何この熱田神宮との扱いの違いは、と突っ込まれそうですが、熱田神宮の後、駆け足でお参りしました。
まず、津島神社。愛知県津島市にご鎮座です。
全国に約三千社もあるという津島神社・天王社の総本社だそうで、主に東海地方に分布しているようです。
関東における氷川神社のような牛頭天王の信仰の東海版でしょうかね?
すみません、神主なのに、学がなくて。
そういう具合なもんで、楼門を見忘れておりました。w
続きまして、三重県桑名市の 多度大社。
まず、すぐに気になるのは、石段脇の斜面。
愛媛の場合、お供馬 といって、子供が馬に乗って、神社にまで駆ける勇壮な行事があるんですが、まあ、そんなところだろうと思ったら、似たようなもののようです。
こちらは上げ馬神事といって、やはり地域ごとに馬で駆け上がるようです。
そういう具合かどうかはわかりませんが、馬小屋があって、人参が置いてあって 100 円と書いてあるので、これは買わずにはいられません。
お馬さんが大興奮して、はよよこせ、的な視線を投げかけてきているわけで、100 円を納めて、心して与えるも、瞬殺。というか、馬って人参好きなんでしょうか?
この坂だの、馬小屋だの、大事なシーンだと思うんですが、写真を撮り忘れているあたりがなんともであります。
境内の雰囲気としては、倭姫宮に似て、湿度が高く、よくいえばマイナスイオンが豊富そう、悪く言えば、湿気が多くてジメジメした環境です。
谷あいに建っているため、落ち葉などで境内の掃除が大変そうで、湿気で建物も腐りやすいため、維持に費用がかかりそう、なんて、貧乏神主は、考えてしまいます。
そういう視点で見ると、授与所の屋根の上にチェンがあったんですが、あれは、多分、落ち葉を掃除する際にいちいち足場をかけるとコストがかさむので、安全対策と、コストダウンとの兼ね合いでああなったのかな、と思いましたが、せめて錆びないように、ステンレスにして、ついでに電蝕を避けるためと美観の問題で、銅メッキでもしたらどうか、その程度の予算が割けない社格ではなかろうに、などと思わずにはいられませんでした。
ついでに、薪ストーブユーザー的視点で見れば、うちの煙突の掃除も、チェンを垂らしておけば、登るとき安全だから、アイデア頂き!と思ったのは秘密です。
これまた、チェンの写真も撮っていないあたりはなんともです。
次は、椿大神社 で、猿田彦大神を祀るお宮の総本宮ということです。
愛媛県民的には、椿といえば、椿神社・伊予豆毘古命神社 なんですけどね、ドメインも、tsubaki.or.jp と tubaki.or.jp で紛らわしいなんてもんじゃない。
まんじゅう屋だったら、本家だの元祖だので喧嘩しそうですが、お宮の方は、ご祭神も違いますから、たまたまでしょうかね?
どうでもいい情報で言えば、松山市の花は椿 です。
更にどうでもいい情報で言えば、松山市ってのは、松が山にあるから、なんですけどね、由来はそうでも現実は、山には竹やぶと耕作放棄地のみかん畑、あとは、産廃処理施設しかないような状態ですから、そろそろ不肖・重松、公約を「竹やぶ市に改名する」とでもして、市長選に出馬しなきゃならんのではないかと思っているようなわけです。
松山市民はそういうことなんとも思わんのでしょうかね?
竹やぶなどは、クヌギを植えて、里山に再生すべきと思ってんですけどね、その出口が必要なので、薪屋を始めたような状態で、、、って、えーっと、椿大神社の話をしていたんでした。
さて、猿田彦大神は道案内の神様ですから、交通安全にご利益があらたかかしら、と思って、まあ、これまたどうでも良すぎる情報でしょうが、重松は、交通安全ステッカー(磁石に限る)を集めているので、ゲットしたかったのですが、残念なことに椿大神社にはそういう授与品はなかったようです。
天宇受売命のお社もあって、そっちに八代亜紀が奉納していたのが気になりました。
ちょっと寄付石が並んでいたのですが、個人でも数千万円を奉納している方がいらっしゃって、いつかはそういう模範を世に示せる人物になりたいものだと思いました。
最後は、都波岐神社です。公式サイトはない様子。
鈴鹿市にご鎮座です。
椿大神社のことを調べていて、都波岐神社を知り、参拝しました。
一宮なんですが、そうと聞かないと、そのへんの町の鎮守さまと変わらないいお姿で、こぢんまりとしておいでです。
この日は、天候にも恵まれ、亀山トラックステーションへの道すがら、たくさんお参りできました。
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