残念薪はアカメガシワという木のようです

2015-11-14 13.54.49

この粉まみれになっている残念薪ですが、アカメガシワという木のようです。
facebook で教えていただきました。

アカメガシワの葉 出典 http://had0.big.ous.ac.jp

アカメガシワの葉 出典 http://had0.big.ous.ac.jp

アカメガシワの樹皮 出典 http://had0.big.ous.ac.jp

アカメガシワの樹皮 出典 http://had0.big.ous.ac.jp

うん、たしかに、この木だ!

自分で伐ったので、葉の様子なども知っているのですが、見る人が見れば、こんなにボロボロに成った樹皮を見ただけでわかるものなのですね。

さて、犯人ですが、「キクイムシ」というようで、基本的には、導管がある木に繁殖するそうですが、アカメガシワは好んで食べるようですし、さらに、乾燥していると好んで食べる、ということでああいう状態になったようです。

うちの丸太小屋は杉と檜でできているので、キクイムシの被害に合うことはなさそうです。

しかしまあ、考えて見れば、本当にいろいろな木があり、いろいろな昆虫などの生き物がいて、それらが複雑に絡み合って生態系ができているのだな、もし、薪ストーブを使っていなかったら気にもとめないのだろうな、と思います。
そういう身近にある営みについて、ほんの少し、敏感になれた気もしないでもないです。

そう考えると、薪づくりに関しても、熱処理をして、無理やり消毒する、というアプローチがいいのか悪いのか、考えさせられます。

ビジネスで考えれば、「効率」ということも大切ですが、そもそも論として、薪を買って下さる方は、スイッチひとつで暖房でき、コストも安いエアコンなどを使わず、わざわざ手間がかかる薪ストーブを選択しているわけで、そういう人のところに、乾燥機に突っ込んだものを持って行って喜んでいただけるのか、というとなんか違うんじゃないか、と思ったりします。
一方で、キクイムシにより、広葉樹の家具などが粉まみれ、穴だらけ、という状態になる、というのは大問題です。

アカメガシワの薪を選別して販売するようなことは、手間がかかりすぎて見合わないと思うので、実際にはそういうケースはないと思うのですが、根底の経営指針として、しっかりと筋道立てが必要に感じました。

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2 thoughts on “残念薪はアカメガシワという木のようです

  1. アカメガシワって言うんですね~。私もよく山で遭遇するんですがおじいちゃん達はアホの木と呼んでいました(^^;)あっという間に大きくなるし太くなるとそこそこ除去に手間かかるから憎しみが入っているみたいですが・・・

  2. アホの木とは、可哀想な呼び名ですね。
    たしかに、結構早くでかくなりますよね。
    これといって役に立つ木ではないし、今回は、薪にもなりそこなてくれましたし。
    とっても微妙ですね。

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