太陽熱温水器の顛末

FUJISOL の太陽熱温水器 の件です。

制御器 S-3 かセンサがおかしいのではないかという件ですが、あれはあれで正常だったようです。
販売元に連絡をして、確認しました。

まず、温度表示が「- -」となっているのは、温度が 99°C 以上ということのようです。
そしてこの時にタンクの水位が 25% を下回っていると、WATER LOAD ボタンを押下して電磁弁を操作することができない仕様になっているそうで、これがタンクに注水できない理由でした。
高温の真空管に注水して破損することを防止する機能だと思います。

それと、前にも聞いていたんですが、記憶が曖昧だったことですが、ソレノイドのケーブルには極性はありません。

タンクの外装損傷についてですが、自分は 10 年ほど前のモデルで、外装の素材はガルバです。
タンク自体はステンレスで、その間にウレタンの断熱材が充填してある構造です。
カラスか何かが突いてメッキが傷んだため、一気に腐食が進み、ウレタンが露出しています。
断熱性が低下することはあるんでしょうが、たちまち水漏れして使えないとかそういうことはありません。
単に美観の問題の方が大きいです。
現在のモデルは外装もステンレスになっているそうです。

落差が少ないので、ウッドデッキの屋根に移設しようかと思っています。
新しいタンクを買ったら、サービスで架台(ガルバ製)もつけますよ、ってな話になったんですが、送料・消費税込みで 6 万くらいかかるようです。

架台に関しては今使っているものは設置の際にモルタルで根巻きしてあるので、再利用するのはかなり大変です。
それ以前に、45° の架台で地上設置用なんですよね。
90L のタイプに関しては、地上設置用の架台しかありません。(今も)

架台についてはあればいいけど、なくても特に困らないと言えば困らないのですが、屋根に移設すると、温水管が見えてしまってブサイク、という問題があります。
ただまあ、ポリ管が 1 本、後はセンサのケーブルが 1 本だけなんで、気になって仕方ない、ということにはならないです。

今は地中埋設していますので、今回のようにケーブルが野生動物の攻撃により断線したりするとやりかえるのが大変なんですが、屋根だと露出になるので、その点は管理が楽でいいなと思うところです。

架台に関しては、作り直しが必要になるんですが、固定をどうするのかが問題です。
太陽電池用のキャッチ金物を使ってハゼに固定するのが一番楽そうですが、台風の時に太陽電池のパネルに比べて明らかに風に煽られるので、吹き飛ばされないか少々心配です。

今でも別にお湯が落ちてこないわけではないし、手間がかかる割にほとんどメリットがないので、今のタンクが痛んでどうにもならなくなるまでは、ゴリラテープでもで応急処置をして、時間を稼いだんで十分ではないのか、という気にもなってきました。

今日、園の帰りに、前々から欲しかった猫の絵をついに買ってしまいました。
名付けて、ニャートルズ・ニャビィロードです。
ピクチャーレールを取り付けて早速飾りました。
嬉しくて、しばらく眺めてしまいました。

丸太小屋は基本的にどこを見ても茶色です。
絵は青いので、とても雰囲気が変わりました。

丸太小屋もコツコツ、出来上がっているような、あまり変わらないような。。。
今日は炊事場に給湯器のリモコンもガス屋さんに取り付けてもらいました。
もっとも仮設なので、繋ぎ方も習ったので、ちゃんと壁を作ったら取り付け直さないとなんですが。
炊事場に関しては、これで一旦完成というところでしょうか。
デロンギを専用回路にするという課題はあるんですが。

エアコンも発送されたようです。

コアのサイズをどうするのか、とか、まだ思案しているんですが、φ65mm で十分な気もします。
ただ、リビングの方は、換気機能付きを取り付けたりしようとすると、φ75mm の方がいいような気もするし、コア抜きをするためにいくつものサイズを揃えたくはありません。
Amazon で怪しいものを見たら、数千円なので、業者さんに頼むより SDS のものを買えば、ヒルティもあるので、自分で抜けると思います。

下地センサーは結局 BOSCH を買いました。
けど、多分、石膏は剥がすと思います。
ビスがちゃんと効くか怪しいのと、断熱材がウールなので、コアを抜いたところの防湿処理をやり直す必要があると思うからです。
コアの周りは、乾燥機を作った際の断熱ボードが大量に残っているので、念のため、水に濡れても大丈な断熱材を使ってやりかえた方がいいですね。

まあ、細かいことはモノが届いてから、よく観察してやろうと思います。

もう一つ悩むことは真空ポンプを買うかどうかです。
マンションなんかのエアコンを自分でつけたら数回で元が取れますからね。
あまり好きな仕事ではないですが、エアコンの取り付け工事って、手抜き業社が少なくないですから、自分たちでやった方が確実です。
せっかくなら、マキタのコードレス にしたいところですが、シングルステージポンプで真空到達度が低いのです。
マキタの場合、20Pa で、1Pa は 7.52 ミクロンですから、150 ミクロンということです。
かなり残念な状態で、これが今まで買ってない理由です。

買うなら TA150YA-B かなとは思いますが。
ケースは絶対必要だし。
これなら、1Pa なので、文句なし。

ゲージ類とケース。

トルクレンチとケース。

フレアツール。

カッターなんかは持ってるので必要なし。

レンタルで、1 回、往復送料を入れると、大体 3,500 円程度。
流石に個人では元が取れないので、会社で買うか、よく考えたいと思います。

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5 thoughts on “太陽熱温水器の顛末

  1. 自転車の空気入れみたいな手動の真空ポンプで配管の空気を抜いているのを見たことがあります。

    前の家のエアコンをリコールで付け直すときにそれを使っていたので
    電動の真空ポンプで1時間以上ひけと言ってやらせました。
    真空引きは空気を抜くだけでは無くて、配管内部を真空乾燥させる目的もありますから。

    今は冷媒が色々変わるので大変です。。。
    ダイキンはR32とR407Hをごり押ししてるみたいだし
    PanasonicはR448に行くそうな。
    R449はどうなるのかな?

  2. エアコンを取り付け作業をしたのは 10 年くらい前なので、知識が少々古いんですが、また冷媒が新しくなるんですか。
    それが気になるところで、マニホールドだとか、買い直さないといけなくなるのは嫌かなと思います。
    あと、冷媒が抜けてしまったりというような場合に、自力でうんぬんするつもりはさらさらないので、マキタのバッテリータイプなら純正のゲージとホースで小一万くらいですみ、それなりに引くだけの作業なら十分(だけど、中がきちんと綺麗になるかは謎)かなと思わなくもありません。
    それでも 10 台くらい据えてレンタル費用とトントン、エアコンの取り付けは工賃も安いので、人件費まで含めて回収するとなると、マンションなどで一括で何十台もやる場合には、職人さんに頼んだ方がかえって安いこともあるし、難しいところですね。
    新しい冷媒になったらどうなるのか、勉強した方がいいですね。

  3. アマゾンで手動ポンプが3000円未満で購入可能です。銅配管の水分と空気はある程度抜けます。全閉して高圧側を90度あけ数秒、後低圧側のでべそを押す方法がありますがどちらがよいかは判断迷います。一度手動で真空化して、マノメーターでマイナス圧力をはかってみましたがほどほどの圧力でした。ご検討を。ただパージは環境上進められませんのでアマゾンで中華製のセットを1万程度で販売していますのでそれがベストかもしれません。数回ならつかえます。但し変換配管が必要になる場合があります。車用の真空引きセットの販売の場合が多いので。
    参考URL https://www.amazon.co.jp/Pittsburgh-Automotive-%E6%89%8B%E5%8B%95%E7%9C%9F%E7%A9%BA%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88-%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%82%B3%E3%83%B3%E7%A7%BB%E8%A8%AD-%E4%B8%A6%E8%A1%8C%E8%BC%B8%E5%85%A5%E5%93%81/dp/B00ESQUHP0

  4. 情報ありがとうございます。

    色々な選択肢がありますね。
    ただ、個人的にはその選択はしないと思います。

    エアコンは、冷蔵庫の次くらいに消費電力が大きいのではないかと思っています。
    なので、そこそこの性能のものを、確実に施工したいと思っています。

    多分、今回もレンタルするような気がしないでもないです。
    他にもいるものがたくさんありすぎて、使用の頻度がかなり低いですからね。

  5. フロン冷媒はいろんな規制でころころ変わります。
    大型ならレトロフィットも有りなんですけどね~

    今の冷媒は擬共沸混合冷媒なので、R22の頃の様に冷媒でエアパージを行うと
    沸点の低い冷媒から抜けることになり
    混合冷媒の混合比が変わるから冷媒の性能が落ちてしまいます。

    だから真空引き必須ですし、ガス漏れを起こした時は追加チャージでは無くて
    冷媒を回収→真空引き→ガスチャージしてください。

    ついでながら冷凍機オイルもエステル系なので鉱物系よりも吸水性が高く
    ガス漏れを起こし完全にガスが抜けて空気が混入した状態で長期間放置された場合
    オイルもダメになっています。

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