草刈りアタッチメントの試作品を発注しました。
以前、クサカルゴン を使っていたのですが、あらかた作業をしたので、売却してしまいました。
今だと新車のジムニーくらいの価格です。
とても高くて買えないので、安く作ることにしたわけです。
試作の費用としてはこんなものです。
日本側での受け取りにかなりの費用がかかります。
前回、0.9m3 で、28,355 円かかっているので、今回も大体そのくらい、そして消費税などを含めると、27 万くらいかかることになります。
もっとも、35, 38, 40mm のブラケットを作ったり、替え刃もワンセット追加してあるので、そのあたりだけで $300 くらいはかかっています。
量産すれば、仕入れを 20 万以下に抑えることはできそうです。
ブラケットについては、ボスを交換可能にすることで、もっとコストを抑えられるし、ブラケット本体をサイズごとに在庫しなくても済みます。
ただ、このやり方だと、ブラケットとボスとの間にもガタが生じるし、クイックヒッチで使いづらいのです。
ブラケットの取り付けについては、向きや位置が変えられるのと、写真のように自在にすることもできるし、ピンの取り付け方により固定してしまうこともできますので、現場にあわせて柔軟に変更できるのはメリットかと思います。
写真を見てわかる通り、モータにドレンがあるので、それをチェックバルブを介して戻り配管に合流させています。
ここまで書けば、大抵の人はピンとくると思いますが、チエックバルブがそういう取り付け方をしてあると、配管の流れが一方通行になります。
つまり、草刈機を逆転できません。
過去の経験からして、逆転させて絡まっているものが取れるようなことはあまりないし、そもそもそうそう絡まったりするものではないんですが、逆転できないよりは逆転できた方がいいかなと思うのです。
とりあえず、設計した回路図を書いて送っておきましたが、モータの詳しい仕様を聞いていないので、背圧などの関係で無理が出ないか、その辺は工業の技術者に確認してもらう必要がありそうです。
毎日草がぐんぐん伸びているので、テストも兼ねて、草刈りをどんどんしたいタイミングではありますが、制作には一月くらいかかるそうなので、輸送を含めると届くのは 9 月か 10 月になりそうです。
その頃になると、草刈りの需要も一気に減ると思うので、発売するとして来年になりそうです。