良いとは思います。
この部分は、手で触れるようなこともないので、ベトついても問題無いですし、密閉されているので、酸化した油のにおいの問題も生じにくいでしょう。

で、元の話に戻って、お手入れ、という観点からは、表については、防錆以外にブラックのペイントが薄くなった部分などもボロ隠ができ、高いといってもびっくりするほどの価格ではないので、満足感からしても、ストーブポリッシュ はおすすめできるアイテムだと思います。

食用油については、塩が入っている、という話があったので、念の為に、日清オイリオ さんにメールでお問い合せを行ったところ、次のような回答を得ました。

「日清サラダ油」をはじめとした弊社食用油には食塩は含まれておりません。
ただ、弊社から発売している植物油の用途は食用でございます。酸化してベトついたり、嫌な臭いが発生することも考えられますので、防錆用としてのご使用はおやめくださいませ。

ということで、日清オイリオ さんの製品の場合、塩については問題がない、と考えて良さそうです。

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4 thoughts on “シーズンオフの薪ストーブのサビ防止お手入れ

  1. yasさん、正直そこまでは必要ないと思います。
    鋼板・鋳物共に厚みがありますし、基本的に屋内で乾燥状態での保管になりますから、灯油でもを塗ったのでもいいくらいだと思っています。
    ただスプレーになっていたほうが楽、ということで、CRCなんかの安いもので十分だと思います。
    とはいえ、DCM(ダイキ)のCRCのパチモノを買ったんですけど、多少安いんだけど、綺麗に吹けなかったから、そこそこということで、未だにCRCを使うことが多いです。
    そうそう、つい最近知ったんですが、5-56ってクレの製品化と思ったら、CRCってところのをクレが売ってるだけだったんですね。

  2. カンナなどの大工道具の刃物にはCRCは塗りません。
    理由は、CRC等の灯油系の油は揮発性があって、皮膜が長持ちしません。
    刃物には椿油などの植物油が、皮膜切れしなくて良いです。

    同様の理由で、火室内の防錆ならば植物油がお勧めです。
    それに、いくら焼くとは言え、火室内でピザなど食べ物を調理するので
    出来れば、食用油の使用の方が、気分的にも良いのでは無いでしょうか?

  3. エコエコ棟梁、そういえば、椿油も話題に登ってました。
    ポイントとしては、(1) 食べ物を調理することもあるので、食用可能な植物油で (2) 揮発性が低く (3) 酸化しにくいもの、が適すようですね。
    揮発性はどれもあまりないと思うんで、酸化しにくいもの、ということで言えば、なたね油、綿実油、ごま油、ということになるようですね。
    ごま油は臭うから、なたね油が良いのかも。

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