伊豆で大規模な土砂崩れと太陽光発電

大変な災害が発生してしましました。
伊豆で大規模な土砂崩れです。
まず、被害に遭われた方に謹んでお見舞い申し上げます。
未だ行方の分からない方が多数いらっしゃる状態です。
二次災害の恐れが大きいように思います。
救援にあたる方々の安全と、不明の方、全員が一刻も早く救出されることを切に願います。

愛媛でも少し前に大規模な土砂崩れが発生して、大変な状態になり、今も復旧されていない箇所がちらほら残っています。
神社も被災して、こちらはまだ普及されていません。

それで、思うことがあるのですが、今回は原因として、太陽光発電と盛り土が取り沙汰されています。

借りている土場の隣が盛り土で、鉄鋼スラグを積み上げたものが今にも崩れそうな状態です。
地域からも苦情が出ていているのですが。。。
愛媛県の場合には、3,000m2 よりも大きな面積の場合、知事の許可が必要なんだそうですが、そこは 3,000m2 ないらしいのです。
なので、県も何もできないでいます。

確認すると、令和 2 年に 3,000m2 なくても、産廃などを埋め立てに使うことを禁止するようになったなどの変更点が見られます。
ただ、許可を要するのは 3,000m2 が境で変更がありません。

3,000m3 でも 20m 積み上げると 60,000m3 の土砂になります。
今回の熱海は 120,000m3 だそうで(おそらく、崩落した産廃の埋め立て量はこれよりも少ないと思いますが)、同程度の土石流になる可能性は多々ありますし、借りている土地自体も、谷の埋立地なのです。
他人事ではありません。

太陽光発電がエコであるかどうかはさておき、正直、大丈夫なんだろうか、と思うところが多々あります。

個人的に気になるのは、西有年のなまず峠のラーショのあたりの山を切り開いて増殖しているところ。
20 号を走っていると、よく作ったなぁと感心するのが塩尻から岡谷に向けて峠を越えて、諏訪湖に降りる時に右折する岡谷インター西の交差点正面の法面。
さらに、一番ヤバいなと思うのが、名塩の176 号を走っていると、山の上に広がるパネル群です。
下に住宅が沢山あるんですよね。
どこも自分がそのパネルの下に住んでいたら、命がいくらあっても足りないなぁと思うわけです。

もうそろそろ全量買取も終了するところが出てくるでしょう。
そうすると、今でさえこういう状態なのに、その後、現状復帰されるのでしょうか?
淡路島の大仏と同じように放置されて大変なことになるのではと危惧します。

車のリサイクル料金同様、太陽光発電もリサイクル料金を徴収し、まだ納めていない発電施設は納めるまで、売電代金が入金されない仕組みを作るべきです。

今回の災害でもし発電所が原因だったとして、賠償能力があるのでしょうか?
とても難しいと思いますので、連携には賠償責任保険に加入を義務付けるべきです。
この時の保険金額は無制限とするべきで、そうすれば、保険会社もお金儲けが目的ですから危険な立地の発電所は、自ずと排除されます。

これらの規制は住宅用で余剰売電のものを除き、営利目的の全量売電の施設には、既存のものを含めて迅速に適応すべきではないかと思います。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 薪ストーブ暮らしへ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 薪ストーブ暮らしに参加しています。 励みになりますので、足あとがわりに、ランクアップにご協力下さい。

Leave a Reply