ガスケットセメントの話

facebook で ガスケットセメント とガスケットボンドのこと話題になったので、備忘録も兼ねて、記載しておきたいと思います。
ただし、うちで扱っている RUTALND 社の製品に限定しての話となります。

まず、ガスケットセメント ですが、2 種類あって、77 と 77E があります。
実際には、チューブ入りよりも容量の多いものなどもありますし、ガスケットとのセット売りもあるのですが、うちでは、2 種類です。

両者の違いですが、77E がガスケット用、77 は汎用と言った方がいいですが、鋳物ストーブの鋳物同士の接合面を埋めたりするのに使うもので、77 はガスケットにも使うことができます。

型番はバーコードの横に記載されているのが確認できます。

当然ですが、77 だけで問題がないのであれば、77E 自体が存在しないわけで、ガスケットの交換の目的のみなら 77E を使っておいた方がいい結果が得られるのではと思います。(比較して試した経験はないです)

うちでは扱っていないのですが、ガスケットボンドというものもあって、75S という型番です。

扱ってもいないし、使ったこともないので、違いはわかりませんけど、facebook だと、耐久性が劣る、という指摘がありました。

カタログを見ていて両者の違いとしては、耐熱温度にかなりの差があることに気づきます。
セメントは 2000°F(1095°C)なんですが、ボンドは 800°F(423°C)なのです。

あくまでも推測ですが、この差が耐久性の差の一つではないかと感じます。

それと、77(e) でどれくらい貼れますか、ということなんですが、上に書いたとおり、セット売りがあって、そちらのロープの長さは太さの違いがあっても 7′ なので、だいたい 2m ちょっとくらいなら、ほぼほぼ作業できる、と推測しています。

あと、残ったものが使いまわせるのか、という点ですが、レビューでもノズル部分の強度の問題で低評価になっていますが、基本的にこの手の商品は、一度開けたらおしまい、と考えたほうがいいと思います。

早々頻繁にガスケットを交換するようなことはありませんので、次に交換するときまで持つ事はまずないと思いますし、仮に使えそうでも、耐久性に差が出てやり直すようでは、ガスケットも無駄になるし、手間も無駄になりますので。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 薪ストーブ暮らしへ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 薪ストーブ暮らしに参加しています。 励みになりますので、足あとがわりに、ランクアップにご協力下さい。

Leave a Reply