NP2 でソーバーが動かない(降りない)という連絡がありました。
エアを確認してください、ということでいただいた動画ですが、見てみたらバルブが開放されているので圧力が 0 です。
というか、エアゲージ、分かりづらいですね。
緑の範囲でないとだめ、と説明したんですが、確かに緑の範囲ではあります。
エアタンクの横に、
Chainsaw working pressure: 0.40 — 0.45MPa
と表示はあるんですが。。。
いずれにせよ、ソーバーがこのように降りないケースは、空気圧が不足していると思われます。
空気を入れていただいて、無事に動いたと連絡をいただきました。
でも、空気を入れるの大変だっただろうなと思います。
付属のものは、自転車の空気入れみたいなものですから。
コンプレッサがある環境ならいいんですが、あったとしてもさすがに薪製造機のそばにはないと思うんです。
空気入れといえば、薪割り機のタイヤの空気がえらく減っていて、MonotaRO の安物の 12V シーガー電源タイプの空気入れを使って空気を入れたんです。
この時の顛末を時系列的にまとめると
- 12V のシガー電源を使うタイプの空気入れで空気を入れようとした
- シガー差し込みプラグなので、バッテリーから直に電源が取れなかった
- わに口でバッテリーから電源が取れるソケットを買ったら解決するよね?
- でも MonotaRO の空気入れとソケットを買ったら、充電式の空気入れが買えるよね?
- しかも充電式だと圧力を設定しておけば自動的に停止してくれるからさらに便利だよね
という流れで、USB 充電式の空気入れを買ったのでした。
買った時は、2,980 円だったようですが、1,000 円くらい高くなってます。
別にこれでなくてもいいと思うんですが、こういうチャイニーズアイテムは頻繁に値段が乱高下するので、たちまち必要でないなら、じっくりと価格を調べたほうがいいですね。
こんな感じでセットした圧力になると自動的に停止してくれて、とても便利です。
ただ、空気を入れる速度が遅く、時間はかかります。(だからこそ、自動で停止するのはありがたい)
お金に余裕があって、バッテリを持っているなら、マキタのほうがいいでしょうね。
そうそう、これ、USB-C で充電できるんですが、USB-C x USB-C では充電できず、USB-A x USB-C でないとダメです。
ちゃんとした USB-C のポートではないと思われます。
NP1, 2 のエアタンクの周りに余裕がなくて、ワンタッチカプラの接続も結構タイトな感じなので、ここをタイヤのバルブに交換してしまったどうかなということを思いつきました。
それで、現状どうなっているのか観察してみました。
これは園で使っているプロトタイプの NP1 です。
ノギスを持ってなかったので、見た感じになりますが、タンクは 3/8″ G メスだと思います。
もしかしたら、M ネジかもしれませんが、ボンデッドシールが見えますから、平行ネジであることは確かです。
それで、当初はこれを外して直接つけたらと思ったんですが、コンプレッサで入れる人もいるだろうし、すでに出荷しているものも少なくないので、ワンタッチカプラをタイヤのバルブに変換するだけでいいんじゃないかと思いました。
ただ、問題があって、タイヤのバルブなんですが、なぜか NPT しか見つけられません。
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厳密にやるなら、
NPT 1/4″ → R(旧 PT)に変換すればいいんでしょうけど、アホのように高い。
現実的には、シールテープを巻いて、無理やりねじ込めば、真鍮の方はねじ山が痛むでしょうが、0.5Mpa 程度であれば、たいして漏れることもなく、空気を入れるときだけの話ですから、十分実用に耐えるとは思います。
逆に、こんなものをいちいち買うくらいなら、カプラを 1/4″ NPT-F になっているものを輸入したほうが安上がりだと思いますし、スマートです。
写真を撮った時には、このことはまだ思いついていなかったので、カプラの寸法を念のために調べてみようと思います。