大割りすぎるものを割り直す作業に Igland WR6 が欲しいのですが、予算が全く足りないので、Ram Splitter SSAH20 を便利にしようと、色々 画策 していますが、高速化については、棚上げしたままでした。
そんな中、以前、シリンダの動作の高速化として、油圧差動回路 について書きましたが、これを自動的に実現するバルブがあることがわかりました。
要するに、間に挟むだけ、後は勝手に速くなる、その便利アイテムの名は、「増速バルブ」というようです。
薪製造機に掛けられない太すぎる原木を小割り(下処理)する方法について調べており、マルショウ技研 さんも同じアプローチを取っていると推測しているのですが、その方法が謎なので、国内に未知の小割りアタッチメントがあるのかと思って、調査をしています。
その過程で、目的のものではなかったのですが、オカダアイヨン の アイヨン与作 が引っかかってきたのですが、能書きを読んでいると、
高性能の増速バルブを標準装備。スピーディで静かな作業を実現しました。
と書いてあり、増速バルブの存在を知ることができました。
動作原理が不明の Rapid Extend Spool Valve は、デテント機能と、増速機能を、コントロールバルブに集約した商品だったのかもしれません。
増速バルブは、サエキエンジニアリング のページに製品とその概略がありました。
ただ、今回も能力的に適合しませんね。
圧力は、3,000 psi、流量は 17 gpm なので、20MPa, 70L/min くらいの能力が必要ですが、ZV35-40-21 は 40L/min なので、使えません。
増速バルブは、増速弁、スピードアップバルブなどと表記されていることがあるようなのですが、本当に求める機能を実現するものなのか、ということも含めて、調査を継続したいと思います。