20t 往復割の怪しい物の価格は $699.99

共同購入で募集しているのと同じような構造の薪割り機は、ホンダウォークからも出てるんですが、まあ、このクラスの、原産国なんかが明らかでない、出自の怪しい薪割り機っていうのは、通常は Brave なんかの半額くらいなんですよね。

例えば、Harbor Freight 20T Log Splitter というものがありますが、これは、$700 ほどしかしません。

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これくらい安ければ、引っかかってもいいか、と思えなくもありませんが、残念なことに、運賃はどちらも同じ、輸入の手間も同じで、その部分が結構高いんで、結局のところ、しっかりした製品のほうが最終的には安く付く、ということは少なくないのです。

メリケン製品は、日本製に比べれば多少性能は落ちるのですが、多少でしかなく、価格が圧倒的に安いので、トータルで考えれば、一番安く上る可能性が高い、バランスの良い製品と思います。

なもんで、共同購入は、まともな Brave というチョイスになっています。

で、予算が厳しい方向けの話ですが、Brave の往復割は、新しくトラクターマウント型もでています。
もともと PowerHorse 時代には存在したものですが、もし、トラクターをお持ちで、そのトラクターに油圧取り出し口があるようならば、こちらも共同購入で取り寄せることができます。

こちらであれば、$700 — $1000 くらいで若干安くなりますし、トラクターにかぎらず、ユンボやユニック、フォークリフトなど、規定の圧力・流量が得られるなら、それ以外の油圧源でも動作します。

自分の経験では、このクラスのものは、概ね 6〜8GPM のフローが必要と思います。
それで、押し側で概ね 8 秒程度のサイクルタイムになります。
サイクルタイムの計算方法や、推力の計算方法は、過去記事にもまとめてありますが、分からなければ、質問してください。

メリットとしては、薪割りを頻繁に行わないケースでは、エンジンや作動油の管理をすべて油圧源で一元的に行えるので、イニシャルコストだけでなく、維持費もセーブできます。
また、トラクターに取り付ければ、自走式になります。

デメリットは、薪割り力は油圧源の能力に依存する点です。
推測になりますが、増速機能(差動回路)は薪割り機の原理的に搭載することは不可能なので、作業性は劣る可能性があります。
ランニングコストは当然高止まります。
トラクターなど高価な機械を使用するので、時間あたりの損料を計算すると高くつくが、既に所有している機械の場合、機械自体のコストは余り考える必要はないケースが多いかと思いますし、むしろ、稼働率があがると言うとはメリットとも考えられなくもありませんので、考え方次第だと思います。
燃料費、という面では、エンジンが大型になる分、不利かもしれません。

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