新穀感謝祭

今日は兼務神社の新穀感謝祭でした。

神宮大麻をはじめて、ご神札の頒布始めもかねているので、久しぶりに各地区の代表の方、当該地では協議員というのですが、多くの方が参列されました。
5 月は木から落ちてケガをしていたので、自分にとっては今年これが初めてであり、再度の機会でもあったんですが。

祭典の方は粛々と無事に執り行われました。

お供物、神饌といいますけど、自分は自分の考えで加工品も OK というか、むしろ加工品の方が多いような感じです。

神饌とは、御饌みけとも言って、お祭りなどで神様に献上するお食事のことです。神様にお食事を差し上げておもてなしをして、そのお下がりを参列した人たちでいただく行為・「神人共食しんじんきょうしょく」が、日本の祭りの特徴であるとも言われています。
お供えする品目は、主食としてのお米を始め、お酒、お餅、海魚、川魚、野鳥、水鳥、海菜、野菜、お菓子、お塩、お水を基本としつつ、地元の産物が捧げられたり、お祭りの軽重によって種類・数が増減したりもします。また地域によっては、歴史的に特別な由来のある神饌が捧げられなど、我々が長い歴史の中で育んできた食文化が反映されているのです。また神饌には、生のまま供えられる生饌せいせんと、調理したものをお供えする熟饌じゅくせんがあります。
神社では、定期的な大きなお祭り以外にも、お日供として毎日、神饌を捧げるお祭りが行われています。家庭での神棚へのお供えも、これに準じて、お米、お酒、お塩、お水を基本として、その時々に応じて餅やお菓子、魚や野菜を供えてみてはいかがでしょう。
(『お宮と私たち』135頁・『神道辞典』205頁参照)

多くの方は生の魚や野菜、果物などを並べることを想起されるかもしれませんが、伊勢神宮の日別朝夕大御饌祭では調理をされたもををお供えします。

まあ、そんなこんなで、今回のお供えですが、前々から気になっていたフルーツタルトをお菓子に選びました。
ちょっとお高かったんですけど。

あと、今回からビールもお供えすることにしました。
時代というかなんというか、日本酒についてはもちろん今まで通りにお供えをしているのですが、神社の境内の整備等の奉仕作業に地域の方が参加してくださった場合、お下がりとしてビール等があった場合、その方が喜んでいただける(ように感じる)のです。
その日に単に買ってきたものではなく、催事で神饌として奉納したもののほうが、上記の神人共食に近く、ふさわしいのではないかと思うからです。

新穀感謝祭も、12 月の第一日曜日に後 2 社のみとなりました。
今年も残すところ後わずかですが、ボチボチ頑張りたいと思います。

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