【定期】乗用車は乗用で貨物車ではないのです

時々危険なことを思いつく人がいるようで、まあ、くどいと言われそうですが、定期的に取り上げたいと思いますが、facebook 界隈で、ワゴン車の荷室いっぱいに丸太を積んで、積みすぎでパンクするんじゃないかという投稿がありました。

パンクを心配しなければならないほど積載しているならば、「安全運転義務違反」ではないでしょうか。
もし事故でも起こせば、未必の故意だと思います、自分が相手方なら、当然、そう訴えます。

第70条 車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。

とはいえ、それしか車両がないのなら、安全であろう範囲で積んで帰りたいというのも、十分にわかるニーズです。
だったら、どれくらい積んでいいの? ということになるのですが、過去にも記事にしました。

半分以上関係のない話なんですけど、要約すると、

Q 乗用車(ワゴン車含む)の最大積載量・室内に何㎏まで荷物を積めるか教えて。

A 乗用車の最大積載量の考え方

乗用車(ワゴン車を含む)は、最大積載量の概念がありませんので、一般的には乗車定員+手荷物程度を目安としています。

考え方:乗車定員×55kg+手荷物程度の重量(=乗車定員×10kg)

定員5名の乗用車に2名乗車した場合の目安

最大積載量:(5名×55kg)+(5名×10kg)= 325kg
325kg -(2名×55kg)= 215kg
積載量 = 215kg

積載量の注意

ワゴン車を含む乗用車は、サスペンションのスプリングが柔らかいため、
荷室に積載が片寄ると車体が下がり、マフラー等の足回りの部品が路面に干渉する恐れがあります。
荷物を載せる場合は、後ろに片寄らないように人が乗車しているときと同じように分散させてください。

ということです。

そのほかにも、このあたりの記事、車両総重量からの逆算、という考え方もあります。

上の写真は、乗用車にも過積載ってあるの? からの引用ですが、車が後ろだけ沈み込んでいるのがわかると思います。
積める重量を求めたとして、それをトランクの部分に、集中して積んだら、積載量以下でもサスが底付きしたりしますから、NG ということになります。

それ以前に、いちいちシート養生したり、積み下ろしにも手間がかかって仕方ないかと思います。

これをいうと身も蓋もないんですが、乗用車は、そう、乗用であって、貨物車ではないので、そういうわけで、軽トラを買った方が良い という流れになっていたんですが。

ただ、軽トラも 350kg しか積めません。
助手席、手荷物分を考慮したとしても、どんだけ無理しても 500kg 積んだらアウトでしょう。

でも、薪ってどれくらいの重さでしょうか。
計算の仕方を書いておきますので、参考にしてください。

一般的な軽トラの荷台の寸法ですが、幅が 1.4m, 長さが 1.9m, 高さが 0.3m といったところです。
つまり、アオリの高さまですりきり一杯で積むと、容積は概ね 0.8m3 になります。

水 1m3 は 1t = 1,000kg です。0.8m3 の容積の水は 800kg ということになります。

例えば、クヌギやナラの場合、気乾比重で 0.8 くらいになります。
つまり、同じ体積なら水の 80% 重さだよ、ということです。
もし、隙間なく軽トラの荷台積んだとしたら、640kg になる計算です。

ただ、薪はきれいに並べて積んでも隙間がありますが、概ね 1/3 くらいになります。
よって、だいたい 430kg になります。計算上は。

実際のところは、きっちり気乾状態まで乾いていることもないでしょうが、また、隙間が 1/3 になる程綺麗に並べるのはなかなか大変なので、軽トラのアオリの高さくらいまでに綺麗に並べて積む範囲においては、過積載の可能性は極めて低い、といえます。
大抵は、クヌギ・ナラなどよりも、もっと軽い薪の方が多いでしょうから。

あと、当たり前のことですが、積めば積むほど、走る、曲がる、止まる、ということが難しくなります。
それだけではなくて、写真の軽乗用車ほど大げさではないにせよ、地面とのクリアランスが少なくなりますから、ちょっとした段差で車体を地面にこすって足回りを損傷したり、燃料タンクに穴が空いたり、というような事故に至ります。
いずれにせよ、普段よりは、いろいろ気をつけて運転する必要がありますね。

みなさん、安全に薪活を楽しみましょう。
自分も十分に気をつけたいと思います。

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