続 スイデンの新型スポットクーラー

昨日 の続きです。

気になることがあって、Youtube を見てみましたが、能書きはいいんですが、要するに「冷えるの」ってことです。
まあ、能書きと値段だけは立派で、買った人の評判が最悪なここひえ状態だったら、ここひえよりもかなり高いので洒落になりません。
これをいうとアレですけど、「ここひえ」と検索すれば「ゴミ」と Google がサジェストしてくるくらいなので、事前に検索くらいしろよってことですね。

でですね、結論としては、冷えない、以上です。
この方、軽四のキャンピングカーで試しています。

軽トラックの荷台のサイズは、幅が 1.5m, 長さが 2m といったところです。
それに少し屈んで立っているので、天井の高さとしては 2m ないと思われます。

対してうちのトラックですがグローブトロッターキャブと言って一番大きなキャブなのです。
車幅が 2.5m あり、中で立っても屈む必要すらない天井高があります。
運転席の後ろがベッドになっていますので、前後も 1.5m くらいあるので、軽トラックの荷台よりは広いと思うのです。
キャンピングカーの運転席の部分のスペースを入れたらわかりませんが、ガラスの面積も大きく、軽キャンピングカーが冷えないのなら、グローブトロッターキャブを冷やすことはできなさそうです。

それで、そもそもとして、キャブ全体を冷やす必要があるだろうか、という部分です。
ベッドの部分はカーテンで仕切れるようになっています。
ただまあ、結構隙間があるんですが、うまく仕切れば 1/3 くらいにまで冷房の範囲を絞ることができると思います。
そうしたら間に合うんじゃないかなと。

今、作業の時に使っている ポータブルタイプ ですが、冷房能力としては 60Hz だと 1.6kW なんですね。
消費電力は 0.59kW(590W), COP は 2.37 です。
問題は始動電流でして、20.7A (2,070W)です。
なので、最低でも 1,000W クラスのインバータ能力が必要かなと思うところです。
まあ、これなら、能力が 1.6kW あるので、新型の 0.39 kW の 4 倍の能力です。
ちなみに、家庭用の 6 畳用が 2.2kW です。

結局のところ、冷える、冷えない、という部分に関しては、断熱性能に依存するわけです。
丸太小屋の場合 2.2kW のエアコンで、小屋全体を日中でもそれなりに冷やせているわけです。
丸太の部分はどうすることもできないのですが、天井や床はスタイロで、壁はサーモウールが手に入らなかったのでパワーマックスでしっかりと断熱しました。
ガラスも IR カットですし、サッシュは一番安いアルミですが、樹脂アングルタイプです。

車の場合、睡眠用にある程度空気を固定できる狭いエリアを設けて、そこに限って空調することで 0.4kW でもそこそこ寝られるんじゃないかなと思いますが、人間自体 100W くらいの熱を出すようなので、まあ、一人が限界でしょうね。
あと、贅沢を言うなら、リモコンに温度センサーをつけて、それで運転をコントロールしてくれたら冷えすぎも防げるんでしょうけど。

まあ、そのうち、この手のクーラーに対応した車中泊用の車内用テントや寝袋が出ると思いますね。
そういえば、空調服から、空調ベッドマットがでてましたけど、意外とそれで涼しく寝られるかも。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 薪ストーブ暮らしへ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 薪ストーブ暮らしに参加しています。 励みになりますので、足あとがわりに、ランクアップにご協力下さい。

Leave a Reply