薪ストーブの市場規模 その 2

少し前のエントリーで、薪ストーブの並行輸入を始めるにあたって市場規模の調査をしたことを書いたのですが、その中で不明であったのが、薪ストーブとペレットストーブの比率について、数字が出ている記事を見つけました。

日本林業調査会という組織の、2013 年 5 月 15 日付の記事ですが、「薪ストーブの出荷好調・1万台超え、暖炉ストーブ協会」というタイトルで、そのなかで 98% が薪ストーブということが記載されていました。少なくとも木材利用ポイントなどで見えてきている数値についても、ほぼその数値が薪ストーブの台数、ということで考えて差し障りがなさそうです。

記事の中では、薪ストーブの市場が右肩上がりで拡大していることなどがわかりました。

s___252022メトスプランニングさんの記事の中で、倉庫で山積みされているストーブの写真(当該記事より引用させて頂いています)があったのですが、ダッチウエストジャパンさんなら、1 万台のうちのシェアが 10% でも、1000 台は必要なわけですから、これでもまだ少ないのでしょうね。

で、急に話が飛ぶと感じられると思うのですが、実は、昨日マツダのデミオを見に行ってきました。
デミオがほしいわけではなくて、CX-3 に興味が有るのですが、ベースであるデミオの出来が良ければ、CX-3 にも期待をして待つことができるし、そうでないなら、又考えないといけませんから。

セールス氏と話している時に、マツダは絶好調、飛ぶ鳥を落とす勢い、ということになるわけですが、でもよく考えてみると、売れているといっても、数字の上では、他社に比べると全く売れていないんです。

http://www.jada.or.jp/contents/data/ranking.html

販売一位の常連は、アクアだとか、フィットだとかなんですが、マツダでいえば、アクセラは月に 1 万台売れてないんですね。

この数字の話をした時に、セールス氏はこういいました。

「トヨタでいえば、ヴィッツはアクアよりもクルマとしては売れるポテンシャルがあると思うが、実際そういう数字になってないでしょう?販売はセールス拠点やセールスマンの数に比例する部分があります。」

薪ストーブに関しても、車と同じで、買っておしまい、という商品ではないですよね?

もちろん、車は法で義務付けられた整備や点検があり、その為、全国津々浦々まで整備工場があって、皆が安心して車を利用できる状態が保たれています。

薪ストーブには、法令点検はありませんし、現在のところ、設置基準や、本体の能力についても特に規制などがありません。(全くないわけではありません。詳しくは、ここ。)しかし、このことは、どう設置しても問題ない、ということでもなければ、メンテナンスが殆どいらない、ということでありません。

なので、薪ストーブの販売台数も、車と同じで、代理店の数、というのは極めて重要な気がします。
輸入ストーブの専門店で買えば、軽自動車 1 台分くらいの費用がかかるし、整備や点検を頼めば、車検くらいの費用が発生するのは至極当然のことです。

そういう意味では、Hearth & Home は、いわゆる地元密着型のお店ではなく、オンラインのお店なので、導入した後のサポート体制の確立がとても重要と感じました。
車でいえば、ユーザー車検をして、自分で整備を続けていく必要が出てくるわけですから、そういう部分の情報もこのブログを通して充実していく必要がありそうです。

UAさんのように、火事になったりすると、薪ストーブ=危険で迷惑、というようなことになってしまうので、気をつけたいと思います。

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