Cordwood Covers, again… とりあえずものを見てから考えたいの巻

出典 https://www.cordwoodcovers.com

売るとしたら、28,800 円とかになるので、需要はないかもね、と書いたものの、やはり気になり続けているのが Cordwood Covers です。

どうして病気が再発したかというと、アメリカの薪割り機屋さん、logsplittersdirect.com のニュースレターを購読しているのですが、たまたま Holz Hausen の記事 があったのです。

ニュースレターですが、別に購入した人でなくても、簡単に登録できますし、まあ、ためになる記事もあれば、わざわざ記事にするほどでもないでしょ、みたいなものあって、特におすすめってわけではないのですが、たまにおもしろいので、時間があれば、購読してみてください。

こういう表現をするのがいかにも外人さんっぽいですが、How to Pick the Perfect Log Splitter Tonnage とか、もう炎上商法としか思えないんですが、まあ、ざっくり図だけ拝借すると、

ってな具合で、ツッコミどころ満載なんですが、まあ、Perfect と主張していますので、ここは一つ鵜呑みにしちゃってください。

まあ、この手のネタは、これだけでご飯 3 杯くらいける、みんな大好物だと思うのですが、話が脱線して、戻ってこられれなくなるといけないので、続きは別の機会に別のエントリーでやりたいと思うんですが、何の話をしていたのかというと、Holz Hausen の話です。

とりあえず、Holz Hausen ってなによ、って人はあまりいないと思うのですが、サーチエンジンなどで不意にこの記事に飛んできて、過去のネタを全然呼んでないなら知らないかもしれないので、横着をせずに語りますと、ドイツ語で Holz = 木、Hausen = 家、ということで、薪をお家のように積み上げて保管しましょうね、ということで、まあ、平たくいうと、薪の積み方の話です。

それで、結局のところですね、前にも書いたんですが、Holz Hausen に関して、合理的に思う面と、もう一つの側面として、本当に乾くのか、ってな根本的な疑問を拭い去れない部分があって、それはどうしてかというと、ドイツ語ということで、この積み方が、ドイツだのオーストリアだの、あるいはスイスだの、あのあたりが起源だとすると、Wittmann さんと話して、マジか、と思って調べて、びっくり仰天の気候の違い、つまり、あのあたりは梅雨がないので、日本にまんま持ってきたらダメでしょ、っていうことどうしても引っかかるんです。

見て分かる通り、ちょっとだけ雨よけのシートを乗っけて、それを密着させた状態で積み上げています。
日本で同じことをやると、完全に腐ると思うんです。

なので、Holz Hausen も日本風にアレンジが必要だと思うのですが、だとすると、ウッドバッグを使った乾燥と同じで、雨と地面からの湿気をどう防ぐのか、ということがまずは課題になると思うのです。
それで、 Cordwood Covers が登場するわけです。

コストの問題ですが、例えば、4ft high pile holds approximately 2 cords of firewood, 4′ 積み上げると、2 cords になるということですが、cord とは、

The definition of a cord of firewood for this paper is a tightly stacked 4 foot X 4 foot X 8 foot volume of wood cut in 16” lengths.

なので、つまりは、3.6m3 になります。

薪の計量方法については、以下の記事をどうぞ。

ウッドバッグはてんこ盛りに入れて約 1.5m3 ですから、7.2m3 だと、だいたい 5 袋分、これ一つでこのあたりだと一冬分くらいストックできることになります。

ウッドバッグですが、ホンダウォークさんが ウッドストック PH-WS10 というよく似た袋を売り出していて、少し前まで 2,800 円くらいだったものがいつの間にやら 1,000 円くらい値上がりしているのは記憶違いなのか、まあとにかく今は、3,780 円 + 送料のようです。

うちの先発品, Wittmann さんのウッドバッグ はバラ売りでも 3,480 円 + 送料なので、 Cordwood Covers も、2 万くらいなら、Wittmann さんのウッドバッグ よりはちょっと高くて、ウッドストック とは同じくらい、ということになりますね。

袋の場合、別途下敷きだの、雨よけだのが必要になりますし、フォークリフトやクレーンがないなら、人力では移動できないので、パーソナルユースだと、袋を使うほうがコストは高くなるかもしれません。

随分と振りが長かったのですが、いずれにせよ、妄想していても始まらないので、一つ輸入してみようと思います。
そしたら原価なんかもきっちりわかるでしょうし。

その上で、これからの 1 年使ってみれば、ある程度耐候性もはっきりすると思うんですが、薪屋の看板代わりに市内の通行の多い道路沿いに Holz Hausen を作って、宣伝してみようかと思います。

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