SensorPush — 安価な Bluetooth 対応温湿度データロガー

以前、eBay で温湿度計を買ったら、温度計だった という笑えない落ちがあったわけですが、トマトハウス式乾燥で、使用するシートによる乾燥の差を検証するために、温湿度データロガーが必要です。

これまた前回学習したことですが、いちいちケーブル等を接続してデータを回収するのは思いの外骨が折れるということもあり、ワイヤレスのものがいいなとも思うわけです。

ちょうど、薪焚亭さんのブログ で、Bluetooth 対応で防水の温度データロガーが紹介されていて、興味を持つには持ったのですが、やはり一番引っかかるのは湿度のデータが取れないということでしょうか。

それと、温度も 65°C までしか測れないのですが、もしかしたらハウス内部はもっと高温になるかもしれません。

あと、佐藤計量器製作所は、SK-540A という木材含水率系も販売しているんですが、これ、どう見ても MD912 ですけど、SK-540A の値段は、13,500円 (税込14,580円) ということになっているんです。
色々大人の事情はあるにせよ、ここの会社の製品は、割高なんじゃないのか、と勘ぐってしまいます。

とまあ、フリがえらく長くなりましたが、悶々としていたところに、これは良さげ、と思うものがあったのでメモをしておきたいと思います。

SensorPush Bluetooth Thermometer/Hygrometer-Wireless Temperature/Humidity Logger というものですが、まず第一に、価格が安く $49.99 なのです。

もう一つ特筆すべき点は、ゲートウェイ があり、ネット回線があれば、データをネットで収集できるようなのです。
こちらは少々お高く $99.95 です。

ゲートウェイの有無は、将来的に考えると、かなり大きな差になります。

例えば、薪乾燥庫を作ったとして、ゲートウェイがあれば、汎用的なプログラムから機械可読なデータを拾えることになります。
また、センサ自体が安価なので、複数設置して、乾燥庫内の温度ムラを検出したり、あるいは、センサ自体の誤作動なども、プログラム的に検出できるようになるかもしれません。
その結果、ボイラーの制御であるとか、そこから得た温水(タンク)の温度と、外気温、更には天気予報による熱エネルギーの必要量などを推定し、効率よく乾燥させるプログラムを開発することができます。

IoT っていやつですよね、これ。

ただまあ、一番肝心なこと、つまり、信頼性であるとか、トマトハウス内の高温多湿の状態で壊れないのか、というような部分については未知数なので、もう少し掘り下げて調べてみたいと思います。

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