メッシュパレットの中身をひっくり返して取り出したいという件

薪ですがメッシュパレットに入れて乾燥させています。
乾燥後、取り出さないといけないのですが、一度に 36 カゴできますから、結構大変なのです。
これを楽に、安全に、そして、メッシュパレットを痛めずに行う方法を考えています。

色々考えているんですが、方法はいくつかあって、最も安直なのは、回転させるアタッチメントが初めからついているフォークリフトを使う方法です。
この場合、それに対応したパレットが必要になるという問題点があり、現在使っているメッシュパレットは多少の改修が必要です。
それに、リフトを増やしたくありません。

なので、アタッチメントがないかと思って調べてみました。

ありました。

これはこれで問題がありますね。

問題その 1 は、油圧取り出しが必要なので、リフトの改修が必要になる点です。
これは問題外。
そして、問題その 2 は、構造からして、複数台で共用する場合、フォークの長さがあまりに違うとダメ、という点です。
これはさほど重要ではないのですが、問題その 3 は、ハンドパレットトラック同様、パレットに差し込んだり、差し込むポケットがあるバッカンなどに使う場合に、その間隔が一定である必要がある、ということです。

問題その 1 については、園の場合ヒンジ付きがあり、うちにばボブキャットがあるので、爪自体を傾斜させることができます。
ただせいぜい 90° 程度で完全に中身を落とし切るところまで傾けることができません。
天秤状態に近い構造にして、倒すことで重心を移動させて、シリンダーを油圧操作するのではなく、自重て手前に点灯させる構造にすれば、圧油を供給する必要がありません。
ただ、何も対策をしないと、勢いよくひっくり返ることになるので、フォークリフトのシリンダなどがホース破損等の事故の場合でも急激に加工しないようにするためにフローレギュレータバルブというもの組み込まれているのですが、このような流量制限バルブをつけることで、転倒速度を調整することができるのではと思うのです。
あまり明るくないんですが、荷の重さが一定ならば、車のトランクなどに用いられているガスダンパでも同じことができそうな気がしますし、部品点数も少なくて済むのが良いように思います。

ただ、自宅には、ヒンジはありません。
なので、12V のバッテリーで動かせるタイプの油圧ユニットを使って、油圧制御にするのが吉かなと思います。
そうすれば、ワイヤレスですし、EB100 くらいで、相当回数ダンプできるかなと思います。

無線スイッチでダンプ操作するようにすれば、配線も必要ありませんし。
こんなの。これはとんでも無く高いですけどね。

2 に関しては、ピンで固定するのではなく、手間は増えますが、バックレスト等にチェンやワイヤ等で固定することで、爪の長さの違いは吸収できるのではと思います。
少なくとも、園のリフトは 2m 近くあるので、ピンで固定するとなると、相当大きなものになってしまいます。

それで、カスケード社の動画ではわかりづらかったんですが、どうして手前に向いてカゴが転がり落ちないのか、ということですが、上の動画がわかりやすくて、爪が飛びさして引っ掛けています。
ということは、カゴのサイズ(前後の奥行き)が異なると調子が悪いってことですね。
なので、複数の大きさのカゴがある場合、爪を差し込みすぎることのなく、爪があまり隙間がない状態でカゴにかかる位置にくるようにストッパー的なもので調整してやる機能が必要ですね。

たまたま安い IBC コンテナの出品があって、ちょっと千葉で遠いのが難点なんですが、@5,000 円なのです。
上を切って乾燥機のチップを一時保管するのに最適かなと思うわけです。

乾燥させた薪をこういうものを作って、これに供給するためにひっくり返せば、とても便利です。
そして、落ちてくる木屑も IBC コンテナに貯めるわけですよ。
今、フレコンに貯めているんですが、排出するのも手間だし、かなりの頻度で破れてダメになるのです。
それで楽ならまだしも、使い回しだと、裂けたり、スリングが切れたり、輸送の際に変形して転げ落ちそうになったりと、問題が多いのです。

この装置があればカゴから出す人員が削減できますから、選別やカゴ詰めの際の労力がかなりカットされて、生産性が大きく向上しそうな気がします。

まあ、ドラム缶に関しては、アタッチメントを買った ので、円満解決できそうです。
米国倉庫には届いてます。
流石に安売り品だけあって、小汚いですね。

だから、金属なんかは今みたいになんでもごちゃ混ぜでは無く、鉄、アルミ、砲金など、種類ごとにドラム缶を用意して貯めるようにしようと思います。
ペットボトルもドラム缶に貯めて、紙をもっていくタイミングで、反転排出対応のフレコンに移せばいいと思いますし。

色々思いつきはするんですが、薪はとにかく儲からないので、設備投資するためのお金がないってことが最大の問題です。
1t の薪を販売して、経費として 7,000 円ほどしか計上していません。
月に 50t 作れたとしても、35 万円の経費です。
トレーラの維持費だけで半分はないですし、重機類や薪割り機等の設備、乾燥機の燃料代などもここから捻出しないといけませんが、現状は、月に 25t くらい作れているかどうかという状態ですから、察してください。

大日本帝国じゃないけど、気合も大切ではありますが、流石に竹槍では B-29 は撃墜できないと思うんです。
これまた、できることからコツコツと改善していく必要がありますね。
ボチボチ頑張ります。

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