電動式薪割り機、嫁ぐ

一番最初に買った薪割り機は、電動の 7t でした。

この頃は、まだ周りに薪ストーブユーザの知り合いがいなかったため、電動とエンジン式の違い、あるいはトン数など、そういうことが全然わからなかったですし、ハイガー産業あたりの「35t 割れないものはない」というような広告を見ても、すごいね、位にしか思わなかったわけですが。

なので、自分に適したものをチョイスすることができませんでした。

実際、電動薪割り機については、自分の環境では全く役に立たないものでしたし、多くの人にとて使えないものですから、良心の問題があり、中古でも売る気はしなかった為、倉庫の肥やしになっていました。

いつもお世話になっている同業の滋賀県の K さんから電話をもらい、年配の方がピザ薪を作るために必要、ということで相談を受けたので、使っていないのでお譲りすることにしました。

薪割り機については、ファイヤーサイドの Paul さんがとても素晴らしいエッセイを書かれています。

この中に、電動の薪割り機について、

電気式薪割り機

電気式は小型です。利点は音が静かで収納が楽なことです。
たいてい40cm程度の長さまで薪ができます。
欠点は力がないので直径の大きい木や節や脇目のある木が割りにくい!
そしてストロークが遅いので時間がかかります。
電気式よりも斧で割った方が早いことでしょう!
つまり電気式の薪割り機は斧が使えない人に向いています。

と書いてありますが、つまり、斧が使えない人以外には毒にも薬にもならない、ただ単に大きくて重たい道具である、という点です。

音が静か、というのもあくまでも「エンジン式」と比べての話であって、騒音に関しては、電動のチェンソーにも言えることですが、住宅街ではクレームになる可能性がある、かなり大きなものです。

収納が楽、というのものこれも微妙。

エンジン式の場合、タイヤが大きいので、本体自体が 3 倍くらい重くても、移動自体は楽です。

電動の場合、コンクリート舗装してあるような場所ならいいですが、土の上を引っ張るのはかなりの重労働です。

今回は、ニーズに合致していると思うので、黄色の電動くんには、第二の人生、しっかりと働いてもらいたいと思います。

さて、こんなに小さくても 60kg くらいはあったと思うんですが、どうやって送りましょうかね。。。

K さん、まだ風邪が治らなくて、24 時間飲まず食わず、なので、発送までもう少しお待ち下さい。

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4 thoughts on “電動式薪割り機、嫁ぐ

  1. 家にも電動7トンがあります。
    まぁまぁ使いましたが、今はお蔵入りです。

    子供と2人でやるときに使ったりしていました。

    後は枝などの細めのを半分に割る時は斧よりもやりやすいので活躍して居ましたが
    今はキンクラでやっているから、出番が本当になくなりました。

    エンジン式の油圧ポンプにでも繋ぐことが出来れば、又使い道が出来る鴨ですが。。。

  2. うちは空き缶とか、一斗缶とかを潰せるように改造しようと思っていたんですが、そこまでの手間ひまかけて、空き缶を売る必要はないかと思い、そのまま放置してました。
    まあ、皆通る道のようですね。

  3. 同じものだとおもいますが、5年くらい前にコンデンサ交換した以外止まることなく使ってます。毎年個人で原木3-4トン程度です。最大の欠点は動作する人と、玉切りした薪をセットする人の2名体制でないと効率悪く辛い点ですね。
    今直径60cmオーバーのケヤキがゴロゴロしていてBRAVE20tに惹かれてブログ拝見してます

  4. コンデンサは、オクで安く売ってますね。
    嫁ぎ先でも、おじいさんの内職のお供に活躍して欲しいと思います。
    フットスイッチに改造しようかと思ったのですが、それ以前でしたので、結局、改造することもなく、お蔵入りしてました。
    ケヤキの場合、割るというよりも、切る、ということができる薪割り機でないと、ぐじゃぐじゃになってしまう、裂きイカみたいなものが大量にできてもかさばるし、だったら、縦に挽いてしまったほうが楽だし、その辺、諦める勘所が難しい感じがします。

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