コマツユンボのホース修理

昨日 K さんから PC20 のホースが傷んだと連絡がありました。
口金がわからないので外してみてもらったんですが、今朝、写真をもらったんですが、めねじのメスシートだということがわかります。
となると、オカダかニューマですね。

どちらもうちには金具がありません。
なので、うちで作る場合は変換金具を使う必要があります。

まず、変換なしの値段を調べてみました。
ホースの長さは 1.4m 必要だそうです。

大体 7,000 — 9,000 円ですね。
ホース屋さんで作ってもらうよりは多少安い感じ。
ただ、納期がかかります。

1.5m だと即日ですが、ちょっと長いので、収まりが悪いかもしれません。

次にシート面を変換する場合。

東空 → オカダの変換です。
かなり高くて、2 つ必要なので、4,000 円ほど。

もう一つの案として、両端を R で作って、G のめねじメスシートに変換する方法。

これだと、一気に安くなりますね。
ホースの側の金具も多少安かったと思うし。
これが一番安くできそうです。

と、ここまで調べたら。。。
K 興業さんからメッセージが。。。

コマツはミリネジです。オカダはガスネジなので、合いません!

なんということでしょう。
というこは、R → コマツミリネジの変換作戦ですね。

写真で見る限り、レンチのサイズは 24mm くらいに見えます。

ということは、ネジは M18 くらいの可能性が高く、適合するのは R 3/8 ということになります。
うーん、そのサイズの R の口金を持ってません。。。
今回は難しいかも。

日立 ZX35U 用のクイックヒッチ

古くなって修理が増えてきた ViO30 の代わりに日立の ZX35U を導入しようと思うのですが、クイックヒッチがないため、作成することにしました。

前回、氏子さんに頼まれたものは、きっちりのサイズで作ったので、取り付けの際かなりきっちりと位置合わせをしないといけなかったのですが、ヤンマーの純正クイックヒッチは結構サイズが緩いので、サイズを測ってみました。
ViO30 のアーム幅は 140mm なのですが、ヒッチの先端は 120mm と -20mm サイズが違います。
それだけではなく、先端部分も少しカットしてありますね。
さらにピンを掴む形状にも工夫が見られます。

アタッチメント類は ViO30 と共用するので、次のような仕様にしてみました。

  • ベースマシン側 アーム幅 145mm, ピン径 40mm, CTC 190mm
  • クックヒッチ側 アーム幅 125mm, ピン径 35 — 40mm (主に 38mm), CTC 190mm

簡単に掴めないようだと、コストをかけて油圧化したり、ローテーターがついているものを作成しても意味がないので、まずは基本的な性能を磨いてから、次のステップに進もうと思います。

そんなこんなで、クイックヒッチの打ち合わせが終わったら、配達に出発です。
まず、広島に NCγ(ねこちょっぷがんま) を届けます。
結構いい草刈機だと思うんですけどね。。。鳴かず飛ばずです。

その後、長野に向かいますが、今日は岐阜で一泊の予定です。

久しぶりの山岡家です。
毎度安定の塩豚骨です。
しかし、店員さん募集の給料の額が 1,500 円を超えていますね。

明日は、オガサワラ林業さんを訪問します。
楽しみです。

兼務神社で草刈りでした

今日は兼務神社の宇佐八幡神社で草刈りでした。
自分は懸案の道路に迫り出している枝の手入れです。
秘密兵器(?)の NCΔ(ねこちょっぷでるた)を投入しました。

NC(ねこちょっぷ)シリーズですが、

  • NCα 枝切り機(頓挫)
  • NCβ コーンスプリッタ(計画のみ)
  • NCγ ハンマーナイフモア(販売済み)
  • NCΔ ヘッジトリマー(量産中)
  • NCε 枝切り機(試作中)

という感じです。

剪定がとっても楽になりました。
高いところも楽々。
4.5m 以上届くので、道路の建築限界を確保することができます。
民法が改正されて枝のはみ出しなどについて、対応せず放置すると自力救済することができ、その際の費用を求償できるようになったようなので、神社といえども樹木等の管理はより厳正に、地域に迷惑をかけないように営繕していかなければなりません。

能力的にもうちょっと太いものが切れたらなというところでしょうか。
せいぜい小指くらいまでですかね。
親指くらいまでの枝が切れればだいぶ違うんですが。
モータの選定がまずい気がします。
もっと低速・高トルク型にして、回転部分をもっと重たく作り、かつ、ダブルリリーフバルブで流量を調整したいところです。
ただまあ、現状使えないわけでもないし、あまり凝ったものを作って値段が上がっては意味がないですしね。
量産すれば、コストを一気に押し下げることができるんでしょうが、現状でも国産品の 1/5 は実現できているので、価格を維持したまま、国産にどこまで近づけるか、という感じです。

で、この試作品、ブラケットのサイズを間違えられているんですよ。
いや、工場にはちゃんと図面を送っているのに、異様に小さいサイズで作られてしまい、あらかじめ作ってあったブラケットに取り付かないので、どこかのおじさんが延長コードを使って半自動溶接機でちょいちょいと間に合わせて点付して、まにあわせで取り付けたんですが。。。
噛み込んで、その時に力が瞬間的に加わったのかな。。。
取れてしまいました。
高いところで取れなくてよかった。
ちゃんと溶接してもらおうと思います。

一応、γ(がんま)の方も持ってきていたので、そっちで竹藪退治の続きをしました。
こっちはやっぱり蔓には弱いです。
が、だんだんコツを掴んできたので、蔓もある程度は処理できるようになってきました。
ただまあ、素直にハサミで切ったほうが早いかも。

そんなこんなで、帰ってからは、ポンプの修理です。
手が濡れているので、写真は撮ってませんが、結論から書くと、ゴムの弁が劣化して変形、それでポンプの内部の水がボーリング側に流れるのか、汲み上げができなくなっていただけのようです。
ゴムを清掃してからアンギラスで掴んで形を整え、組み込み直したら無事に組み上げました。

Amazon で急ぎで取り寄せたポンプは使いませんでした。
でもまあ、開封したので返品もできないし、増圧ポンプとしてはカタログスペックを見る限りかなり使えそうなので、組み込んでみようと思います。

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で、地面にどうパイプを埋めたか、絶対忘れるとわかっているので、記録写真をちゃんと撮っていたわけです。

分岐の後で、丸太小屋に向かうパイプに増圧ポンプを取り付けて、水量を確保できるように工事をしたいと思います。

今回の断水で太陽熱温水器のタンクの水があって、トイレなどの給水に利用できたのは便利でした。
重力で落ちてくるから、ポンプが故障したり、停電しても、最低限の水は確保できているわけです。
ただ量が少ない。。。
もう少しお湯が欲しいというのもあるので、増設するのもいいかなと思いました。
こっちもボチボチ進めていこうと思います。

NCΔ(ねこちょっぷでるた)出撃!

ヘッジトリマーのアタッチメント NCΔ(ねこちょっぷでるた)、テストに出撃であります!

届いたものの図面と違うサイズで作られてどうしたものかと思っていたんですが、プレートを作り直すのも面倒になって、ブラケットを直接溶接してしまいました。
カプラも違うものがついているので交換です。

結果はまあ見ての通りですが、普通のヘッジトリマーと同じで、太いものは切れませんね。。。
アタッチメントだから、もう少し強いかと思ったんですが。
動画は使い始めだけど、しばらくして慣れると、それなりに作業できるようになりました。
ただ、振動が大きいのと、かなり流量を絞らないと早く動き過ぎます。
スピコンはほぼほぼ絞り切っている状態ですが、それでも早すぎるので、モーターをもっと大きくしてトルクを上げた方がいい気がしますが、強くすると他も強化しないといけない=コストが上がる、ということにもなりかねないですし。
正直、滅多に使うものではないし、とにかく安いことが重要に思うのと、まだ色々判断できるほど使い込んでいないので、少量増産して、モニターで使ってもらいに詰めていく必要があるかなと思う所です。
角度の調整のブラケットは。。。
あったら便利な気もしますが、着脱の際に傾くので、個人的にはない方がいいような気がしてきました。

現在の NC シリーズですが。。。

  • NCα(試作 1 台のみ) カッター付きグラップル(稼動刃)
  • NCβ(計画のみ) グラップル(ローテータ付き)+コーンスプリッタ
  • NCγ(試作 1 台、量産型 3 台稼働中、在庫 1 台、追加生産中) ハンマーナイフモア
  • NCΔ(2 台試作中) ヘッジトリマー ヘッド固定式, 角度調整付き 各 1 台
  • NCε(1 台設計中) カッター付きグラップル(固定刃)

というところです。
NCγ の追加生産分はほぼほぼできあがっていて、ゴールデンウィーク明けくらいに入荷すると思います。

今日は本来は、兼務神社の伐採木の片付けの予定だったんですが。。。
予定以外にテストを始めてしまったので、片付けきれませんでした。
早めに片付けてしまおうと思います。

ちょっと大きなハンマーナイフ草刈機 NCγ(ねこちょっぷがんま)

今日は M くんが手伝いに来てくれました。
5 号と M くんはお宮で、トイレを解体した時に集めておいた瓦の洗浄です。
自分はその間に通関に行きました。

今回は、SOC コンテナなので、コンテナ自体も通関しないといけません。

コンテナには、次の3つの輸入形態が考えられます。

1-1.容器として輸入されるコンテナ(コンテナ条約適用コンテナの場合)
  →PKI等(コンテナリスト)による輸入通関

1-2.容器として輸入されるコンテナ(コンテナ条約適用外コンテナの場合)
  →税関の登録が必要(PAI-MCI(コンテナ輸入許可))

2.貨物として輸入されるコンテナ(キャンピングカー、倉庫等に利用されるもの)
  →IDCによる輸入通関

今回のケースは 2 に該当するので、IDC による輸入通関ということになるわけですが、IDC ってなにかというと、普通に通関することのようです。
というわけで、無事に許可になりました。

戻って、ちょっと大きな NCγ(ねこちょっぷがんま)の納品に出かけました。
ベースマシンが 4t なので、刈幅が 1,000mm のちょっとワイドなタイプです。

クイックがついていないので、今回ワンタッチも作ってみたわけですが、塗装がニップルにまでかかっているので、ニップルは交換しました。
取り付けてみると。。。 NCγ は問題ないんですが、純正バケットはちょっときついです。
きっちり作りすぎたようで、グラインダーで削って調整しておきました。
ワンタッチの分、多少ホースが長くなるかなと思ったんですが、実際に取り付けて測ってみると 1.6m くらいホースが必要でした。
一旦お宮に戻って、ホース屋ねこのしっぽ、他人様のホースを作るのは 2 回目ですが、なんとかできたような気がします。
で、ホースを取り付けに戻ったんですが、元々の口金はニューマなので、東空に交換しないとなんですが、固くて外れません。
モンキーでやったら、モンキーが折れて吹っ飛びました。。。
本日、敢えなく退散です。
ちゃんとした工具を買った方が良いようです。

金具サイズ (mm) ナット/スパナサイズ (mm) ダッシュ呼称 実内径 (mm) 実内径 (インチ)
3 -02 3.6 1/8
5 -03 4.8 3/16
6 19 -04 6.3 1/4
8 -05 7.9 5/16
9 22 -06 9.5 3/8
12 27 -08 12.7 1/2
15 30・32 -10 15.9 5/8
19 36 -12 19.0 3/4
25 41 -16 25.4 1
32 50 -20 31.8 1 1/4
38 60 -24 38.1 1 1/2
50 70 -32 50.6 2

とりあえず、19, 27, 36, 41 は持っておいた方が良さそうです。

1,000mm とクイックヒッチは、受注生産です。

NCγ(ねこちょっぷがんま)初出荷です!

タビープロダクツのお助けアタッチメントシリーズの第 3 段、ハンマーナイフ草刈り機の NCγ(ねこちょっぷがんま)をモニター出荷しました。
前の方に縦に 2 段になっているのがそうです。
いや、佐川の集荷に電話したら、いつもの Y 氏が今日明日お休みで、前にお世話になっていた K 氏が出たんですが、聞いてないから、ターミナルに持ち込んでという話になってしまいました。
箱をまとめるのに帯鉄がお宮なので、お宮によって作業をしたんですが、今日は午前中、小学生が遠足で来てくれてその対応があったので、作業自体が午後からで、本当は港にブレイブ薪割り機を輸出でも行っていきたかったんですが、そっちは先送りにしました。
ちょっとお待ちいただいてい規格外 400kg を配達も済ませました。

NCγ(ねこちょっぷがんま)ですが、本当に自信作。
ネットでよく似たものがたくさんある(そりゃ、出所がチャイナですから。。。)んですが、これ、結構苦労して工場と折衝して、作ってます。

モニター販売を開始しました。

通常価格よりも 10% off になります。
在庫僅少です。。。
バックオーダーでも、今ご注文していただくと梅雨前に届く予定です!

機械式のクイックアダプター(ピンの抜き差しなくアタッチメントが交換できるようになるアダプター)とのセットも可能です。
ぜひ、お問い合わせ ください。