facebook で見かけて気になった広告ですが、エーモンの接続コネクタで、一つ 7 秒で加工できるということで、謳い文句のとおりなら、なかなか便利かなと思ったりしました。
早速調べてみました。
Amazon.co.jp だと、
- エーモン 接続コネクター 10セット(20個入) 2825 (アフィリエイトリンクではありません)
あたりで、価格は、20 個で 561 円(対象商品¥ 2,000 以上の注文で通常配送無料)ってことになっていますので、1 つあたり 56 円といったところですね。
通常のギボシ端子が 43 秒に対して 7 秒ですから、36 秒の節約です。
まあ、話半分としても 18 秒の節約ですね。
ギボシはとても安いものなので、差額が 30 円あるとすれば、18 秒というのは、1/200 時間ですので、時給が 6,000 円の人ならペイすることになりますね。
本当に 36 秒節約できれば、時給 3,000 円でペイしますから、一般的な労働環境であれば、十分元が取れることになります。
あと、これは、ひっくり返して接続する形のようで、ギボシ端子のようにオスメスがない、スリーブを付けなくても良いとか、被覆を剥かなくても良いので工具を持っていない人なんかには、それはそれで一定の需要はあるのではと思います。
評価は良いようですが、被覆を剥かないため、慣れないと接触不良になる的レビューが散見されます。
また、引っ張たら抜けたとか、実際に、利用可能な電線の太さの範囲について、そういうレビューをしたユーザがちゃんと理解しているのか、というような部分が怪しいとも感じるんですが、逆説的にいえば、そういう人でも使えるように的な商品でもあるわけですから、まあ、それを含めてそういう評価なのかなと。
あとは、モノ的には、ニチフ 圧接形中継コネクタ セミシェップ(NDC-2824) と同じものだよ、という突っ込みがあったりして、まあ、オーム電機とかと同じ、小分け商法なのではと思うので、まあ、そういうことなのかなと。
ざっと見たところ、防水性がないようですし、この前買った、防水端子がまだ大量にあるので、それがなくなった時点で考えたいかなという感じです。
というわけで、まあ、備忘録的エントリーです。