薪の請求を書かないといけないんだろうけど

この間配達した薪の請求を書かないといけないんですけど、よく考えると、具体的に煮詰めてなかったんです。
まあ、注文書ももらってないし、請書も出してない、支払い条件も詰めてないんですが、そういう心配は要らないと思っているところなので。

それで、ものすごく悩んでいることとして、まともに積み上げたら、とても高いものになるということです。

まず、原木が 1t 11,000 円(税別、以降特に記載しないなら税別)します。
山からの運賃だの、そういうのは別腹です。

それで、切って割って、薪の形になるところまでで、チェンソーダストになったりと、ロスがかなり出るわけですが、ここは今回は計測していません。

乾燥の前後の話ですが、ストレーナー周りの改良 で書いたんですが、目方が 2/3 減っているわけです。
そして、これはコロ薪なども含み、剥がれ落ちて捨てる樹皮も含みます。

天日干しの場合、経験則では概ね 70% くらいに乾燥させます。
そして、歩留まりですが、コロ薪だとか、樹皮だとか、それ以外のダストなども含めると、これも 70% くらいしか製品になりません。トータルで、50% くらい、原木が 1t あれば、製品は 500kg 生産できる、という感じです。

今回は原木の素性が良く、容積比で言えば、30 カゴの材料に対して、B 品(節があるもの等)が 1.5 カゴ、コロが 0.5 カゴ、といったところなので、10% 未満なんですが、通常はもっと出ます。
流石にキノコとかカビとかの問題や、すぐに乾燥させれば皮が剥がれないのではないかとかで、歩留まりが向上するのかなと思いましたが、トータルの歩留まりとしては、きっちり乾燥させるので変化しない感じ、です。
なので、歩留まりとしては 50% あるかないか、というところです。
この時点で、材料費としては 22 円/kg ということになります。

燃料費ですが、これも厳密に計算していませんが、大型トラック 1 台分くらい使ってしまいました。
30,000 円です。

できた製品は 400kg 入りが 15 袋、最後の一つは 370kg の都合 16 袋、6,370kg です。
よって、材料費は、140,140 円です。

薪の加工費は 10 円/kg ですから、63,700 円です。
これは福祉作業所さんの人件費であって、薪割り機等の機械類の償却やメンテナンス費用は入っていません。

薪を詰める袋代が 1 袋 1,000 円(要返却)で、16,000 円。
新品は 250 袋のパレットで、$3,078.00 で、@$12.312 した。
この商品には関税もかかります。
運賃もかかります。
経験則で 1.3 — 1.5 倍くらいになるので、仮に 1.4 倍だったとして 1,800 円(税込)くらいが原価です。
平均すると 2 回以上は使えるだろうけど、結構痛むし、回収の手間なども含めて 1,000 円/回という計算です。

以上、品物代金が 249,840 円で、39 円/kg です。

ここまでには、自分の人件費、トラックでの輸送費、薪割り機等の機械類の償却やメンテナンス費用は入っていません。

次に配達ですが、積み込みとか、準備と片付けに 1 日かかります。
配達そのものは、事故等がなければ、片道 12 時間ほどかかります。これを労働として捉えると、1.5 人分。
高速代金が平日で約 5,000 円(税込)ですが、これは瀬戸大橋の坂出北〜児島のみ、坂出でではありません、坂出北でです。
燃料は概ね 500km 走行しますので、160L くらい使用します。
先月の請求書を見ると軽油は 112 円/L(税込)でした。宇佐美、結構高いな。
この辺のセルフだと、100 円(税込)切っているんですが、フルサービスですし、風呂も借りるし、それよりもなによりも、普通のスタンドでは給油できないので致し方ありません。
とにかく燃料代は片道 18,000 円(税込)ほどかかったことになります。
燃料以外にも、アドブルー、タイヤやオイル代、車自体のメンテナンス代もかかり、だいたいこれは燃料代とほぼ同額見ておく必要があるんですが、人件費同様、無視します。
荷下ろしには今回は半日かかりました。

よって、トータルだと、4.5 人役。(これは無視)
往復で、高速代が約 10,000 円、燃料費が 36,000 円、都合 46,000 円(税込)かかりました。

単純に足算すると、経費抜きの原価は 250,000 x 1.1 + 46,000 = 321,000 円(税込)くらいになって、50 円/kg(税込)になってしまいました。

くどいですが、この金額には、自分自身の人件費、重機やトラックの償却はもちろん、メンテナンス費用、その他経費は一切入っていませんし、仕入れ時の運賃も入っていません。

しかし、販売する側は、この金額で仕入れては採算は厳しいでしょうね。
今回の問題点を整理します。

まず、乾燥の燃料費が 30,000 円かかりました。
これは安いと言えば安い、高いと言えば高いです。
30 カゴの薪なので、1 カゴあたり 1,000 円で乾いたことになります。
メッシュパレットを使うにせよ、ウッドバッグを使うにせよ、それらを 1 年から 2 年、濡らさないように管理する手間隙や場所のコスト、そういうものを勘案すると、大した金額ではないと言えばない。
ただ、乾燥のコツを掴めば、乾燥時間を短縮=燃料費のカット、施設の利用率の向上が見込めます。
特に施設の利用率の向上は最重要課題です。
今は、B 品やコロ薪なども人工乾燥させていますが、こういうものは後回しにしていいと思うんです。
後回しにしている間に多少なりとも乾くでしょうし。
発生した灰をどうするのか、そのコストも考えてく必要があります。

生産が追いついていないこととも重なりますが、今回はたった 16 袋の納品でした。
40 袋積めるトラックなのにです。
しかも帰りに荷物は空気。
これでは、運賃が高くなってしまいます。

さて、どうしたものか。
もう少し考えてみたいと思います。

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