薪製造機の問題点

おはようございます。

昨日は生コン打ちの後、原木も入ってきたので、昼から薪製造機を使って作業をしてみました。
夕方、7 時前まで作業をしたのですが、7 カゴ程生産しました。

というわけで、お宮の仕事と雑貨屋の仕事を済ませたら、疲れてすぐに寝てしまいましたが、早く寝たので、早く目が覚めてしまいました。

二度寝しようかと思ったんですが、今日は、朔日なので、のんびりできません。

今日も一日、頑張ります。

2015-04-29 17.19.22

さて、薪製造機ですが、まだまだ使いこなす、という状態には程遠いのですが、いくつか問題に感じる部分があるので、今後の対策を検討する意味と、備忘録を兼ねて記しておこうと思います。

まずは、薪割り速度ですが、能力を上げる改造をしてあるので、標準機よりも 20% 程度、スローなんですが、まあ、それでも 1 秒ほどで割りますから、速度自体には問題はありません。

ただ、改造しても、クスノキなんかの股になった部分だと、噛みこんでしまいますね。

ボブキャットの 20t でも割れないような玉だから、まあ、割れなくて当然なんですが、問題は、割れないことではなくて、噛みこんでしまうと、復旧にすごく時間がかかるということです。

四割ウエッジなのですが、噛みこんだ時、油圧でウエッジを下げられないのは、噛みこんであるものが詰まっている、ということで納得がいくのですが、ウエッジが上限ではないケースでも、上に持ち上げられない状態、上げることも下げることもできない、という状態にジャムることがあります。

ウエッジを持ち上げることができるなら、一番上までリフトアップすれば、ウエッジが外れるので、外してハンマーで叩けばいいんですが、ウエッジが外れない状態だと、薪製造機にウエッジが付いている状態で叩くしかありません。

能力をさらに上げれば解決するのかもしれませんが、それには、フレームを補強する必要も出てくるでしょうし、なによりも、通常時の動作が遅くなりますから、得策とはいえません。

さしあたっては、ジャムった時に、安全、かつ、スピーディーに復旧するための治具を開発する必要がありそうです。

それと、コーンスプリッター導入までは、四割ウエッジで割れそうにない玉は、半分に割るのなら割れると思うのですが、そういうウエッジついてきてないんですよね。

ナマクラでいいのか、という疑問はあるのですが、ナマクラはどの道すぐにだめになると思うので、交換できる構造でつくろうと思います。
焼入れ刃は日本国内で買うと高すぎるので、刃先だけ輸入しようかと思うんですが、送料がクソ高いので、しばらくはナマクラで様子を見ようと思います。
ステンレスで作れば、多少はマシかも。

コーンスプリッターを引っ張りだすまでもないときにウエッジだけ交換して対応できるのであれば、そのほうが早いと思うので、ウエッジ自体は無駄な投資にはならないと思います。

次に、型式的には 36cm の原木まで処理できることになっているのですが、それは真っ直ぐな原木の話であって、曲がっていたりすると、細いものでも簡単に詰まってしまいます。

これは、薪製造機の物理的な構造による制限なので、事前に短く切り、曲がりなどを取り除くなどの下処理をするしかないわけです。

ただ、それで解決するかというと、曲がりのために原木の長さを調整するためのストッパープレートにぶつからない、特に小口径の枝などの場合は、そういう問題点が発生しやすく、微妙に長い不良品ができたりすることがあります。

深視力が弱いので、長さを正確に把握し、より正確な作業ができるように工夫をしてみたいと思います。

ログリフトも、これはこれで便利です。
ただ、やはり、ある程度の長さ、概ね 2.4m 程度はないと、持ち上げることはできても、上手く原木をロードできないので、短いものは、グラップルで掴んで載せたほうが早いです。

曲がりが強い原木もかなりの割合で張入ってくるので、そういうものは短く切り詰めて処理したほうが、詰まったりすることを防止出来るだけでなく、作業自体もスムーズでなので、急がばまわれ状態なんですが、いちいちユンボに乗り降りするのはかなりのロスなので、対策は必要そうです。

で、過去に便利だろうと書いたログソーターですが、うちの場合は問題があることがわかりました。
というのも、動力源がエンジンなんですが、リコイルなので、始動の際にそれなりにエンジンの回りにスペースが必要で、ログソーターを設置すると、エンジンがかけらなくなるのです。
セル付にすれば問題は軽減されるんですが、それでも、エンジンはモータに比べて高さがあるので、原木の曲がった部位や枝、瘤などが、エンジンのマフラーや燃料タンクに干渉し、破損する可能性がありそうです。
無論、ロードの際にエンジン上部に落下するリスクもあるので、エンジンは非常に高額の部品なので、ガードを設置するなど、十分な対策を取り、慎重に作業の流れを検討する必要がありそうです。

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