Igland wp 3000

前回は、いきなりキワモノ中のキワモノから紹介したんですが、wp 3000 もかなりのキワモノです。

wp 3000 は薪割り以外に玉切りも同時にこなしますので、splitter ではなく、processor と言われる装置になります。

薪割り機、は大抵切断面にウエッジ(あるいはラム)を押し当てて割るのですが、wp 3000 は、切断と破砕を同時に行う非常にユニークなデザインになっています。

処理できる径が比較的小口径に限定されるという欠点はありますが、切断自体を油圧で行うため、チェンソーのように大量の切削屑がでません。切削屑がでた分は薪として使用できる量が減るわけですし、ソーチェンを冷却するために鉱物油系のバーオイルを使えば、環境も汚染します。

自分が知るかぎり、wp 3000 のように、丸のこ・チェンソー以外で玉切りをする機種は、Chomper くらいです。
Chomper もかなり風変わりなので、そのうち紹介したいと思います。

wp 3000 は日本では有限会社フォレストさんが扱っています。

wp 3000 は単体では機能しません。
別途油圧源が必要ですが、日本では、パワーショベル(ユンボとか、バックホーとも言う、向こうでは excavator っていいます)に取り付けて使うケースが多いようです。

動画のとおりですが、原木の供給から、玉切り+薪割りまで、1 台のパワーショベルで作業でき、騒音もほとんど発生してません。

こちらは、トラクター PTO で油圧ユニットを駆動しているようです。

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