薪割り機のタンクフレーム作り

今日は薪割り機のお客さんが午前中に実機の試用に来られて、気に入っていただけたので、午後から組み立てをしました。

それで、メリケンあるあるじゃないけど、コントロールバルブに取り付ける 90° エルボの Hosebarb が足りなかったんです。
どこかに予備を買ってあったと思ったんですけど、組み立て中は見当たらなくて、組み立て終わってから、一つ出てきて最後の一個だったんで、これを取り寄せておかないといけません。

世代によって若干パーツが異なるんですが、Hosebarb は基本的に樹脂製で、結構組み立てる時にネジ山が斜めになってダメになったり、あと、テーパーなので、締め付けると、ネジ山で密閉するため、再利用はあまりよろしくないと個人的には思うので、金属製のものと何かあった後は交換してもらうように準備していたわけです。

それで、なんで薪割り機のタンクフレーム作りなのかというと、タンクの溶接不良などの不具合があった場合、このタンクフレームは、とにかく形がいびつ過ぎて、アメリカから持ってくるのは運賃がかかり過ぎてしまうため、交換用のタンクを国産化してストックしておこう、と思うのです。
20t, または 13t を電動化する場合には、モーター用のタンクフレームを作る必要があります。

エルボだけとったら、米国内運賃が無駄なので、必要なものをまとめて注文したいと思うわけです。

そうなると、アメリカから取り寄せた方が良いと思われる部材は、

weld-in port flanges, これは、3 つ必要で、それぞれ、

  • 作動油の注ぎ口(キャップで蓋をしてある部分)
  • ストレーナー付の作動油取り出し口
  • 戻し口

です。

注ぎ口ですが、交換用のキャップを取り寄せた ことがありますが、その時に 3/4″ NPT と判明しています。
また、戻し口も、金属製に交換したので、3/4″ NPT と判明しています。

現状、レベルゲージ兼ねているのですが、新しくタンクを作る場合、ゲージは別につけて、ブリーザキャップはフィルタの機能がしっかりしたものを使いたいかなと思っています。

問題はストレーナー周りです。

Y さん情報で、詳細判明していますが、ストレーナーに関しては、どこのものかわかりません。
ZINGA のものかなと思いますが、タンクフレームは奥行きがないので、かなり短いストレーナで、少なくともいつも買っているお店 2 件にはそれらしいものがなかったのです。

説明書のパーツリストには 4″ suction strainer としか書いてありません。
とりあえず、純正品を取り寄せたら、箱に入ってたら、メーカー等が分かるかもしれません。

写真から判断すると、六角の部分が 2″ で、ネジの部分は大体 1.8″ くらいだったので、1-3/4″ の NPT かなと思うところです。なので、2″ と 1-3/4″ と、どちらも取り寄せて、現物あわせするのが一番かなと思います。
ただ、パーツリストを見ると、2″ の下は 1-1/2″ しかありません。
仮に、1-3/4″ だった時には、まあ、その時はその時で考えるしかなさそうです。

あとはスピンドルです。
これは、フレームに溶接して取り付いているため、部品では取れません。

大昔にベルコンを作ろうとして買ってある、Ultra-Tow Axle Spindle がどこかに転がっていると思うし、それ用にタイヤも転がっているので、薪割り機の方のタイヤやスピンドルと比べてみようと思います。

それで、フレームの、鋼材と鋼材の加工、塗装費などの加工全般のコストを無視して、輸入する部材のコストをどんぶりで推定すると、

  • Weld-in port flanges 3 x $5 = $15
  • Suction filter $15
  • Elbow + Hose barb $15
  • Axle Spindle 2 x $15 = $30

といったところです。

案ずるより産むが易しとも言いますし、とりあえず、Weld-in port flanges に関しては、取り寄せるだけ取り寄せてみようと思います、エルボと一緒に。

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