スイデンの新型スポットクーラーが欲しい件

この間の配達ですが、仮眠を取る際にエンジンを切ると室内が蒸し風呂になるため、たまに起きてアイドリングしてエアコンを使う必要がありました。
最新型は標準でパーキングクーラーといって、待機中(コンテナ車は配達に行った際、お客さんが自分たちで荷下ろしをして、その間、運転手さんは待機しないといけないため)にアイドリングをせずに冷房できるようになっているのです。
無論、お金を払って後付けすることもできますが、今更ですし、職業ドライバーではないので毎日のことではなく、頻度からしても、アイドリングをして燃料を無駄にする方が環境はさておき圧倒的に安いのです。
でも、流石にこのご時世、アイドリングしてエアコンというのは、一言で表現するとダサいです。
なので、ポータブルエアコン+ポータブル電源なら、日常使い+万一の際の装備、という面でいいのでは、と思っていたのです。

それと、このところの猛暑で、50m2 ほどの丸太小屋を 6 畳用のエアコン 1 台で冷房するのがちょっとしんどいのです。
いつも倉庫で使っているスイデンのスポットクーラーですが、これをウッドデッキに設置して冷風だけ室内の送風したらどうかと思ったんですね。
もちろん、そうすると、外気を吸い込んで室内に冷風を送ることになるので、室内が与圧されて、どこかから冷やしている空気が漏れ出すことになるわけで効率は悪いのですが、そもそもの冷房能力はどれくらいだったかなとメーカーのサイトで調べようと思ったんです。
なんと、新型が出ているじゃないですか。

能書きを見る範囲でですが、新型スポットクーラー、すごくいいです。

何がいいかというと、

  • 8.4kg と片手で持ち運べる
  • 内部循環使用で効率良く冷房
  • 発電機・ポータブル電源でも使用可能

という点です。

特筆すべきは、やはり、内部循環使用で効率良く冷房という部分ですね。
車中泊用と考えると、これはとにかく重要で、効率が良くないと、電源容量を大きくする=電源が大きく重くなる・高価ということにもなるし、冷房能力が不足する、ということにもなります。

こういうことです。

ウッドデッキにおいて冷風を取り込むというのはこういうことです。
騒音源が室外に置けるというのはメリットですし、ここ数日の間の話なので、今はこれでいいかなとは思いますが。

そういえば、お前、8 畳用のダイキンはどうなったんだ、そう思ったあなた、鋭いです。
壁に穴を開けるところまでやって、やめました。
なぜなら、2F にはまだベランダを作ってないのです。
室外機を設置しても、ベランダを作るときに、もう一回やり直さないといけないのです。
それに石膏ボードもパテまでやりましたけど、壁紙を貼るのがまだなんです。
なので、室内機もやり直さないといけない。
で、炊事場の 6 畳 1 台で十分冷えるんじゃないかと思ったら、冷えたわけですよ。
50m2(8m x 6m) といっても、天井は最も高いところで、9m、平均すると 7m あります。
まあ、壁の厚みが丸太なので 30cm 以上ありますので、壁芯から 10cm 平均としても、7.8 x 5.8 x 7, 300m3 くらいの室内空間だと思うので、一般的な 6 畳(天井 2,500mm)だと、11 x 2.5 = 27.5m3 ですから、10 倍以上を冷やせているわけです。
なもんで、ものすごく暑いときに、スポットクーラーで少しだけ手伝ってあげたらいいんじゃないのかな、と思ったわけです。

話を元に戻して、こういうスポットクーラーを小型のポータブル電源で使おうとする場合、起動しない、という問題が発生します。起動時に定格の 3 — 5 倍くらいの容量を必要とするケースがあるためなんですが、ポータブル電源自体も瞬間的には表示の 2 倍程度には対応できるものが多いようです。
スイデンの場合、

ポータブル電源:0.3kW以上

ということで、かなり小型のもので起動ができるように工夫されているようです。
スポットクーラーを使うには電池の容量が小さいんじゃないの、という意見もあるかと思うんですが、まあそうなんですけど、DC 12V/24V の入力があれば、トラックから給電しつつ、さらに昼間なら太陽電池パネルも併用する、等で使用時間を延長することはできると思うのです。
ただ、車側の入力電圧が低下すると自動で充電を停止することができるかとか、太陽電池と同時に充電できるか、また、充電しながら電気を使うと電池寿命が低下するものもあるようなので、その辺も調べる必要がありそうです。

ポータブル電源ですが、これも悩みどころです。
ジャクリ の(というか、JVC とのダブルネーム)がいいかなと思うんですが、BN-RB62-C の場合、出力500W(瞬間最大1,000W)なので、スポットクーラーを使えると思いますが、ジャクリも JVC もこれくらいの容量までは、USB-C ポートがないのです。

でもね、米国版だと、USB-C ポートがちゃんとある。
日本だと、出力 200W の次が、400W になり、300W がないのです。

このモデル, EXPLORER 300 だと、AC x 2 だし、USB-C(PD 60W)もちゃんとある。
まあ、向こう仕様ですから 110V, 60Hz ですけど、これは問題ない。
これでいいっちゃあいいんですけど、バッテリだから輸入が面倒くさいんですよ。

USB-C に関していえば、アダプタを一つ持っておけばいいだろうといわれたらそうですし、別にポータブル電源から充電しなくても、走っている間にゆっくりとシガー電源から充電しておいてもいいわけですから、絶対にないとダメってわけじゃないんですけど、持ち運びの利便性だとか、DC-AC-DC と何度も変換するロスを考えると、これまたダサいじゃないですか。
アメリカだとドンピシャのモデルもあるわけでして。

まあ、そういうわけで、ポータブル電源も買ってないわけです。

ブルーティでいいんなら、これでいいでいいんですけど。

あ、今回もう一つ困ったのが、飲み物が温くなる件です。
で、ついに注文しました、ハイコーキ・冷温庫
当然ながら「納期未定」ですが。。。
色はザクみたいな方にしました。
決め手は以下の三つです。

  • マルチボルト対応
  • 冷凍・冷蔵が同時に可能
  • バッテリ充電機能(急速ではない)

これでマキタ沼から這い出すのか。。。
持ち運ぶものに小型のコンプレッサがありアフターが必要と判断したので、通販ではなく、近所の建機屋さんで購入です。
2, 3 割くらい高い感じですかね。
まあ、冷蔵庫が必要なタイミングでは届かないでしょう。
来年あたり、マキタが多分、対抗してくるとは思うんですけど、そんなことをいってたら、再来年になるので、いつまでも生きているわけではないし、毎年、同じことを延々繰り返しているので、ここいらが決断の時、と思いました。
早く来て〜。

まあ、スポットクーラー+ポータブル電源は、来年に持ち越しになりそうです。

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