チャイニーズ薪割り機 LS26T/37T

今日は神社の祭日でした。
朝は激しい雨で暇だろうなと思ったんですが、すっとこどっこい、それなりにおまりがありました。
15 時から地鎮祭もあって、そこそこ忙しかったです。
薪割り機の配達ツアーと、その後のヘッド引き取りなどで、長距離運転が続いていた上に睡眠時間も十分ではなかったので、今日は神社の仕事だけで終了にしました。
薪割り機の発送等は明日に持ち越したいと思います。

さて、チャイニーズ品の修理用部品として、コントロールバルブの適合について問い合わせがありました。

こう言っては身もふたもないんですが、使っていない機種なので、こちらでは正確なことは全くわかりません。
ざっと調べると、LS26T/37T 用として、カップリングだのコントロールバルブなどを販売しているサイトがあります。

きちんと仕様を記載していないのですが、Prince Mfg の LS-3000 には種類がありまして、うちで扱っているものは LS-3000-1 という型番になります。
このモデルは各ポートが NPT, 米式のテーパーネジになっています。

メーカーのカタログによると、他にも、2, 9 があり、当方の仕入れ先には 6 があります。
9 型は BSPP(英式ネジ)で、2 型は NPT なんですが 1 型と IN/OUT のポートサイズが違います。
6 型は SAE(米式並行ネジ)です。
9 型は見たことないので、多分というか、上記のものは NPT で、もしかしたら SAE かなくらいに思っているんです。
今のところ知り得るバリエーション的にいえば、テーパーネジなら NPT ということになるし、仮に 2 型であったとしても、1 型の方が IN/OUT が大きいので、小さく変換するので問題は生じにくいです。
シリンダに直付けする場合の A/B ポートのサイズは同じですから。

よって、LEON STOVE の情報を信用すれば、LS26/37 のネジがテーパーなら、NPT だろうな、ということになります。

ネジの見分け方です。
過去の記事に書いています。

LS26/37T に関しては、薪割り機の本場、米国向けの製品で、仕様も米国で一般的な NPT, SAE, JIC などの 管用ネジ の規格に合致するものになっていると思われます。

その前提で書きますが、それぞれの見分け方です。

まず NPT。
これは、National Pipe Taper の略で、Taper = テーパーです。
テーパーネジというのは、要するにタケノコのように先に行くに従って細くなるネジです。

出典 MonotaRO

ちょっと大袈裟な図ですけど、まあ、オスの場合、先に行くに従って細くなっている様子が見て取れると思います。
実物はここまで極端ではありません。

それに対して、SAE や JIC は平行ネジといって、先端と根元とで太さが変わりません。

テーパーネジはネジ山同士の締め付けにより油が漏れないようにする仕組みなのですが、一般的にはシールテープであるとか、シール材が併用されます。
その構造から、締め付けて行っても完全にネジ山が見えなくなるほど締め付けられないため、シールテープやシール材が見えていることになります。(ごく稀に低圧や負圧の箇所に関しては、シール材が併用されていない場合も見受けられます)

コントロールバルブに接続されているホース等の継手のネジの様子をよく観察してみてください。

平行ネジの場合は、外してみないとわかりません。
SAE は O リングがあり、JIC の場合はシート面があります。

まあ、過去に何度も似たことを説明していますので、さらに掘り下げたい場合、検索機能等を使っていただければと思います。

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