バカ棒ですが、まあ、バカ棒っていうくらいだから、まあ、棒であればなんでもいいわけで、いつもそのへんの転がっている棒、たいていは型枠の桟木だったり、杭だったりを使うわけですが、いつもはそれで間に合うんですが、今回、天端を仕上げるにあたってちょっと困ったことがあったんです。
前回丸太小屋を建てた時の基礎のレベル出しは、トプコンのレーザレベルを借りて使ったんですが、これは、レベル出ししかできない土木用の専用機だったんで、それなりに便利に出来ていて、バカ棒にキャッチ(受光器)を付けて数字を読むだけでいいわけです。
要するに、ある程度ずれても +10mm とか、-5mm と出るわけで、基準点自体を 0 にリセットする必要がないわけです。
けど、自分が持っているレーザは、レベルも出せるんですが、土木用でなくて、基本的に墨出器なんで、おまけとしてキャッチが付いている状態で、でもおまけと言ってもですね、キャッチだけで、定価だと 45,000 円もする んですが、これ、高いか低いかをみるしかできないので、基準点に合わせてキャッチをバカ棒にくっつけないといけないわけです。
0.5mm の精度なので、これが非常に難しい。
なんかうまい方法はないもんかと思ったら、ありましたよ、レーザバカ棒。
いやあ、いいね、これ。
土間を打つときとか、今までは、高いか低いか、バカ棒である程度測っていたんですが、このスタッフを使うと、基準点からの高低差を測ることができるんで、より土間の厚みを均一にひとりでレベル出しができそうです。
後、前々から買おうかどうか悩み続けているのがエレベータ。
バカ棒買ったら、要らない気もするんですが、ある程度の高さがないと、いろいろ置いてある資材でレーザが遮られて不便なんですよね。
レベル出しなんてそんなにしょっちゅうするもんでもないし、そこまで投資しても仕方ない気がしないでもないんですが、スタッフだけは買ってみようかなと思う今日このごろです。
そんなこんな思っていると、そのうちトランシットとか、トータルステーションとかまで欲しくなりそうですけど。