PREDATOR のオイル注入口のサイズ

低価格な往復タイプの薪割り機 PREDATOR についてです。
園でテストしていたものを少し前に引き上げてきています。

今日は雨なので、外の仕事もできないし、このところ特に休みもなかったので、買い出しに出かけることにしたんですが、前にも書いた通り、オイル注入口ですが、3/4″ よりも大きくて、Brave 用のブリーザーキャップやフィルタ類を取り付けることができなかった のですが、多分 1″ かなと思いつつ、念のために現物を持っていって、サイズを調べることにしました。

結論を書くと 1″ でした。
それで、持っている Zinga のフィルタは 3/4″ なので、そのままだと取り付けることができないので、1″ を 3/4″ に変換するブッシングを買ってきました。
買ったブッシングのネジは何も書いていないので、R/Rc だと思います。
Zinga は NTP なのですが、樹脂製だし、そもそも圧力がさほどかかるわけでもないので、2, 3 山でもかかっていれば、機能はするだろうということで、一旦試してみようと思います。
それ以前に、PREDATOR の方も R/Rc だか、NPT だかわかってませんし。

変換せずにそのまま 1″ にハマるものはないかと思ったら、別にきっちりした金属製である必要はないのですが、Dynamic の DB40-16 が 1″ NTP なので、そのまま行けるんじゃないかと思いますが、3/4″ だと、ただのブリーザーキャップが $5 くらいなのに $20 近くするんです。
Zinga のフィルタよりも高い。。。
ちょっと微妙なので、もうちょっと安いものがないか、探してみた方がいいかもしれません。

それと、もう一つの懸案事項として、シリンダロッドが保護されていないというのがあります。
これもどうするのか考えているんですが、手っ取り早いところで、フォークリフトであるとか、ユンボであるとかのシリンダ保護グッズが流用できないものかな、と思います。

ただまあ、低価格が売りの PREDATOR なので、あまりコストをかけては意味がありません。
ヤンマーの ViO の 3 型から投入されたシリンダ保護板バネみたいな、もう少しシンプルなものをポリカ板などで簡便に作って対処できないものかと思います。

これについても、追々やっていこうと思います。

それで、PERADATOR の次回の入荷のお知らせです。
2 台オーダーしたつもりが何故か 3 台通っていたものが倉庫に到着して、先週輸出の手続きを開始しました。
概ね 2 ヶ月程度で届くと思われます。
PREDATOR 3 台と Brave 24t が 2 台、それ以外の小物が 1 パレットで、運賃がおそらく 30 万では足りないと思うくらいかかり、本体自体も値上がりしていますので、前回よりも 2 割程度高くなるかなと思うところです。
このモデルに関しては、原則引き取り、組み立て動作を確認して引き渡しして、その後は無保証ということで、安さ最優先で行こうと思っています。

それはそうと、太陽熱温水器のセンサーの配線ですが、保護したらどうかと思うわけですが、引き込み部分の部品の名前がわからなかったんですが、ようやくわかりました。

エントランスキャップ

というようです、未来工業の場合。
在庫のパイプの寸法がいくつかわからなかったので、買ってくることはできませんでした。

ずっと放置している低電圧のガーデンライト周りですが、チャージコントローラを収納するボックスを購入しました。
近いうちになんとかしたいと思います。

太陽熱温水器についてなんですが、このところガス代などが値上がりしていて、今までいくらかかっているか特に意識していなかったんですが、3,000 円くらいかかっていたことが判明しました。
今までは基本料金(最低料金)の 1,000 円で収まっていたわけですから、シャワーなどを使うとかなりのコスト増です。
5 号がやってきたし、炊事場を作ってガスコンロを使ったり、食器洗い機もお湯をつかつので、まあ仕方のないことではありますが、月 3,000 円だと、今までよりも 2,000 円増えるので、年間 24,000 円ほど、4 年で 10 万かかってしまいます。
なので、ガス給湯器に太陽熱温水器のお湯をミキシングバルブを介して供給しようと思ったんですが、国内で買うと、太陽熱温水器の値段が昔の倍くらいしてしまっていて、投資を回収するのにかかる時間がとても長くなっていることに気づきました。
20 万投資すると、工事費(配管の材料)などを含めると、業者に頼むと 30 万くらいかかることいなりますからね。
単純計算で、回収するのに 12.5 年もかかります。
実際には、雨の日もあり、その日はガスの使用量を減らすことは難しいので、回収までの時間がもっと長くかかる可能性がありますし。

それで、Alibaba を調べてみたら、向こうではかなり安いことが判明しました。
落ち着いたらこれも輸入してみようと思います。

太陽熱温水器は、モータなどの部品がないので基本的に腐食などがなければ寿命は半永久的なもので、導入後には燃料等不要ですからランニングコストは限りなく 0 に近く、当然ですが、燃料を使わないのだから CO2 も出なければ、核廃棄物も出ません。
そういう意味ではかなり優秀な持続可能エネルギーだと思うんですけど、なんで流行らないのか不思議です。

漆喰うま~くヌレール

昨日チップの量を検出するセンサが届いたということだったので、園に取りに行きました。
これは長くなりそうなので、また別エントリーにしたいと思います。

薪割り機の出荷をしたかったんですが、入金が遅れているようで、時間を潰さないといけません。

とりあえず、昨日、太陽熱温水器のセンサーが長すぎた問題に対処するためにエミフル松前の隣の DCM ダイキに買い出しに出かけました。
それ以外にも、この前の水道工事で 13, 16, 20, 25 のソケットやらチーズやらエルボやらキャップやらで道具箱が溢れかえっているので、それらを分けてしまう箱も欲しかったのです。

そうこうしていると、うま~くヌレールの大きなディスプレイがありました。
漆喰なのに簡単に塗れるという触れ込みの商品です。
興味津々でガン見をしていたら、店員さんがやってきて、いろいろ説明してくれるんですけど、一番気になっていることはズバリ、「うま~くヌレール」の名前の通り、簡単塗れるのか、この 1 点に尽きるわけですよ。

そうすると、なんと、「じゃあ塗ってみますか」ということになりました。
実演コーナーまで用意されているじゃありませんか。
上が重松が塗ったところです。
下は 5 号が塗りました。

大きい缶 2 缶くらい必要になるかも、ということだったんですが、とりあえず 1 缶お買い上げです。

石膏ボードなんですがパテはしなくていいみたいで、専用の目地テープも買いました。

あと、コテとコテ板も。

うーん、フルセットですね。

石膏ボードの場合、シーラーは塗らなくていいということでした。

後は、無印良品に行って、普通に買い物をして、なんだかんだで夕方になったので、発送を諦めてやむなく撤収です。

太陽熱温水器ですが、とりあえず、センサ周りは修理しました。
R 1/2″ みたいなので、ソケットと両ネジニップルを買ってきて延長して固定しました。

錆びて穴が空いている箇所の修理ですが、とりあえずゴリラテープを貼っておきました。
耐久(耐候)性はちょっと不明。
アルミテープの方が良かったかもしれません。
色もシルバーだったらいいんでしょうが、まあ、気にしないことにします。

元々はこんな感じ。

明日は、センサーのテストをしたいと思います。
明日と明後日は Y くんがきてくれるので、Y くんには石垣の目塗りをやってもらって、5 号にはうま〜くヌレールを塗るための足場の仮設をやってもらおうと思います。

太陽熱温水器の顛末

FUJISOL の太陽熱温水器 の件です。

制御器 S-3 かセンサがおかしいのではないかという件ですが、あれはあれで正常だったようです。
販売元に連絡をして、確認しました。

まず、温度表示が「- -」となっているのは、温度が 99°C 以上ということのようです。
そしてこの時にタンクの水位が 25% を下回っていると、WATER LOAD ボタンを押下して電磁弁を操作することができない仕様になっているそうで、これがタンクに注水できない理由でした。
高温の真空管に注水して破損することを防止する機能だと思います。

それと、前にも聞いていたんですが、記憶が曖昧だったことですが、ソレノイドのケーブルには極性はありません。

タンクの外装損傷についてですが、自分は 10 年ほど前のモデルで、外装の素材はガルバです。
タンク自体はステンレスで、その間にウレタンの断熱材が充填してある構造です。
カラスか何かが突いてメッキが傷んだため、一気に腐食が進み、ウレタンが露出しています。
断熱性が低下することはあるんでしょうが、たちまち水漏れして使えないとかそういうことはありません。
単に美観の問題の方が大きいです。
現在のモデルは外装もステンレスになっているそうです。

落差が少ないので、ウッドデッキの屋根に移設しようかと思っています。
新しいタンクを買ったら、サービスで架台(ガルバ製)もつけますよ、ってな話になったんですが、送料・消費税込みで 6 万くらいかかるようです。

架台に関しては今使っているものは設置の際にモルタルで根巻きしてあるので、再利用するのはかなり大変です。
それ以前に、45° の架台で地上設置用なんですよね。
90L のタイプに関しては、地上設置用の架台しかありません。(今も)

架台についてはあればいいけど、なくても特に困らないと言えば困らないのですが、屋根に移設すると、温水管が見えてしまってブサイク、という問題があります。
ただまあ、ポリ管が 1 本、後はセンサのケーブルが 1 本だけなんで、気になって仕方ない、ということにはならないです。

今は地中埋設していますので、今回のようにケーブルが野生動物の攻撃により断線したりするとやりかえるのが大変なんですが、屋根だと露出になるので、その点は管理が楽でいいなと思うところです。

架台に関しては、作り直しが必要になるんですが、固定をどうするのかが問題です。
太陽電池用のキャッチ金物を使ってハゼに固定するのが一番楽そうですが、台風の時に太陽電池のパネルに比べて明らかに風に煽られるので、吹き飛ばされないか少々心配です。

今でも別にお湯が落ちてこないわけではないし、手間がかかる割にほとんどメリットがないので、今のタンクが痛んでどうにもならなくなるまでは、ゴリラテープでもで応急処置をして、時間を稼いだんで十分ではないのか、という気にもなってきました。

今日、園の帰りに、前々から欲しかった猫の絵をついに買ってしまいました。
名付けて、ニャートルズ・ニャビィロードです。
ピクチャーレールを取り付けて早速飾りました。
嬉しくて、しばらく眺めてしまいました。

丸太小屋は基本的にどこを見ても茶色です。
絵は青いので、とても雰囲気が変わりました。

丸太小屋もコツコツ、出来上がっているような、あまり変わらないような。。。
今日は炊事場に給湯器のリモコンもガス屋さんに取り付けてもらいました。
もっとも仮設なので、繋ぎ方も習ったので、ちゃんと壁を作ったら取り付け直さないとなんですが。
炊事場に関しては、これで一旦完成というところでしょうか。
デロンギを専用回路にするという課題はあるんですが。

エアコンも発送されたようです。

コアのサイズをどうするのか、とか、まだ思案しているんですが、φ65mm で十分な気もします。
ただ、リビングの方は、換気機能付きを取り付けたりしようとすると、φ75mm の方がいいような気もするし、コア抜きをするためにいくつものサイズを揃えたくはありません。
Amazon で怪しいものを見たら、数千円なので、業者さんに頼むより SDS のものを買えば、ヒルティもあるので、自分で抜けると思います。

下地センサーは結局 BOSCH を買いました。
けど、多分、石膏は剥がすと思います。
ビスがちゃんと効くか怪しいのと、断熱材がウールなので、コアを抜いたところの防湿処理をやり直す必要があると思うからです。
コアの周りは、乾燥機を作った際の断熱ボードが大量に残っているので、念のため、水に濡れても大丈な断熱材を使ってやりかえた方がいいですね。

まあ、細かいことはモノが届いてから、よく観察してやろうと思います。

もう一つ悩むことは真空ポンプを買うかどうかです。
マンションなんかのエアコンを自分でつけたら数回で元が取れますからね。
あまり好きな仕事ではないですが、エアコンの取り付け工事って、手抜き業社が少なくないですから、自分たちでやった方が確実です。
せっかくなら、マキタのコードレス にしたいところですが、シングルステージポンプで真空到達度が低いのです。
マキタの場合、20Pa で、1Pa は 7.52 ミクロンですから、150 ミクロンということです。
かなり残念な状態で、これが今まで買ってない理由です。

買うなら TA150YA-B かなとは思いますが。
ケースは絶対必要だし。
これなら、1Pa なので、文句なし。

ゲージ類とケース。

トルクレンチとケース。

フレアツール。

カッターなんかは持ってるので必要なし。

レンタルで、1 回、往復送料を入れると、大体 3,500 円程度。
流石に個人では元が取れないので、会社で買うか、よく考えたいと思います。

太陽熱温水器は直ったと思います

今日は神社の祭日でした。
予報では午後から天気は崩れるような感じだったんですけど、蓋を開けてみると、結局夕方まで晴れてました。
少々蒸し暑い感じでしたが、お参りは多かったです。

午後から昨日やりかけていた太陽熱温水器の修理の続きをしました。

ワイヤもですが、コンプレッサや高圧洗浄機なんかも用意して、準備万端のつもりが、パイプを外して水を送ったらすんなり復旧しました。
なんだったのかよく分かりませんが、最初から水温が表示されていたので、センサの接触とか、そういう次元の問題だったのか、多少なりとも昨日、水を送ろうとしたことが良かったのか。
兎にも角にも、タンクに注水できて、水温や水量が計測できているので、しばらくは様子見です。
様子見、といっても晴れてくれないことには運転の具合の確認のしようもないのですが。。。

夕方の時点では、水温が 24°C → 28°C に上昇していたので、おそらく直ったように思います。

見ての通り、ケーブル類が這いずり回っているし、特にセンサのケーブルは、窓から引き込んでいる状態で仮設もいいところなので、動作に問題がないなら、綺麗に隠蔽したいと思いますが、また壊れたら面倒くさいので、どう隠すか、悩ましいところです。

S-3 に関して言えば、壁に取り付けたとしても、配線類を隠蔽することができるようなデザインにはなってないです。

ソレノイドにパルスを印加するためのワイヤが 2 本のケーブルが 1 本、センサ類ですが 4 本、おそらくですが、水位が 2 本、水温が 2 本のケーブルが 1 本です。
後は、電源 100V です。

なもんで、100V のコンセントが 1, 電話線用のチップを使って、隙間はグロメットで埋めるとかしすれば、それなりの収まるんじゃないかと思ったり思わなかったりします。

ブッシング付き、というものもあるよう。
こっちを使えば、隙間は埋めなくていいですね。

まあ、おいおいやっていこうと思います。

温水器は拍子抜けするくらい時間がかからなかったので、小屋の周りを洗いました。

山側のトラフですが、大雨が降ると、かなりの水が擁壁から出るので設けてあります。
この間、太陽電池周りの草を刈ったものが風で飛んで入り込んでいて汚れていました。
敷いているレンガは、古い焼却炉を解体したときの廃材なんですが、耐熱レンガなので、しっけたりして苔が生えるとクロックだとよく滑ります。
これらを洗いました。

木工の細かな木屑がウッドデッキの下に溜まっていて、多少は掃いたんですが、この際なので丸洗いしました。

これくらいまでは調子が良かったんですが、軽トラックを洗っていると、水圧が上がらなくなってしまいました。
しばらく休んで冷えたのか、そうすると、また使えるようにはなったんですが、すぐにモータが回りっぱなしになって、スイッチでも止まりません。
かれこれ使っているので寿命かもしれません。

買い換えるなら、K3 くらいが良い気がしますが、そうすると、ワンタッチになっているのでホースのコネクタの形状が異なります。社外品の高圧ホースを使っているので、コネクタ類を書い直す必要が出てきてしいます。
まあ、ガンもかれこれだし、サイクロンノズルも調子が悪いので、一式新調した方がいいんでしょうが。
K3 の場合、50Hz と 60Hz とがあるようです。
水冷になって、静かになるし、高圧をワンタッチにすればホース類をしまうのが楽になります。
ただまあ、コネクタを買い直すので 3 万くらいの出費は覚悟しないといけません。
エアコンも買ったし、実にタイミングが悪いです。
ないと困るけど、それほど使用頻度が高いわけでもないので、来月まで悩みたいと思います。

太陽光発電ですが、これは母屋の方の余剰なんですが、よく考えると丸太小屋よりも先に設置しています。
丸太小屋の方は、2011 年に建てて、その後に設置したんで、これもかれこれ 10 年で、FIT 買い取り卒業間近だと思うんですが、母屋の方は多分卒業している気がします。
電気代なんかは、母屋の方で母が払っているんですが、買い取り終了したらどうなるのか知りませんけど、その辺確認した方が良さそうです。
4kW ほどではありますが、5 円とか 10 円で売れるとして、放置すれば 0 円なら、四国電力のような大手さんに寄付する必要はありませんから。

それで、買い取りになっているとしてもかなり安いんじゃないかなと思うわけです。

クラウドファンディングでレーザー彫刻機を買った、ということを書いたかと思うんですが、その時にちょっと気になるものを見たんです。

サイクルが 6,000 回で、5kWh 貯められるという触れ込みです。
単純計算で、1kWh あたり 25 円とすると、6,000 x 5 x 25 = 75 万ですので、およそ半額ってことになります。
いい面だけ見ると、6,000 回使用した後も、工場のテストでは 70% 程度の容量があるとか主張していますね。
まあ、太陽光発電でチャージする場合、パネル代は別途かかりますし、毎日晴れていて満タンに充電して、それをすっからかんになるまで使い切ることもないでしょう。

この手のアイテムは日進月歩ですから、1 年ごとにかなりの進歩があるので、買い時が難しいところです。

現実問題、停電の確率は極めて低く、昼間であれば既存の太陽電池で非常用電源は取れます。
スマホ等の充電程度なら、この間に余裕でしょうし、マキタの工具用のリチウム電池もたくさんあるわけで、これに充電しておくこともできます。
発電機もあるし、トラックから抜けば、軽油もたくさんあるわけです。
アウトドア等で使えるような大きさ・重さでもありません。

まあ、贅沢を言えばキリがないのですが、35 万ほどで、2,000W, 5kWh のバックアップ電源という選択肢が用意された、このことはつまり、エアコンとか、電子レンジとか、電気ポットとか、そういうのをガンガン使えば別ですけど、そうでないなら、ちょっとしたコテージなんかだと、もはや商用電源は要らないレベルってことかなと思うのです。

どれくらい電気を作って使っているのか、まずはそのデータをとって、可視化して、ライフスタイルを変更せずに必要となる蓄電池の容量などを把握していく必要がある気がします。

とはいえ、HEMS とか、その金で蓄電池を据えた方がご利益がありそうな気もしないでもない。

このスマートプラグで十分ですね。
この前買ったスマートプラグには消費電力を把握する機能はありませんでした。

あ、太陽電池ですが、架台が錆びてきていたので、MonotaRO のパチモンローバルで補修しました、5 号が。

太陽熱温水器の配線の復旧案

太陽熱温水器ですが、制御器とセンサーと両方を交換して復旧したのですが、問題はセンサです。

センサは配線の長さが 24m ほどあるのですが、古いものは途中が断線して継いであるんですが、コンクリート基礎に打ち込んであるので、その部分に関しては交換することができません。

無論新たに張り直してもいいんですが、小屋ができてから 5, 6 年で、その間に 2 回壊れました。
壊れた理由がよくわかりませんが、まあ、多分、動物の仕業だと思うので、この際だから修理しやすいようにしようと思うわけです。

S-3 については、猫パンチの可能性が濃厚なので、ケースに入れたほうがいいと思います。
安くないので。

前回断線した時には、インターフォンの 4 芯のケーブルを買ってきて細工したのですが、元の線もインターフォンの線も細くて、細工が面倒くさかったのです。

そこでふと思ったのが、RJ-11, あるいは RJ-45 コネクタを使ったらどうかということです。

圧着工具やテスタ類を持っている(けど、どこにしまったか忘れてはいますが。。。)ので、一旦両端をコネクタで加工してやれば、ケーブルの断線については、今後は確認が楽になるので、原因の切り分けの手間がずいぶんと省けます。

また、センサー部や、マイコン部を交換する際も、コネクタなのでワンタッチになるうえ、はんだ付け等が不要で、圧着なのでより確実に結線できるかなと思うのです。

埋め込んである部分が仮に断線していたとしても、例えば、電話や LAN ケーブルであれば、ケーブル自体に屋外の架空配線用に予めメッセンジャーワイヤが撚ってあるものだとか、強い被覆のものとか、環境に合わせてケーブルを選定できますし、通信線なので、ノイズ対策のレベルも選べると思うのです。

コネクタはオスなので、ケーブル同志の接続は、そのままではオス・オスになって繋がらないので、接続するためのメス・メスの継手があるので、これを使えば簡単ですし、値段も RJ-45 でも 300 円/個 なので、いちいちはんだ付けする手間を思えば安いものです。

PF 管でさやを作って、導線ワイヤーでセンサに付属しているオリジナルケーブルを引き回そうかと思ったんですが、数年に一度なら、そこまでの手間をかけるのも面倒なので、行き当たりばったりの対症療法で、いかに手抜きをして動かすか考えたほうが良さげです。

まあ、まずは、工具を探すところからですかね。

PCM というもの

facebook で教えてもらったんですが、太陽熱温水器で水ではなく PCM という物質に蓄熱し、その中に熱交換用のコイルを仕込むもの があるそうです。
日本にはまだ 3 件しか導入されていないそうですが。

それで、面白そうだなとは思ったんですが、PCM って初めて聞くものなんですが、原理的には、物質が液体から固体になる時に大量に熱を放出する(逆に個体を液体にするために大量のエネルギーを消費する=蓄熱する)という性質を利用するものなんだそうです。
日本語では潜熱蓄熱材、というようです。

ちょっと水の 42kJ/kg が意味不明です。
氷 → 水なら、335kJ/kg のはずです。
水を 1°C 温度を上げるのに必要なエネルギーが 1kcal = 4.2kJ です。
意味がよくわからないですが、要するに、おもに中温度域で暖房・温熱用として使用する 酢酸ナトリウム 3 水塩(CH3COONa・3H2O) は、水に比べて図を鵜呑みにすれば、同じエネルギーを蓄えるのに必要な重量は 1/6 で済む、ということかなと思います。

それで、じゃあいくらするのよ、ということですが、「第176回 夏炉冬扇 – その1」で自作カイロの話があって、その中で

酢酸ナトリウムは白いサラサラの結晶で、500g入りが800円で売っています

といことなので、1kg あたり 1,600 円くらいってことですね。
さっとググったら、それくらいのようです。

3 水塩なので、酢酸ナトリウム 1 mol に対して水が 3 mol で、82g に対して水 54g ということも書いてありますから、つまり 3 水塩の重さのうち酢酸ナトリウムの重さは約 60% ということになります。
つまり、1kg の酢酸ナトリウム 3 水塩は、約 1,000 円分の酢酸ナトリウムが必要、ということになります。

これをうまく使い、薪ストーブの熱エネルギーを蓄熱する仕掛けが作れると面白いことができそうだなと思いました。

イメージとしては、ATO のウッドボイラーのような構造で、薪ストーブをウォータージャケットならぬ PCM ジャケットで囲うのです。
そうすることで、ストーブの火室は PCM に熱を奪われますので、必要な部分はしっかりとブリックやバーミキュライトで断熱してやる必要があるでしょうが、基本的に薄く作れるので、ストーブ本体は相当軽量になると思うのです。
PCM 自体は液体なので、タンクに入れて少量づつ輸送することができるため、配送や設置の際のコストが押さえられるんじゃないかと思います。
ただまあ、PCM 自体がどれくらいの温度で気化するのか、ということが問題になるんでしょうが。

後これからのシーズンの暑さ対策ですが、

とかも、同じ原理ですね。

14°C で凍るのが味噌みたいですから、その温度が凝固点の PCM が手に入れば、このベストは簡単に自作できそうです。

夏場の薪作業、地鎮祭などの外祭や空調のない兼務社など、暑いのが苦手だし、自作してみると面白いかもしれません。

硫酸ナトリウム (10水和物) 500g で 2,400 円 なので、1kg あたり 4,800 円です。

TechKewlTM Cooling Vests の場合、400g のクールパックを 4 つ、つまり、1.6kg 装着しているようで、クールパックの値段は 33,000 円なので、加工されると、1kg あたり 20,625 円ですね。

車中泊にも応用できないもんでしょうかね。
氷のように氷点下にする必要はなく、冷凍庫ではなくて、冷蔵庫で蓄冷できると思うのですが。

それはそうと、今日、6 月 6 日は、おニャー様との出会いの日 です。
2 年前の今日から夢のような幸せな日々が始まりました。
これからもずっと元気で兄弟仲良く楽しく暮らそうね。