土地の売買で心配なこと

streetviewいくら安く土地を買っても、後から高く付いては意味が無いですよね。

そういう意味で、一番心配なのは、大谷石の擁壁と、地盤の状態です。

Google Street View でみると、ゆるやかな傾斜地で、お隣と道路との土留に大谷石で擁壁が築造されています。

まあ、それほど高く積んでいるわけではないので後からでもできなくはないし、薪棚などのスペースに使い、崩れたらその時に対策をする、あるいは、擁壁裏を掘削して生コンを流しこんで補強しておく、というのでもいいかとは思うのですが、地面が道路よりも低くなっているように見えるので、盛土するなどの必要性を感じます。

もし、盛土をするとすれば、当然に、この擁壁の高さを高くする必要があるわけで、この上に積もうとは思いません。

道路側は、道路側から作業をすればいいので気が楽ですが、お隣さんとの境界部分は、相隣関係で立ち入らせてもらって作業をする、というよりも、やはり遅かれ早かれなので、事前にやっておきたい気はします。

2m も高さはないので、構造物にならないし、盛土も 30cm 程度でしょうから、宅造法や建築基準法に引っかからないようにして、ブロック積みでもいいんでしょうが、ブロック積みのスキルはないので、40 cm 程度根入れをして、L 型プレキャスト擁壁でやるのが一番いいのかとは思うんですが、業者がやるならいざしらず、素人が DIY したら、境界上なのでトラブルになりそうだし、かと言って、コストがかかるのは困るしで、痛し痒し、というやつですね。

後は地盤。

安い土地で改良なんてしていたら、別の土地が買えてしまいますから、これは非常に由々しき問題。

土地勘があれば、昔のこととか、水のこととか、ある程度分かるんですが、まあこれは本当に博打ですね。

どの道、上物が平屋だし、手作りの小屋だから、そこまで気にすることはないんでしょうし、改良工事自体は、表層であれば DIY できると思うので、それほどコストは掛からないのではと推測してはいるのですが。