ラジコン草刈機は NS シリーズという名前になりました

最近、薪割り機に続いて、草刈機に力を入れています。
中でも最も力を入れているのがラジコン草刈機、それもディーゼルエンジン搭載のハンマー破砕モデルです。
名前をどうしようかと思っていたのですが、猫の爪研ぎみたいだということで、NS(ねこすくらっち)となりました。
動画のモデルは NS2 です。
一回り大きな NS1、芝刈りと同じロータリー式の NS3 の 3 兄弟です。
値段をどうするか、散々悩んだんですが、当面の価格は、NS1 が 60 万円、NS2 を 40 万円、NS3 を 30 万円にしようと思います。
とはいえ、資金が乏しいので、先行量産するのは NS1 のみとなりそうです。

NS1 は NS1 で、現状未解決の問題があるんです。
それは、エンジンが停止できない、ということなんですが、いや全く止められないというわけではなくて、手動でしか停止できないのです。
リモコンでスタートできるですが、停止ができないのなら、つけてても意味がない気がするので、次回からは省くことにしました。
リモートスタートを除くことで $30 ほど生産コストを下げられます。
原価で 6,000 円なので、上代(定価)だと、10,000 円下げられることになります。
エンジンの停止が電気的に可能になれば、リモートスタート/ストップは追加します。

あと、これは深く追求しても仕方がないことだと思うんですが、エンジンはやはりヤンマーを乗せたいわけです。
が、よくわからない YARMAX というのを持ってきて、これヤンマーだからと主張しているのです。
いや、違うし。
とはいえ、L100 を載せるとなると、多分価格を 100 万円くらいに設定しないといけなくなると思うんですね。
そうなると、多くの人は有名国産メーカ品と比較することになり、アフターのサービス網などを含めて太刀打ちできないので、方向性としては正しくないと思います。
なので、エンジンはチャイニーズ品で、工場側のチョイスに任せようと思います。

それと、コンテナで打ち合わせに来てくれたお客さんから、新造の方を買ってくださる旨、連絡をいただきました。
本当に試作だの、薪割り機の量産(在庫)だのでお店の運営資金がカツカツなので、ヤードの休憩ハウスに加工したいところですが、コンテナは輸入のたびに増えていくので、今回は販売することにします。
今後、コンテナ販売、コンテナハウス製造、コンテナハウス用トレーラシャーシ製造、これらを事業に追加したいと思います。

今日は一日なので、午前中は神社でしたが、午後からはチップ作業でした。
それで、ふるい機の様子をよくよく観察しているのですが、明らかに設計に失敗しています。
左右に排出口があるのですが、ふるう速度よりも排出する速度が圧倒的に遅いのです。
特に下側は製品の出口になるのですが、95% 以上が製品なので、出口で渋滞が発生していて、作業に時間がものすごくかかっています。
ふるい機の構造は極めてシンプルで、バネで支持してある傾けて取り付けてある箱があり、その箱を振動モータで揺らします。
箱にはスクリーンがあって、通り抜けたものが下から、通り抜けなかったものが上から出てくるだけの話です。
なので、箱自体を深くなるように嵩上げして、下側の高さを高くし、その分、出口も背が高くなる=排出速度が速くなる、という改造をしたいと思います。

乾燥ですが、ようやく 100°C に到達しました。
今まさに薪の中で水分が沸騰、水は蒸気になると 1,700 倍に膨らみ、薪が爆裂して木口から蒸気が噴出する状態が発生します。
最終的には、薪の中心の温度は 110 — 115°C にまで達します。
こうして芯までしっかり乾いた虫やカビも消毒された清潔な状態爆裂乾燥薪(K さん命名)がわずか一週間で仕上がるのでした。

珍しく順調に仕事が進んで、少し時間に余裕があったので、帰りにアイソウさんに寄りました。
ストーブが新しくなったので、新しいヤカンが欲しかったのです。
本来ならば グランマーカッパーケトル 一択なんでしょうが、モノがいいのは重々承知ですが、それでも高すぎて手が出ません。。。
で、ヤカンを買いに行ったのに、5 号がセールで最大 7 割引だから、一周するべきというので一周したら、広告の品をお買い上げしてしまいました。
配達まで待てないから、ムリをいって、バラして梱包してもらって、粉まみれのダンプに積んで帰りました。
あ、アイソウさんには、ホーローのやかんは野田琺瑯のものが 2 タイプ x 2 色の 4 種で、ちょっと選択肢が少なすぎたので、今回は見送りです。
もう、早く帰りたくて帰りたくて、エミフルでも見ようと思っていたんですが、急いで家に帰ってしまいました。
ヤカンは手に入らなかったので、今あるものを磨いて当面はしのごうと思います。

お宮に戻ると、基礎工事がまたまた進んでいます。
最初、こんな小さな基礎に 70 万もかかるのかと思いましたが、連日職人さん 3 人でひたすら作業している様子を見ると、納得しています。

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